益城町災害ボランティアセンター運営支援2日目

今日は一日中雨の予報が出ていたため、ボランティアさんの数は少ないかなと思っていましたが、連休中ということもあって、400名を超える方が来られました。
今日の活動は、家具の搬出や食器の片付け、避難所の支援などの屋内のニーズへの対応を中心にマッチングを進めていきましたが、依頼者の方からのキャンセルなども多かったため、天気の様子を見ながら、落ちてきた瓦の撤去や倒れたブロックの片付けなどの屋外の作業も行ってもらいました。
センターを運営されている益城町社協職員の中には、自宅が被災しながらも、毎日業務を続けられている方もおられます。
そうした職員の方たちを含め、被災されたみなさんが一日も早く「日常」を取り戻すことができるよう、残り3日間、自分のできることを精いっぱいやってきたいと思っています。
対応ニーズ数:26件 ボランティア人数:422名
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上の写真は、センターの会場となっているグラウンドが大雨で水浸しになってしまったため、スタッフやボランティアさんなどで整備を行っている様子です。

災害ボランティアセンター連携研修会

11月1日は、九州ビルで開催された災害ボランティアセンター連携研修会に参加しました。
この研修会は、各地域の青年会議所と市町村社協とが、災害時に円滑な連携が図れるよう推進することを目的として開催されたものです。
第一部は、「災害ボランティアセンターが担っていく事とは?」をテーマにパネルディスカッションがあり、新潟からお越しになった長岡青年会議所の水澤元博さん、中越防災安全推進機構の河内毅さん、にいがた災害ボランティアネットワークの李仁鉄さんがパネリストでした。
中越大震災からの振り返りやそれぞれの団体の強みと弱み、災害ボランティアセンター内での協動などの話があり、平常時からのつながりが災害時に大きな力を発揮することを学びました。
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第二部は、日本青年会議所九州地区福岡ブロック協議会の弘中國太郎氏から、青年会議所の活動の紹介や、社協と青年会議所の協定締結に向けた取り組みについて話がありました。
第三部は、福岡防災研究会の宮崎祐輔さんとパネリストをされていた李仁鉄さんが講師をされ、水害を想定したワークショップを行いました。
今回の研修会に参加し、被災地、被災者の支援ニーズが年々多様化している中、いざというときのために、違うノウハウを持った人が連携し、お互いに助け合える関係づくりをしていくことが大切だと感じました。

第2クール二日目

今日の緑井地区は、ボランティアの人数がこれまでで最も少なく、静けさのようなものを感じました。
活動二日目となる職員2名は、午前中、ボランティアのみなさんとともにチームを作って地区内をまわり、被災された家屋の前に積まれた土嚢をトラックに積み込む活動を行いました。
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水分を含んだ土が袋いっぱいに詰められたものもあれば、草が詰められた軽いものあるため、「重いよ」などと声を掛け合いながら、次々に手渡ししていきました。
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次の家屋に向かう途中には、その地区に住まれている方から、転出される方が多いこと、空き巣が相次いでいて、防犯カメラが設置されたことなどの話を伺いました。
午後からは、再び地区内を回って土嚢の回収を行いました。そして回収を終えると、次は畑へ移動し、畑に流入した土砂の撤去を行いました。土砂は粘土質で、そのままにしておくと、野菜を育てることができなくなることから、すでに固まりつつある土砂を手ではがして土嚢袋に詰めていきました。
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この活動は今日中には終わらず、到着した第三クールの職員に引き継ぎ、名残惜しさを感じながら、帰路へとつきました