今日は、老人福祉センターで、嘉穂地域福祉推進委員会を開催し、7名の方が出席されました。
事務局から、本会の組織体制と27年度の事業内容や寄せられている相談について話をしました。また、介護保険制度改正についての説明を行いました。
委員のみなさんからは、高齢化率がどんどん上がっているため、ますます地域での支え合う活動が必要だという意見が出ており、みなさんと一緒に取り組みを進めていきたいと考えます。
また、「もっと地域の方に社協のことを知ってもらえるような出前講座が必要」という意見もいただきましたので、積極的に地域に出向いていきたいと改めて感じました。
カテゴリー: 地域係
フォローアップ講座最終日
今日は、フォローアップ講座の最終日でした。
初めに、高齢者介護課の池田課長から挨拶をいただきました。市の高齢化率はどんどん上がっていて、嘉麻市内で認知症の症状がある方は2,000人近くいることが分かっており、このような時代に、市民の方の力が欠かせないということのお話もありました。
その後は、本会事務局長の木山が最後の講義を行いました。先週の講座から1週間たち、その中で成年後見制度についての変化があり、現在は法的に認められていない郵便物の開封や死後の火葬手続きなどを、後見人が代行することを認めるといったことの国会提出を目指す動きがあることの話がありました。
成年後見人の権限が拡大されるとともに、担い手の確保がますます重要になりますので、嘉麻市社協は今後も市民後見人養成講座を開催していく予定です。
その後はグループに分かれ、ワイワイ楽しく学習しました(*^_^*)グループ分けからアイスブレイクで、言葉や字を書いたりせずに、ジェスチャー等で誕生日順に分かれ、相手といろんな方法でコミュニケーションをとって確認し合うことの大切さを学びました。
それから、一枚の絵を見て、二つの見え方に気付くかどうかというゲームをチームで考え取り組みました。
例えばこの絵は、、、
一見カエルにしか見えませんが、少し見方を変え、首を右横に傾けて見ると、馬にも見えます。
このような絵を何枚か、チームで教え合いながら、二つの見え方を探しました。一回見えたものがなかなか頭から離れず、もう一つの見方が分からずに、、私自身が苦労してしまいました(^_^;)
このことから、物事を多角的、多方面から見つめることを教わりました。たとえば利用者の方を支援する時も、自分の価値観だけをおしつけずに、いろんな考え方をもち、まわりの考え方も聞きながら関わっていく事が大切だと思います。
最後に、閉講式を行い、11名の市民のみなさんに修了証をお渡ししました。一人ひとりから感想もいただきましたが、「まだまだ学ぶことがたくさんある」「何かの役に立ちたい」「現場で実際に利用者の方と関われたことがとても勉強になった」とみなさん語って下さいました。
今日で全てのカリキュラムが終了しました。ありがとうございました。
これから、みなさんと支えあいのまちづくりを一緒に進めていけたらと思います(*^_^*)
フィールドワーク事前学習
第5回目の10周年記念事業では、熊本県菊池恵楓園へのフィールドワークを予定しています。
このフィールドワークの事前学習として、今日は、小竹町にあるちくほう共学舎「虫の家」に設けられている「杉野ハンセン病資料室」に7名の方と一緒に行ってきました。
資料室には、療養所で使われていた家具や生活用品、各地の療養所の写真などハンセン病に関する資料が展示されていました。その展示を見ながら、虫の家事務局長の高石さんから、訪れた療養所の様子や差別の歴史などを丁寧に説明していただきました。
重監房という場所に監禁された方がおられたことや生まれてこれない命があったことなどの話は、胸にぐっとせまるものがあり、涙を見せられる方もおられました。
現在もハンセン病への差別は終わっていないことやハンセン病を学ぶことは様々な差別を考えることとつながっていること、一度誤った偏見をもってしまう恐ろしさなどフィールドワークに向け、学ぶことができました。
8月3日のフィールドワークのことは、またこのブログでお伝えします。
第4回 支えあいのまちづくりサポーター養成講座のご案内
今年度は、嘉麻市社協が設立されて、10周年の節目にあたります。『孤から個へ 個から地域へ』をテーマに「支えあいのまちづくりサポーター養成講座」(全10回)を開催しています。
1945年8月15日の戦争終結から、今年で70年の節目を迎えるため、第4回目の講座は、平和の大切さについてみなさんと一緒に考えたいと思います。 講師には、アメリカに生まれ育ち、広島文化省を受賞した詩人 アーサー・ビナード氏をお迎えし、70年前の夏と今年の夏をつなげ、歴史のカレンダーを新たに読み解きます。「ナガサキ」と「ニューメキシコ」と「ヒロシマ」と「ワシントン」と「コクラ」も巡る旅です。
★テーマ 「夏の線引き」
★講師 詩人 アーサー・ビナード氏
★日時 平成27年7月31日(金) 13時30分~15時30分
★場所 夢サイトかほ 文化ホール (嘉麻市大隈町1228番地1)
ぜひご参加ください。
《お問い合わせ お申し込み先》
嘉麻市社会福祉協議会 ☎0948-42-0751
協力会員として活動してくださる方を募集しています
日常生活のちょっとした困りごとを抱えた方に利用会員に登録していただき、その困りごとを解決するために協力してくださる方に協力会員として登録していただいて、同じ住民同士で助け合い、困った時はお互い様の気持ちを地域中でつくっていく『地域支えあい事業』ですが、、、
この季節は、「草取りができずに困っている」「庭木の剪定をお願いしたい」「窓ガラスを拭いたりしてほしい」といった相談が増えています。協力会員の方を随時募集していますので、ぜひ支えあいの輪にご参加ください。草取りや掃除、付き添いのサービスなど、いろんな内容がございます。まずはお気軽にお問い合わせください。
《お問い合わせ先》
嘉麻市社会福祉協議会 ☎0948-42-0751
日常生活自立支援事業専門員実践力強化研修会二日目
今日は、平成27年度日常生活自立支援事業専門員実践力強化研修会二日目でした。
最初に、講義3として、明治大学法科大学院教授で弁護士の平田厚氏から、「日常生活自立支援事業の意義と役割、機能」をテーマに講義がありました。この事業は、日常生活に関する自己決定支援であることやこの事業を進めていく上での留意点を学ぶことができました。
その後は、グループに分かれ、「日常生活自立支援事業における相談援助活動」の演習をし、初回相談について一緒に考えました。
講師は、愛知淑徳大学福祉貢献学部 教授瀧誠氏です。利用者さんとのコミュニケーションの大切さを感じました。
2日間の研修でたくさんのことを学ぶことができました。
施設実習最終日
今日は、市民後見人養成フォローアップ講座の施設実習で、3名の受講者が障害者支援施設 三愛園に行きました。
最初に職員の方から、利用者の方の状況や施設での行事についてのお話がありました。受講者のみなさんは、「お金の管理の仕方はどうなっているのですか?」等と積極的に質問をしていました。お金の管理については、みなさんの状況がそれぞれ違うので対応の仕方が難しいといった話がありました。また、利用者の平均年齢が58.5歳と高くなりつつあるので、成年後見制度の重要度も高くなると伺いました。
説明の後は施設を見学し、利用者の方とお話させていただきました。ビーズでブレスレットを作ったり、お人形で遊ばれたりしていて、とても和やかな雰囲気の中で実習をさせていただきました。
今日で実習が全て終わりました。
来週はいよいよ最後の講義、そして閉講式です。
第2回 住民ワークショップ
今日は、夢サイトかほで地域福祉計画策定のための住民ワークショップ(第2回目)が行われ、職員5名が参加しました。
前回と同じく民生委員、行政区長、福祉推進員などの市民の方々と市職員などのメンバーで地区別に分かれて、グループワークを行いました。
初めに、前回それぞれの地区で話し合った「伸ばすべきところ」「変えたいところ」「やるべきこと」を再度整理し、前回意見が出ていなかった「やるべきこと」について意見を出し合いました。最後にそのやるべきことを誰が行うのか、自助、共助、公助の三つに分けていきました。
どの地区のグループも前回の結果を踏まえて積極的に話し合っていました。その中で、「お互いに声をかけ合える関係を作るためにまずは挨拶から始めていくことが大切だと思う」「お互いに支えあえるシステムを地域の中で作っていきたい」といった意見も出ていました。
最後のワークショップは8月6日(木)です。