手作りの「さげもん」を飾り付け

地域の方に「ちょっと見て行って」と言われ、自宅におじゃますると、色とりどりの「さげもん」がたくさん飾られていました。

自宅で1つ1つ作ったそうですが、柳川で開催される「さげもん」のお祭りに引けを取らない華やかな飾り付けでした。
外出する機会が減っても、自宅で飾り付けを楽しむなど、遊び心を忘れずに暮らすAさんは、とてもいきいきとされていました。

冷蔵庫に入れられた段ボール箱の中には

一人暮らしのAさんは、いつも「娘に連絡するが全然電話に出ない。帰っても来ない」と寂しそうに話されます。しかし、先日Aさんの自宅を訪問したところ、娘さんから素敵な贈り物が届いていました。
Aさんは、未開封の段ボール箱を冷蔵庫に入れたままにしていたため、一緒に中身を確認すると、小分けされた手作りのおかずがたくさん入っていました。
1つ1つチャック付きのポリ袋に詰められており、おかずの名前の他、電子レンジで何分温めたら良いかまで書いてありました。
また、お金を用途ごとに仕分けるためのクリアポケットも一緒に入っていました。
遠く離れていても、父親を想っているということが贈り物を見て伝わってきて、Aさんも嬉しそうでした。

人生の教訓

先日お会いしたAさんは、人生の教訓として、3つのことわざを大切にされているそうです。
1つめは、「人を呪わば穴二つ」。人に悪いことをしようとすると、自分の身にもそれが返ってくるという意味です。
2つめは、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ということわざ。これは、知識や徳を積んだ人ほど謙虚であるという例えです。
3つめは、「一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う」で、一人の行いが、他の人の行動を駆り立ててしまうとの意味があるそうです。
Aさんから「これはあなたも覚えておいた方がいいよ」と教えてもらい、今回意味を調べてみました。
地域に出ていくと私にとっては人生の大先輩ばかりで、人として大切なことを教えていただくことも多々あり、とても勉強になります。

急な入院に備えて

先日おじゃましたAさんの家には、入院時に必要な服や日用品などがキャリーバッグの中に詰めてありました。
キャリーバッグの外には、「私が入院した時に読む本」と書かれたものや持ち物のチェックリストが準備されていました。
Aさんは、「子どもや自分が困らないように準備しているんです」と話されていました。
私も支援のなかでBさんの入院に立ち会ったことがありますが、数日前にBさんが「いつでも入院できるように」と準備したボストンバックがあり、対応がスムーズにできました。
AさんBさんのように、日ごろから荷物をまとめて置くことは、大切なことだと感じました。

なつきちゃんにし⑩

2月20日(木)、漆生中央公民館で第10回協議体なつきちゃんにしを開催し、9名が参加しました。
はじめに、デマンド運行型バスの情報をみなさんと共有しました。
次に、前回に引き続き、見守り活動について話し合いました。参加者からは、「訪問しても出てこない人」や「近所に、心配ごとがあると自宅を訪ねてくる人がいる」との話がありました。先日は、「災害に備えるため、土のうがほしい」と相談があったそうです。漆生中央行政区には、浸水被害にあう可能性のある場所があることが分かりました。後日詳しく話を聞かせてもらい、災害に備えた助け合いについて話し合っていきたいと思います。
次回は3月19日13時30分から稲築地区公民館で開催します。ぜひご参加ください。

遊びの達人

先日訪問したAさんの家で、綺麗な色のインコを見せてもらいました。

どんな風に遊ぶのかなと思っていたら、コインを咥えて飛ばし、音を鳴らし聞き耳を立てたり、ラムネが入った容器を「おきあがりこぼし」のように揺らしていました。
どんなものでも遊び道具に変える発想が見ていて面白かったです。

2月の心配ごと相談のご案内

2月の心配ごと相談は、以下の日程で開催します。
2名の相談員が、地域のみなさんが抱える生活上の悩みや困りごとの相談に応じます。
予約の必要はありません。
先に相談されている方がいらっしゃる場合、お待ちいただくことがありますので、ご了承ください。相談は無料です。

開催日時
2月12日(水)13:00〜15:00
2月26日(水)13:00〜15:00
※開催場所はいずれも稲築住民センターです。

ご利用の際は、直接稲築住民センターまでお越しいただき、1階の本会事務局までお声かけください。

稲築地区福祉推進員ブロック別懇談会を開催

稲築地区福祉推進員ブロック別懇談会を開催し、1から5ブロックまでのすべての日程が終了しました。
懇談会では、福祉推進員として活動するなかで感じている悩みや思いなどを話してもらいました。
参加した方からは、「近所に、夜間に外出して自宅が分からなくなった方がいて、普段から気にかけるようになった。何度か一緒に散歩したこともある」との話がありました。
他の方からも同じような経験があるとの声が上がっていました。
地域の方々が困ったときに、積極的に声をかけていることが分かり、頼もしく感じました。
各ブロックで話し合った内容は、2月に開催する定例会で福祉推進員のみなさんと共有し、これからの活動について考えたいと思います。

広報紙えがお161号を発行

広報紙えがお161号を発行しました。
嘉麻市社会福祉協議会の事務所移転に伴い、代表番号等が変更となります。P3の詳細をぜひご覧ください。
その他、下記のような内容を掲載しています。
嘉麻市社会福祉協議会ホームページからもご覧になれます(^^)
http://kama.syakyo.com/kouhou.htm

表紙・・・瑠璃色(稲築志耕館高等学校2年生 橋爪さん、松本さん作)
p2・・・児童虐待を少しでも減らしていくためにできることは…シリーズ④
p3・・・嘉麻市社協の事務所 山田ふれあいハウスに移転、在宅介護者の集い リフレッシュ事業参加募集
p4・・・嘉麻市社会福祉協議会 正規職員を募集します!!
p5・・・住み慣れた地域で暮らしていくために、令和2年度 協議体の開催日時及び会場
p6・・・成功体験が自信に、子どもたちに芽生える思いやりの気持ち
p7・・・病気やケガなどもしもの時に備えて……、成年後見Q&A
p8・・・法人運営INFORMATION、ボランティア情報、空き家管理住まいるサービス
p9・・・2月・3月・4月の総合相談、ご案内、指定葬祭場紹介
p10~11・・・香典返し・寄附、会員会費お礼
p12・・・ふるさとへの手紙、社協だよりクイズ、編集後記