平成29年度福岡県生活支援コーディネーター養成研修(1日目)

9月1日(金)、平成29年度福岡県生活支援コーディネーター養成研修(1日目)を受講しました。

午前中は、福岡市社会福祉協議会 藤田博久さんより、生活支援コーディネーターと協議体について説明がありました。高齢化と少子化が進んでいく中で処方箋の一つとして介護予防を視野に入れた地域包括ケアシステムの構築があり、介護保険における個別支援とは異なる地域づくりの視点や地域の福祉力を高めるようなアプロ―チが求められると学びました。
午後からは福岡市や福津市と共に本会職員が、生活支援コーディネーターとしての活動状況を報告した後、福岡県福津市役所 いきいき健康課 朝長弘美さんより、生活支援コーディネーターと協議体に期待される役割と機能について説明がありました。職種関係なく地域に住む方々が集まって話し合える場をもつのが協議体の役割であり、安心して暮らせる地域づくりを自分達で進めていき、住んでいる方々の尊厳が守られる地域にしていくのが協議体の機能であると教わりました。
最後に社会福祉法人 ふくおか福祉サービス協会 地域包括支援部 野瀬寿さんより、高齢者の生活支援のニーズと生活支援サービスについての話がありました。ニーズについては加齢に伴う体力の低下等から掃除や料理等をしてほしいことや、サービスについては包括的な提供の仕方や単品の提供の仕方もあるとのことでした。またニーズにこたえるためには情報が高齢者に漏らさず届く環境整備や巡回訪問などの安心確保そのものをサービスとして提供することが必要であるそうです。
この研修は2日目もあるので、本日と同様にしっかりと学んでいきたいと思います。

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