かま福祉ネットワーク委員会で解決への一歩を

今年の4月に発足したかま福祉ネットワーク委員会では、制度の狭間にあるニーズに対して、社会福祉法人ならではの取り組みを考えています。
先日、ゴミの片づけに困っている方から相談がありました。Aさんは、ご自分でゴミを片づけたいと思っていたそうですが、様々な理由からどうすることもできず、長年そのままになっていました。いろんなところにも相談しましたが、対応してもらえず、困っておられました。
そこで、ネットワーク委員会で協議を重ね、お手伝いをすることにしました。
今日は、8法人10施設17名の職員が、裏庭に積み重なったゴミを分別しながら、軽トラックに積み込み運搬しました。
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片づけを終える頃には、Aさんに良かったねと久しぶりに声をかけられるご近所の方がいらっしゃいました。
ご近所とのつながりをつくっていくきっかけにしたいと感じました。

炭鉱の写真をお寄せください

毎月発行している広報紙えがおの中に、炭鉱の記憶というコーナーがあります。
炭鉱が盛んだった頃の写真とそれにまつわるエピソードを伺い掲載しています。
地域の行事やサロンに伺った際に、当時の写真を持っている方や詳しい方がおられないか尋ねていますが、「たくさんあったんやけどどこにしまったかわからんね」、「昔は詳しい人がおったんやけどね」といった声が多く、なかなか見つかりづらい状況です。
1年ほど前にもサロンでこの話をしていたところ、参加されていた方が覚えてくださっていて、先日、「写真が見つかったよ。今度他の写真も出しちょくんで、見に来て」と声をかけてくれました。
ずっと気にかけてくださっていたことがとてもありがたく思います。
炭鉱にまつわる写真やエピソードを随時募集していますので、ぜひお寄せください。

かま自立相談支援センター

かま自立相談支援センターでは、生活に窮する方々の相談をお受けしています。生活上の悩みや経済的な困りごとなどについて、相談支援員が一緒に課題を整理し、どうしたらいいか考え、解決に向けてサポートしていきます。
・病気になりこれからの生活が心配
・仕事をしたいけど働けるか不安。仕事がなかなか決まらない。
・家計のやりくりができず、公共料金などが支払えない
・借金があって生活が苦しい。収入がないので家賃が払えない。
・悩みがあるが相談先が分からない。・子どもがひきこもっている。自分も高齢で、将来が不安。
など、生活上のさまざまな悩みを抱える方は、一人で悩まずに、まずはセンターにご相談ください。電話での相談は、24時間365日対応しています。
TEL 0948-43-4751(直通)かま自立相談支援センター

災害から学ぶ地域づくり

嘉麻市では、子どもから大人まで、年齢や障害、病気の有無にかかわらず、その地域に住むすべての人が安心して暮らせる、みんなで支え合う地域づくりを目指しています。中学校区ごとに設置される協議体では、その地域にお住まいの方が集まり、顔なじみやお互いさまの関係だからこそ分かる困りごとを話し合いながら、その地域に足りないものを考え、居場所や支え合いの仕組みを作っていきます。
今回は災害をテーマに、日頃からの関係づくりや災害が発生した際の地域づくりについて学びたいと思います。ぜひ、ご参加ください!

【日時】 平成28年11月9日(水)
     13:30~15:00
【会場】 山田市民センター(嘉麻市上山田451-3)
【講師】 にいがた災害ボランティアネットワーク
       事務局長 李 仁鉄さん
【内容】 「災害から学ぶ地域づくり」

漆生中央サロン出前講座

10月16日(日)、今日は出前講座で漆生中央サロンにお邪魔しました。
今回は、社協って何しようと⁉︎というテーマで、本会が取り組んでいる事業や協議体の設置に向けた取り組み、熊本地震での南阿蘇村支援のことなどをお話し、嘉麻市社会福祉協議会がどんな機関でどんなことをしているのかお伝えさせていただきました。

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時々、市民の方から『社協ってどんなことをしているの?』と聞かれることがあります。
もしかすると、社協がしていることで、皆さんのお困りごとに寄り添えることがあるかもしれません。
ご希望がありましたら、サロンや集まりの場で出前講座をいたしますので、お気軽にご相談ください(^ ^)

自主防災組織の立ち上げに向けて

山田地区の大橋、中央、原町の3つの行政区は、合同による自主防災組織の立ち上げを検討されています。
今日は初めて立ち上げに向けた全体会議が原町集会所で開催されたため、お邪魔しました。会議には、3地区の行政区長をはじめとする役員さん、住民の方、また消防団の方、ガス会社の方、行政担当課の職員など、20名を超える方が集まりました。
初めに、3行政区合わせて、およそ300世帯、800人が暮らしており、高齢化率も非常に高い状況となっていることから、自分たちの地域は自分たちで守るために、災害への備えを進めていく必要があると、立ち上げの趣旨について説明がありました。
本会職員は、熊本地震での南阿蘇村での活動を通して感じた地域での備えに関する取り組みについて話をしました。
次に、具体的な組織態勢について話し合いが行われたのち、今後の活動に関する話に移りました。高齢者など自分たちで避難できない方を把握するにはどうしていくか、認知症の方に避難してもらうときにどうすればいいか、災害の種類によっては使用できない自主避難所もあるため、どのように住民に伝えていくか、空き家も増えていて、地震のときには被害を拡大させる要因になるのではないかなど、たくさんの意見が出されました。
これらの意見を基に、次回の会議で、今後の具体的な活動について話を進めていくことになりました。

たくさんの方に協力いただいた地域アセスメント

6月から10月にかけて、地域に出向き、たくさんの方に地域のよいところ、ちょっと困っていることを伺いました。
丁寧に説明していただいたり、いろんな方に声をかけて物知りな方を連れてきていただいたりと、市民のみなさんと地域の情報を共有できました。
これからの地域づくりに生かしていけるよう、現在、情報の整理をしています。整理するなかで、わからないことやまた教えてもらいたいなということも出てきました。その地域に住んでいる方しかわかりませんので、また地域におじゃまする予定です。よろしくお願いします(^^♪

みんなの力で地域を支える

第4期市民後見人養成講座のご案内

現在、高齢者や障がい者への虐待や様々な手口による消費者被害などの出来事が増えてきています。
そこで、判断能力が十分でない方の生活を、市民のみなさんが身近な立場で支える「市民後見」の活動を広げていくために、「第4期市民後見人養成講座」を開催します。
成年後見制度や嘉麻市の福祉施策、関連する法律の理解など、広い分野を学ぶ講座となります。ぜひ、ご参加いただき、みなさんの力で地域を支えてください。

チラシ、申込書はこちらからダウンロードできます♪

クリックしてsiminkouken4.PDFにアクセス

地区別勉強会10/11 稲築東

平成28年10月11日(火)、午前10時から稲築保健センターで、稲築東校区の第7回協議体についての勉強会を開催しました。
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今回はまず初めに、協議体設置の目的や役割について確認し、これまでの勉強会で学んできたことについて振り返りを行いました。参加者の方からは、たくさんの質問や意見が出され、「これまで協議体についてなかなかイメージがつかめなかったけれど、今日話をして、整理することができた」といった話も聞かれました。
また、前回作成したマップ作りをとおして、地域の活動に参加する方の高齢化が一層進んできていて、行事などを実施できなくなってきている状況があること、また、スーパーの店員さんであったり、公民館長さんが地域の情報にとても詳しいことなどたくさんの意見が出されました。
気づくと、予定の終了時刻を越えてしまっているほど白熱し、参加された皆さんの地域への強い思いをひしひしと感じるとともに、こうした思いを実現できる協議体づくりを進めていきたいと思います。