第4期市民後見人養成講座(基礎編)11日目

2月6日(月)、今日は第4期市民後見人養成講座(基礎編)11日目を開催しました。1コマ目は、「家庭裁判所の役割」をテーマに福岡家庭裁判所飯塚支部 裁判所書記官 佐々木直人さんからご講義いただき、家庭裁判所の組織や成年後見申立ての流れについて詳しく説明がありました。
平成12年に始まって以降、成年後見人制度の利用者の数は年々増加しているけれど、認知症の方が現在460万人おられることを考えると、もっと制度の周知が必要であることや、利用しやすいように法改正がなされていることなど学びました。また、家庭裁判所は、被後見人の権利を守るだけでなく、後見人をサポートしてくれることを知ることが出来ました。
2コマ目は、「後見人の心得」をテーマに岩城法律事務所 岩城和代さんよりご講義いただきました。
市民後見活動の目指すものとして、個人の支援から地域の福祉力向上へつなげることが大切であることや、権利に優劣はなく、全ての人が等しく尊重されなければならないことなどお聞きしました。
また、本人の意思を尊重した行動をとることはとても難しいことではあるけれど、支援する側の常識を押し付けないように努力する必要があることを学びました。


今日で全ての講義が終わりましたので、次回2月13日は、研修の振り返りと閉講式が行います。

稲築地区福祉推進員会

今日は、稲築住民センターで稲築地区福祉推進員会を開催し、17名の出席がありました。
本会評議員の選出後、ブロック別懇談会と各地域福祉部の活動についてそれぞれの地区から報告がありました。
その後は、協議体について、事務局から話をしました。今年度行ってきた勉強会の流れや稲築地区に足りないものを考え、公園整備や居場所づくりを進めてきたことを説明しました。
勉強会に参加してこられた推進員さんからは、「やっとイメージがつかめた」「行政区を超えた取り組みができるのは良いところ」「勉強会を重ねる中で、小地域活動の大切さを感じた」との声があり、今後も一緒に協議体のメンバーとして参加していただけることになりました。

おしゃべりサロン

今日は、寄ってこハウスでおしゃべりサロンを開催し、子育て中の2組のご家族が参加されました。
ご自身も、2人のお子さんのお母さんである坂本さつきさんから、消しゴムはんこの作り方を教えていただきながら、親子でお気に入りの一品を作成しました。
シンプルな付箋やポチ袋に、はんこを押すと味わいが加わり、お子さんと一緒に作った作品は大好評でした。

次回は3月4日に行います。子育て中や妊娠中の方、子育ての楽しさや不安なことなどをおしゃべりしませんか?
興味がある方は、ぜひ、ご連絡下さい(o^^o)

2/3地区別勉強会(山田)

2月3日(金)、午後から山田生涯学習館で地区別勉強会を開催しました。
最初に、今回から参加された方もおられましたので、今年度4月からの勉強会の内容やどんな話し合いをしてきたかを振り返り、説明をしました。
次に、協議体の名前について話し合いました。名前を考えるにあたり、若い方の知恵をお借りできればという意見が12月に出ていましたので、山田中学校の生徒さんに相談したら、「あっとふる やまだ」という名前を考えてくれました。「あっと驚くようなアイデアがでて、そのアイデアが、やまだをはじめとした嘉麻市全体が良くなるようなハートフルなものとなれば」という思いが込められています。「私たちだけではこんな名前思いつかなかったね」という意見が多くあり、満場一致で決まりました。

その後は、「あっとふる やまだ」のこれからについて意見交換をしました。「たくさんの方の声を聞いていきたい」「つながりが大切だが、孤立している方がおられる。その方に何ができるか考えていきたい。」「高齢化率は高くても、だからこそできることをやっていきたい」など前向きな意見が寄せられました。

地区別勉強会 2/3 嘉穂地区

2月3日(金)、夢サイトかほにて嘉穂地区の勉強会を開催し、14名の方が参加されました。
今回は嘉穂地区らしい協議体の呼び名をみなさんで考え、有名な益富城の名前と”ますます”暮らしやすい嘉穂地区にしていきたいという願いをこめて、「嘉穂ますます会」に決定しました。
また、これまでの勉強会で取り組んできたことを振り返り、4月からの協議体では移動手段の仕組みづくりなどに取り組んでいくことを話し合いました。
参加された方からは、「自分のこととしてこれからできることに取り組んでいきたい」という意見がありました。いつまでも暮らし続ける地域を目指して、嘉穂地区のみなさんと活動していきたいと思います。

地区別勉強会 2/3 稲築地区

2月3日(金)、稲築保健センターで稲築地区の協議体勉強会を開催しました。今日は、嘉麻市交通体系対策係の方から、嘉麻市内を走るバスについて出前講座をしていただきました。自家用車の普及や人口減少に伴い、路線が次々と廃止された経緯があり、今後これ以上廃止されないよう、利用者を増やすためルートの見直しや商業施設などへの路線拡大について計画されていることをお聞きしました。移動手段の課題を解決するために必要な情報を学ぶことが出来ました。
その後、協議体の名称と来年度からの予定について話合いました。
地域にお住まいの誰もが気軽に参加できるような柔らかいネーミングにしたいと考え、稲築西地区は『なつきちゃんにし』稲築東地区は『なつきちゃんひがし』となりました。4月からこの愛称で活動していく予定です(^-^)


次回は最後の勉強会となります。3月3日(金)、うすい人権啓発センターあかつきで行われる予定です。
ぜひ、ご参加ください!

地区別勉強会 2/3 碓井地区

2月3日(金)、碓井地区公民館にて碓井地区の勉強会を開催し、本会職員を含めて8名の方が参加しました。
今回は、”協議体”をもっとわかりやすく、多くの方に親しみをもって参加してもらえるように、みなさんで愛称を考えました。地域の方のいろいろな思いや声を聞いて、支え支えられる仕組みをみんなで作っていきたいとの思いを表現できればと考え、「嘉麻い隊うすい」に決定しました。
初めて参加された方もいらっしゃいましたので、これまで勉強会で取り組んできたことや住みやすい碓井地区を考えていく場であることなどをお話ししました。
また平成29年度からの協議体では、碓井地区にお住いのみなさんの実情を知るために、まずはニーズ調査を行っていくことになりました。
より多くの方に「嘉麻い隊うすい」のメンバーとして活動してもらえるように、働きかけたいと思います。

広報紙えがお発行No132

2月1日、今日は、132号となる広報紙えがおを発行しました。
下記の内容を掲載していますので、ぜひご一読ください。

EPSON MFP image

表紙・・・傘、つかってもいいけど返してね~漆生本村行政区~
p2・・・新しい地域づくりを実現していくために~協議体勉強会~、嘉麻市の良さを発見したい、成年後見Q&A
p3・・・私たちにできることから始めよう~かま福祉ネットワーク会議~、日中一時支援事業で楽しい時間を
p4・・・寄稿「少数者から見た災害支援」NPO法人「にいがた災害ボランティアネットワーク」事務局長 李仁鉄さん
p5・・・法人運営information、今月のブログ、ご案内
p6・・・市民活動グループ紹介vol2、ボランティア活動保険のご案内
p7・・・今月の一冊、 炭鉱の記憶、3月の総合相談
p8・・・今月のえがお、山田ふれあいハウスからのお願い、消費生活相談員さんに聞きました!、指定葬祭場紹介
p9・・・寄附・香典返し、会員会費お礼、2月の総合相談
p10・・・ふるさとへの手紙、社協だよりクイズ、編集後記

災害ボランティアセンター運営者研修2日目

1月31日、研修2日目の今日は、「多様なニーズに対応する災害ボランティアセンター」というグループワークをしました。様々な団体から支援協力の依頼や応急危険度判定で赤紙を貼られたご自宅への支援の事例については、まずは、自分が考えた意見をのべ、グループで考え方を一つにまとめていきました。グループのみなさんんの考え方を伺うなかで、困っていることを自分から表現することは難しいことや限られた時間のなかでいろんなことを決めていかなければいけないこと、地域の方や関係団体との調整力が求められることを学びました。

最後に、2日間の研修を振り返りました。ボランティアセンターの役割を再確認するなかで、災害時には、被災されての困りごとが出てくるが、通常の生活においての困りごとも存在しているため、社協の強みを生かした活動が平常時にも求められていることを感じました。たくさんのつながりと学びがあった二日間でした。

民生委員児童委員研修会

1月31日、今日は夢サイトかほにて、平成28年度生活福祉資金貸付事業に関する研修会を開催し、市内の民生委員児童委員51名が参加されました。
まず初めに、福岡県社会福祉協議会生活福祉資金課課長の亀山真樹さんから「生活福祉資金貸付事業における民生委員児童委員の役割」について話して頂きました。
生活福祉資金貸付事業は民生委員の活動の中からからうまれた歴史があることや事業の仕組み、資金の種類を確認しました。
次に、本会のかま自立相談支援センターから、「生活困窮者支援の現状と課題」と題し、生活困窮者自立支援法が施行された背景やセンターの役割をお話ししました。
私達が、民生委員児童委員の皆さんと繋がり、連携を深めることで、極限状態に陥る前からの自立に向けた寄り添い型支援を目指していることや生活困窮者支援を通じて、同じ状況の方を生まない地域づくりをすすめていきたいことを皆さんと共有しました。