南阿蘇支援竹田ベースキャンプ49日目

6月15日、今日の南阿蘇は天候にも恵まれ、爽やかな風が吹いていました。56名のボランティアさん(竹田ベースキャンプからは37名)が、12件のお宅や施設で活動され、そのほとんどが瓦礫の撤去や運搬などの力仕事でした。
午後からは、河陽地区の個人宅に行かれるボランティアさんに同行しました。
河陽地区には、トロッコ列車で有名な南阿蘇鉄道高森線が通っており、阿蘇下田城温泉駅がありますが、地震後から不通となり復旧のめども立っておらず、電車を利用されていた住民のみなさんは、1日も早い復旧を願っておられます。電車が通らなくなった線路内の草は伸び、地震発生から2カ月という時間の経過を感じました。
お伺いしたTさんは、82歳でお一人暮らしでしたが、現在は避難所で生活しておられます。体調を崩し入院していたため、今日、初めてボランティアさんに手伝ってもらったそうです。どこから片づけたら良いのかわからないとおっしゃるTさんに聞きながら、タンス等の大きな家具を元の位置に戻し床に散らばった本を片づけたり、庭のブロックの搬出作業などを行いました。
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明日の天気予報は雨で、センターはお休みとなりますが、本会職員2名はニーズ調査班で活動する予定です。

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