師走

12月になり、2020年もいよいよ残り1か月を切りました。
12月といえば師走ですが、一説によるとその由来は忙しさに師が走り回るというところからきているそうです。
年末は、1年の締めくくりや新年の準備をしたりと何かと忙しい時期になりますので、非常に的を射ている表現ではないでしょうか。
残り数週間、年の瀬に慌てて息切れしてしまわないよう、公私共々やるべきことを整理してなるべく来年に持ち越さないようにしたいと思います。

セルフネグレクトについて

先日、某番組にてセルフネグレクトについての特集が組まれていたので拝見しました。
セルフネグレクトとは?
生活環境や栄養状態が悪化しているのに、それを改善しようという気力を失い、周囲に助けを求めない状態を指し、家族との死別や病気等、陥るきっかけは様々です。(ネット記事より抜粋)
番組で取り上げられた事例は、一見すると普通のサラリーマンの方で、生計の面では特に課題がないのに対し、自宅では生活サイクルが崩壊し、ごみが散乱しているというものでした。
このように、誰にでも陥る可能性があり、自覚するのが難しく、支援に結び付きにくいのがセルフネグレクトの特徴ということです。その為、地域での「孤立」を防ぐことが、セルフネグレクトのを防ぐことにもつながると言えます。一方で、高齢者や児童のいる世帯と比べ、若者の単身世帯等は、一見すると見守りの必要性を感じることが難しく、普段の様子を知らなければ小さな変化に気付きにくいのではないかと思います。
地域のつながりの大切さを改めて感じるとともに、幅広い世代が交流でき、支え合える仕組み作りについて考えていきたいと感じました。

養成研修会に参加して

本日11/25(水)、宮若市社会福祉センターで、日常生活自立支援事業生活支援員養成研修が開催され、参加しました。午前中は制度の概要や生活支援員の役割についての講義が行われ、専門員との関係性や支援の際の注意点などを確認しました。
午後は実際に支援中のAさんの事例について、考察や質疑応答が行われました。金銭管理だけでなく、生活を支えることを意識して、また、今日学んだことや感じたことを忘れずに、今後の業務にいかしていきたいと思います。

嘉麻市の民話

今日は、紅葉が綺麗に見える場所はないかなと稲築公園を訪れてみました。
そこで河童の像を見つけて、ふと疑問。
稲築ではマスコットとして親しまれている河童ですが、そのルーツはどこにあるのでしょうか。

妖怪や伝説上の生き物として日本の各地で言い伝えが残る河童は、水神またはその仮の姿ともいわれています。遠賀川を始め昔から水が豊富だった嘉麻市にも河童にまつわる民話が各地に残っています。
     (嘉麻市観光ポータルより抜粋)

調べたところ、どうやら民話に基づいているとのことです。
また、行政区によっても民話の内容が異なり、土地柄や教えなどが根本にあるということも分かりました。

知っているようで知らなかった部分。嘉麻市のことをまた一つ知る機会になりました。

多様性の尊重

先日とある番組でジェンダーバイアスが取り上げられ、嘉麻市の取り組みが紹介されていました。
男女共同参画推進課が中心となり、小学校の授業で男女の役割のイメージ等について学ぶ時間を設けたということです。
また、違う番組では各地の大学で行われているミス・ミスターコンについて取り上げられており、性差別や外見差別の観点から、その在り方が変わってきているそうです。
昨今はLGBT等の言葉を頻繁に耳にするようになる等、多様性の尊重について、社会の関心が徐々に高まってきていることが窺えます。
誰もが自分らしく生きられる社会の実現に向けて、今後必要な取り組みについて改めて考えるきっかけになりました。

思いやりの大切さ

先日テレビで、愛媛県にて発足した「シトラスリボンプロジェクト」についての特集が組まれていました。
昨今はコロナ禍の影響で、とにかく感染を防ぐという意識が生活の中心にあると思います。その一方で、感染による差別や偏見が、感染リスク以上に生活の緊張を高める結果に繋がっているとも感じます。
「シトラスリボンプロジェクト」は、感染したとしても安心して過ごせるまちづくりに着目しており、感染が確認された地域・人々への理解や思いやりの大事さに気づくことができました。
第三波が危ぶまれる今、コロナ禍との向き合い方を今一度考えたいと思います。