第4回生活困窮者自立支援全国研究交流大会(2日目)

11月12日の研究交流大会は、高知県立大学永国寺キャンパスで開催され、「必須事業の実現に向けて〜家計相談支援の原点に戻る〜」の分科会に参加しました。
午前中は、3つの市が行っている家計相談支援事業の取り組みや課題を聞き、家計相談支援の役割や必要性を改めて学びました。また、家計相談を行う中で大切なことは、相談者と一緒に家計の状況を見える化し、どうやって相談者の意欲を引き出すかであることを再認識しました。
午後からは、多重債務、無料低額診療事業、障がいのある人の家計相談支援についての講演がありました。債務整理を行うにあたって、なぜ借金をしなければならなかったのかを明らかにすること。また、その人の人生を否定するのではなく、寄り添って支援していくことこそが重要であると確認しました。

生活困窮者自立支援法が施行され3年目を迎え、法改正を前に厚生労働省でどのような事項が検討されているのか話しを聞くことができました。2日間の学びを明日からの相談支援に生かしていきたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です