嘉麻市社協だよりの今月の一冊を読んだ方から、「子どもの貧困について分かりやすく書かれた本があるよ」と著者 湯浅誠さんの『「なんとかする」子どもの貧困』(角川新書)を紹介してもらいましたので、読んでみました。
著者は、できるところから一ミリを動かすことが、子どもの貧困対策につながるということを、子ども食堂など、全国で実際に行われている活動の紹介をしつつ説明しています。
ある校長先生は、こども支援プロジェクトが想像を超える反響で、「私たちの目に見えている部分は非常に少ないんだな」と痛感したそうです。
訪問による学習支援や交流の場づくりなど、全国の取り組みを知ることができ、子ども達の未来から地域づくりを考える良い機会となりました。
これからは、「目に見えていないもの」を意識して、地域に出て行こうと思いました。