6月9日、今日も立野サテライトでの活動を予定していたため、ミルクロードを通り車を走らせていましたが、途中から大雨が降り、到着する頃にはゴミ集積所の閉鎖が決まってしまいましたので、活動を中止せざるを得ませんでした。朝早く県外から来られたボランティアの方もいらっしゃり、中止となったことをお伝えするのがとても心苦しかったです。10名ぐらいの方が来られており、土日晴れたらまた来るよと快くおっしゃってくださいました。
今日活動予定であったお宅にも連絡し、また土曜日に晴れたら伺うことを伝えました。それから、現地調査で立野地区をまわりました。一件だけご本人とお会いすることができ、活動内容を確認しました。息子さんが県外から休みのたびに片付けてくださるそうですが、なかなか追いつかず困っておられるとのことでした。また、地震が起きた時に近所の方と助け合って家を出て逃げたこと、とてもこわかった当日の様子も話してくださいました。これからボランティアセンターで対応できることはさせていただくことをお伝えしました。
活動を依頼された方が、立野サテライトまで、あじさいを摘んできたよと持ってきてくださいました。鮮やかなお花があるだけで、気持ちも明るくなり、何よりそのお心遣いがとても嬉しかったです。ありがとうございます。
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市民後見人養成フォローアップ講座1日目
午後1時から、平成28年度市民後見人養成フォローアップ講座を開催しました。
この講座は、昨年度開催した市民後見人養成講座基礎編を修了された方を対象として、7月28日まで福祉施設での実習を含めた9日間の日程で開催することとしています。
初日は、開講式を行った後、公益社団法人成年後見センター・リーガルサポート福岡支部の司法書士加藤丈雄さんを講師に、「必要な法律の知識について」というテーマで講義をしていただきました。
加藤さんは、後見人として活動するうえでは常に法律が関わってくること、特に相続、借金、不動産、交通事故、悪徳商法などが多く、これらの問題を複合的に抱えている場合も多いことを話されました。
そして、被後見人が高額商品を購入した際の取消権の行使に関すること、債権回収会社からの未払い債務の請求への対応など、実際に加藤さんが活動中に経験された事例を通して、後見人としてどのような視点を持って対応する必要があるのかなどを考えていきました。
受講者からは意見や質問などがたくさん出され、学びを深めていくことができました。
次回は6月15日に開催する予定です。
南阿蘇村竹田ベースキャンプ支援42日目立野サテライト
今週の土日は雨の予報となっているため、ニーズがたまっている立野サテライトを今日、明日開設することとなり、嘉麻市社協から職員1人が1日入りました。
計28名のボランティアさんが活動されました。瓦やブロック塀の運搬というニーズが多く、軽トラックや2トントラックで来てくださった方にもたくさん協力していただきました。写真は、ゴミ集積所でボランティアさんが、運搬したガレキ等を仕分けして置かれているところです。
活動を終えて帰ってこられても、まだ時間があるので次も行きますよ と言ってくださる方が多く、時間がかかる内容も多かったのですが、8件のニーズが無事完了しました。暑い一日でしたが、みなさん熱心に活動され、明日も来るよ と言ってくださり感謝の気持ちでいっぱいでした。
夕方、調査に行くと、ガレキ等の撤去や片付け、運搬が必要だと思われるお宅がまだまだありました。住民の方にお会いできた時は、困っておられることはないですかと声をかけ、立野サテライトのことをお伝えしました。
明日は、継続となった3件と、今日新規で入ってきたニーズ4件、明日を希望されているお宅を何件か活動していただく予定となっています。
南阿蘇支援竹田ベースキャンプ41日目
6月7日、今日はゴミの集積所がお休みのため、竹田ベースキャンプからのボランティアの受け入れはありませんでした。グループホームでの活動のみで、2名の方が参加されました。本会職員はニーズ班とローラー班に分かれ活動を行いました。立野地区にて、2人一組で4班に分かれ113件のお宅を訪問しました。そのうち、23件のお家の方からお話を伺いました。新規のニーズは5件あり、そのうちの4件はボランティアセンターで対応していくことになりました。道が寸断されていて南阿蘇地域から孤立しているように感じるとの声もあり、家の片付けはほとんど終わったとのことでしたが、ボランティアセンターのチラシを渡し、他に困ったことがあれば連絡をくださるように伝えました。ニーズ班では、3件の現地調査に同行し、新規ニーズとして3件あがりました。これからも、住民の方の不安な気持ちや困りごとをしっかりと聞いていくことが必要だと強く感じました。
南阿蘇村支援竹田ベースキャンプ40日目
6月6日、今日の南阿蘇は曇りで肌寒い1日でした。がれきの運搬やゴミの片付けなどのニーズが18件あり、竹田ベースキャンプからは20名のボランティアさんが参加され延べ64名の方が活動をされました。九州全域が梅雨入りし、天候によっては思うように活動できないため、ニーズもたまっている状態になっています。ニーズに対するボランティアさんの数が足りていない場合もあり、無理のないように活動されるようお願いをしました。
明日はゴミ集積所が休止のためローラー調査を行う予定です。
南阿蘇村支援竹田ベースキャンプ39日目
6月5日、昨日からの雨で、竹田ベースキャンプの受付は中止でした。南阿蘇村ボランティアセンターも、グループホームのみの活動となり、今日の活動人数は4名でした。
嘉麻社協は、沢津野地区の74世帯を3班に分かれて訪問しました。沢津野地区は全壊しているお宅が多く、今回の地震の凄まじさを改めて感じ、言葉を失いました。ほとんどの方が避難所に避難している中で、お話しを聞くことができた住民の方からは、水が出ないから家で生活したいけど不便という声が多く聞かれました。また牛舎が倒壊したことで、生計が変わることへの不安や生きがいを失ったことへの喪失感を感じている方もいました。継続的な支援が必要と感じたためセンターに持ち帰り、地元社協に引き継ぎました。
この地区は何度か調査で訪問しているにも関わらず、住民の方から「地域に訪問してくれて、顔を合わせて話をすることで安心する」と温かい言葉をかけて頂きました。これからも住民の方と顔を見合わせてお話をしながら、活動を続けていこうと思える出来事でした。
南阿蘇村支援竹田ベースキャンプ38日目
6月4日、今日は雨天のため、竹田ベースキャンプの受付は中止でした。南阿蘇村ボランティアセンターも、近くのグループホームのみの活動となり、今日の活動人数は1名でした。
昨日に引き続き、今日は長野地区にあるリゾート地域の249世帯を6班に分かれて訪問し、在宅が23軒、不在が216軒で、そのうちニーズがあがったのが5軒でした。余震や梅雨時期の土砂崩れの不安、断水していることなどで、ほとんどの方が避難所に移動している中、家の片付けで戻られた方や避難所には移動せずに生活している住民の方よりお話しを聞くことができました。
今、一番困っていることは水が出ないこと、梅雨時期の土砂崩れが心配という話が多く聞かれました。
明日も雨のため、ボランティアの受付も中止し、現地調査も予定されていませんので、被害の大きかった立野地区や以前の調査でお伺いした、お宅を再度訪問する予定です。
南阿蘇村支援竹田ベースキャンプ37日目立野サテライト
6月3日、8時過ぎに立野駅前行政区のローラー調査を行うために南阿蘇災害ボランティアセンターを出発しました。約1時間をかけて現地に到着し、5班に分かれて1つ1つのお宅を訪問しました。全216軒中、在宅が35軒、不在が181軒でした。そのうち嘉麻社協は午前中、15軒を訪問し、4世帯の方からお話しを聞くことができました。4世帯のみなさんは、避難所や立野駅前地区以外のアパートに転居されており、たまたま帰宅された
方ばかりでした。継続的な家の片付けを求める方や、り災証明についてのニーズを聞くことができましたので、センターに持ち帰り対応することになりました。
明日もローラー調査を行う予定なので、頑張りたいと思います。
南阿蘇村支援竹田ベースキャンプ37日目
6月3日、今日は晴天に恵まれましたが、ゴミ集積場が閉鎖しているため、竹田ベースキャンプは中止でした。ボランティアの活動はグループホームでの見守りのみとなり、3名の方が活動をしました。
昼間に、以前ローラー調査で困りごとがあり、ボランティアの活動を受け付けたお宅を訪ねました。以前調査でお伺いしましたと伝えると、少しだけ覚えてくださっておひ、ボランティアの方が片付けなどを手伝ってくれて助かりましたと話されました。奥様だけは現在も避難所で生活をされているとのことで、住み慣れた家に早く戻りたいけど、余震が怖いという思いがあり家に戻れないと話してくださいました。これからの生活を考えると、漠然とした不安があるとのことだったので、一つ一つの不安や困りごとを一緒に考えることもできるので、いつでもボランティアセンターに連絡してくださいと伝えました。突然の訪問にも関わらず、色々なお話を聞かせて頂きました。
明日、明後日は現在雨の予報が出ていますので、竹田ベースキャンプと南阿蘇ボランティアセンター、立野サテライトのボランティア受付を中止することが決定しています。来週より梅雨時期に入るようですが、まだたくさんのボランティアの方の協力が必要です。ぜひ、ご協力ください。