乳がんの不安

かま自立相談支援センターで相談を受けたAさんから、乳がんについて教えてほしいと電話がありました。Aさんには難病がありますが、様々な理由から長年受診していませんでした。センターで支援するようになり、経済的に安定したため、医療機関につないだところ、医師から乳がん検査を受けるように勧められたそうです。男性が乳がんにかかるとは思っていなかったため、驚いて連絡をくれました。
私は医師ではないので詳しくは分かりませんが、以前マンモグラフィーの検査を受けた際に、担当してくれた医師から男性でも乳がんにかかる方がおられると聞いていたため、Aさんにそのことを伝えました。
診察の際に、パニックになってしまい詳しい説明を聞くことができなかったとの事だったため、まずは検査を勧める心配な要素があるのか尋ねてみてはどうかと提案しました。
白衣症候群という言葉があるように、白衣を着た医師の前に出ると緊張したり、聞きづらいと感じてしまうことがありますが、まずは、会話をすることで信頼関係ができ、その後の診察もスムーズに受けることができると思います。
それは、相談援助の場面においてもあることです。緊張感を与えないように、表情や話し方、口調など気をつけたいと思います。