ボランティアセンター(18日目)

7月27日(金)、今日は3件のお宅で28人のボランティアさんに活動してもらいました。
空を見上げるともこもこした入道雲があり、どこからともなく蝉の声が響き渡り、まさに夏真っ盛りといった中、ある場所にコスモスが咲いていました。五感は夏なのに、ここだけは秋景色。なんとも不思議な光景です。

活動を終えてセンターに戻ってこられたボランティアさん達は、汗と泥にまみれ、今日も一生懸命活動してくださったことがひしひしと伝わってきます。本当にありがとうございます。

ボランティアセンター(17日目)

7月26日(木)、28名のボランティアさんに3件のお宅で活動してもらいました。
職員は、先日活動したボランティアさんから、完了報告を受けたお宅に伺って、完了確認を行い、残っていた資材を回収しました。また、作業が進むにつれて、新たな課題が出たお宅では、依頼主さんと今後の方針を一緒に考えました。
作業の終わりが完了ではなく、生活の見通しが立つまで、またきちんと生活できるようになるまで、しっかりサポートできればと思います。

ボランティアセンター(16日目)

7月25日(水)、今日も21名のボランティアさんに2件の活動協力をいただきました。
嘉麻市災害ボランティアセンターでは、ボランティアさんの事前登録制を行っています。受付を済まされたボランティアさんには、マッチングしたホワイトボードで自分の活動場所を確認してもらいます。写真は、活動にあたっての注意点をお伝えしている様子です。

今週に入って雷を伴う激しい夕立が続き、「苦労して側溝の土砂を出したのに、雨で再び土砂が流入した」との相談がありました。大雨から20日ほど経過して、ご家族の力だけでかたづけていた中、精神的に大きな負担となられたようです。ボランティアさんの力をお借りして、少しでも負担が軽くなればと願うばかりです。

ボランティアセンター(15日目)

7月24日(火)、21名のボランティアさんに協力してもらい3件の活動を行いました。
介護認定を受けたBさん宅は床上浸水で、畳を上げ床下を乾燥し、消毒した後に畳を入れ替え、家具を元あった場所に移動するお手伝いが必要でした。
その間Bさんは、自宅で休むことができないため、一時的に医療機関に入院していました。
ケアマネジャーやケースワーカー、畳屋さんと連絡を取りあいながら、本日やっとBさんが自宅で生活できる環境が整いました。後は退院を待つばかりです。作業に立ち合ったご兄弟は、「これでやっと弟も退院できます」とうれしそうに話されました。

ボランティアセンター(14日目)

7月23日(月)、27名のボランティアさんに協力してもらって、5件の活動を行いました。
Aさんは、お一人暮らしの高齢者です。今回の豪雨で自宅裏山の土砂崩れにより、自宅裏には1m近い土砂が堆積しています。腰と膝が悪く、ご自身ではどうすることもできず、途方にくれていたところ、離れて暮らす息子さんからの相談で、当センターにつながりました。

ボランティアさん達は、活動の前に集まって、作業内容や手順を確認されています。休憩を挟みながら、脱水や怪我のないように気をつけて活動されました。

公共交通機関をご利用の方へ

先日、事前登録してもらったボランティアさんから、公共交通機関の問い合わせがありましたので、お知らせ致します。
天神、博多方面から嘉麻市災害ボランティアセンターへお越しの方は以下の方法がおすすめです。バスの本数が少ないため、ご注意ください。

嘉麻市災害ボランティアセンター
嘉麻市鴨生339ー8
0948-42-0751

ボランティアセンター(12日目)

7月21日(土)、今日はセンターを開設して一番多い47名のボランティアさんが活動されました。朝からやや雲が出ており、午後から一部の地域で雨が降ったようです。
4カ所の活動予定でしたが、早く終わったグループがあったため、午後からは新たに2件のお宅と他のグループに合流してもらって分かれて活動していただきました。
共に活動したボランティアさん同士での一体感が生まれ、センターでは今日という偶然の出会いに一緒に写真を撮っているかたもおられました。
「次は何日に来ます」や「また、会いましょう」と言って、帰られる方がたくさんおられ、とても心強いです。

ボランティアセンター(11日目)

7月20日(金)、今朝は市内の企業さんが、たくさんの氷を持ってきて下さいました。
ボランティアさんが活動中の水分補給に使うドリンクやおしぼりを冷やすのにや使わせてもらっています。
また、活動から戻ったボランティアさんに、キンキンに冷えたドリンクやおしぼりを手渡すと「きもちがいい〜」と、喜ばれていました。
猛暑の中、屋外での作業が続いています。氷の提供はとてもありがたいです。ご協力、ありがとうございます。

ボランティアセンター(10日目)

7月19日(木)、 19名のボランティアさんが2件のお宅で活動されました。また、新たに3件の相談が寄せられました。
今までの相談の中には、家族でなんとかしようと頑張ってこられましたが、終わりの見えない土砂との戦い、時間の経過とともに溜まる疲れ、体も気持ちも限界に感じておられるようでした。
話を聞いた職員は「これ以上頑張らないでください。ボランティアさん達の力を借りましょう」と声をかけました。その言葉を聞いた瞬間、張り詰めた表情が柔らかく変わったそうです。
今日も暑い中、県内外の個人ボランティアさんや市内の社会福祉法人さん達が、ご家族の思いをくんで活動してくださいました。センターを出る際に、明日もまた来るからねと声をかけてくださるボランティアさんもいらっしゃいます。
センターには、みなさんの温かな思いが溢れています。

ご協力をお願いします

今日もうだるような暑さの中、33名のボランティアさんが協力してくださいました。顔を真っ赤にして、汗だくになり活動されています。
センターに寄せられている相談の多くは、自宅の床下や敷地内に土砂が入り、生活に大きな支障が出ており、困っておられます。
1人でも多くのボランティアさんのお力が必要です。ぜひ、ご協力をお願いします。
なお、事前登録制となっていますので、まずはお電話ください。受付時間は9時〜17時です。宜しくお願いします。
嘉麻市災害ボランティアセンター
電話:0948-42-0751