水俣でのフィールドワーク

今日は、10周年記念事業事前学習のフィールドワークを水俣で行いました。
初めに、水俣病原点の地である百間排水口を見学し、その後、水俣病歴史考証館に行きました。
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考証館では、たくさんの資料を見せていただき、水俣病の歴史を振り返りました。また、職員の永野さんから、水俣病の患者であることをなかなか言えなかったことや、今、なお、声に出せない複雑な思いを抱えておられる方が多いことも伺いました。
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次に、社会福祉法人さかえの杜「ほっとはうす」におじゃましました。ここは、水俣病の患者さんや障がいを持つ方が働き、集い、交流する場です。ちょうど宗像中学校の生徒さんが来られていて「水俣病から宝物を伝えるプログラム」で6名の方から話を伺いました。
水俣病の辛い経験だけではなく、今を生き生きと過ごしておられること、同じ病気で困っている方を思いやる気持ちも語られました。
人と人がつながることの大切さと支えあうことの尊さを教えていただいた貴重な時間となりました。

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