午前10時から、稲築住民センター2階会議室で稲築地区福祉推進員代表者会を開催しました。
その中では福岡県内の今年の特殊詐欺被害額が過去最悪だった昨年1年間の2倍のペースで激増しているというテレビでの報道を受けて、その中で悪質な詐欺に引っかからないための地域での取り組みについての話になりました。
参加された福祉推進員さんの自宅にも頻繁に怪しい電話がかかってくるという方が多く、「誰も騙されようと思って、騙される人はいない。まさか自分は大丈夫とどこか他人事に思っている人が多いと思う」「もし騙されて詐欺にあったとしても、プライドもあって誰にも言えない人もいると思う。」「
サロンや地区の集まりで毎回注意を呼び掛けているといった意見や、今度福祉部で新たに新聞を発行するようにして、そのなかで注意を促していきたいといった意見もありました。
また、誰かに相談することができれば未然に防ぐことはできるはずなので、地域の中でそうした関係づくりを進めていきたいといった意見もありました。
6月7日(日)に開催する稲築地区福祉推進員定例会の中でも、意見・情報交換を行っていきたいと考えています。
カテゴリー: 地域
第2回支えあいのまちづくりサポーター養成講座
今日は、支えあいのまちづくりサポーター養成講座でした。
少数者の側からの問題を提起している講座で、2回目となる今回のテーマは、『ハンセン病〜人生(いのち)を奪われた人たちからの問いかけ』でした。
講師は、NPO法人ちくほう共学舎『虫の家』事務局長の高石伸人さんで、ハンセン病について学んでこられたことついて、写真や資料をを用いながらお話いただきました。
専門家である医師の一言で、隔離政策が始まったが、隔離する必要はない病気だったこと。想像を超えるほどの様々な差別が法律で決められていたこと。国が間違いを認めた後にもまだ様々な差別があり、その問題が終わってないこと。たくさんの知らされていない事実を教わりました。
講座終了後、参加者の方から、『ハンセン病問題は、自分とは関係ないと思っていたけど、私たちの方に厚い壁があることを指摘され、今日はいろんなことを考えさせられました』と言われました。
もっと学びを深めたいとの思いから、第5回の講座(8月3日)では、国立療養所菊池恵楓園でのフィールドワークを行います。施設見学後、入所者の方にお話を伺うことにしています。今日のお話を伺い、一人でも多くの方と一緒にこの問題を考えていきたいとの思いを強くしました。
たくさんのアルミ缶
今日は、障がい者支援施設清浄学園の職員さんがたくさんのアルミ缶を持って来所されました。
先日、社会福祉法人の地域貢献活動のことでおじゃましたときに、本会がアルミ缶を回収していることをお伝えしたら、施設周辺の空き缶拾いをする時に協力しましょうと、すぐに実行していただきました。
このアルミ缶は、後日換金をし、チャイルドシートを購入します。そして、子育て中の方へ貸し出しをします。貸し出ししてほしいという声は多く、このアルミ缶回収事業は貴重な財源となっております。ご協力、本当にありがとうございました。
今年度は、地域貢献活動につきまして、社会福祉法人のみなさまといろいろなお話ができたらいいなぁと考えていますので、よろしくお願いします。
第36回評議員会
今日は、稲築住民センター2階会議室で、第36回評議員会を行いました。
以下の議案について、全員一致で承認、可決されました。
議案第68号 平成26年度事業報告及び収支決算について 監査報告
議案第69号 理事の補欠選任について
平山ふれあい・いきいきサロンの話し合い
午前10時から碓井地区の平山公民館で、ふれあい・いきいきサロンの再開に向けた話し合いに参加しました。
田植えの準備などで参加者は6名と少なめでしたが、開催頻度や内容などについて話し合いました。
平山地区では、以前から毎月一度趣味の会という、手芸などを行う集まりを続けてこられていたこともあり、その会の参加者を中心に多くの方に呼びかけて月に2回(第2・第4月曜日)に開催することになりました。
今日参加された方の中には、自分たちにできるのかという不安を感じている方もいらっしゃいました。
他の参加者からは、「みんなに協力してもらったら大丈夫よ。」「集まる場所ができることが大事なんやけん、まずは無理せんでやってみて、いろいろやり方を考えていけばいいよ。」といった話も出ていました。
再開後初めてのサロンの様子も、このブログでご紹介したいと考えています。
5月27日の講座ご案内
今週の水曜日、27日は、「支えあいのまちづくりサポーター養成講座」の第2回目です。
今回は、ハンセン病について学びます。いろいろな問題を少数者の側から一緒に考えてみませんか?
当日まで参加申込できますので、ぜひご参加ください(≧∇≦)
◆テーマ 「ハンセン病 ~人生(いのち)を奪われた人たちからの問いかけ~」
◆講 師 NPO法人ちくほう共学舎「虫の家」 事務局長 髙石伸人氏
◆日 時 平成27年5月27日(水) 13時30~15時30分
◆場 所 夢サイトかほ 大会議室(嘉麻市大隈町1228番地1)
チラシは、こちらからダウンロードできます。
表
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《お問い合わせ》
社会福祉法人 嘉麻市社会福祉協議会
☎0948-42-0751
山野炭鉱ガス爆発事故から50年
今日は、先日延期となった稲築東小学校の6年生が行う山野炭鉱ガス爆発事故慰霊碑の清掃活動がありましたので、取材に行ってきました。今年は事故から50年です。同小学校では毎年この清掃活動に取り組まれています。
ほうきで枯葉を集めたり、慰霊碑の汚れをたわしで落としたり、みんなで協力してきれいにされました。
児童のみなさんは、毎年、炭鉱のことや事故のこと等について学習されています。勉強してみての感想を伺うと、「当時の鉱内のことや、家族の気持ち、体験者の話などを学習した。知らないことばかりだったが、悲しい過去があることを学んだ。」「自分のお父さんが死んだらと思うと悲しくなった。当時の小学生は家族や知人がたくさん亡くなってとても辛かっただろうなと思った。」と話してくれました。その気持ちを忘れず、伝えていってくれたらいいなと思いました。
掃除が終わると献花をし、黙祷を捧げました。
天気が良く、暑いぐらいでしたが、みなさん汗を流して一生懸命頑張っていました。お疲れ様でした。