6月11日、午前中はマッチングとグルーピングをして、午後からはボランティア活動をされている現場に調査に行きました。
長野地区のボランティア活動場所では、竹田市から参加されているボランティアさんがガレキの搬出・運搬をされていました。
活動を頼まれた方は、「地震時はすごい音と揺れにびっくりして裸足で外に飛び出した。あたりは真っ暗で何が起こったかわからず本当に怖かった」と、話してくださいました。
また、「水道などのライフラインが止まり、やっと2週間前に復旧できました。」とも話されました。
ずっと山積みとなったままになっていたガレキをボランティアさんの協力できれいに片付いたことに、とても喜ばれていました。
今日の活動で、依頼された内容はすべて完了しましたが、庭を見ると壊れたブロック塀が、他の住民の方が所有する畑に落ちていたので、その片付けもできることを伝えると、自分たちではどうしてもできないので、協力してもらえるのであれば、お願いしたいとの話があったため、今後対応させてもらうことをお伝えしました。
また、今日から入った職員2名は、午前中に益城町災害ボランティアセンター、西原村災害ボランティアセンターを訪問しました。
益城町では、マッチングなどの手伝いを行った後、それぞれのセンターのボランティアの受け入れ状況等の話を伺いました。
明日は、雨の予報のため、南阿蘇村のボランティアの受け入れは中止となりました。
カテゴリー: 竹田ベースキャンプ
南阿蘇村支援竹田ベースキャンプ44日目
今日はゴミ集積場が閉鎖しているため、ゴミの分別のニーズだけに限られており、5名のボランティアの方が活動されました。
私たち嘉麻市社協職員2名は、ローラー班として長野地区の調査をしました。2人1組の4班で、95件を訪問しました。そのうち47件のお宅の方とお会いして話を伺うことができました。瓦やブロックを片付けてまとめるところまではしたけど運搬ができていないという方がいらっしゃり、ボランティアセンターで対応できることをお伝えしました。お願いするのは申し訳ないと言われましたが、片付けを一生懸命されてあり、少しでもお手伝いできればと話をすると、ありがとうございますと言ってくださいました。今日あがった新しいニーズは明日からまたボランティアさんに協力していただけるよう、センターに戻りニーズ表、マッチングシートの整理を行いました。
長野地区を歩いていると、田植えされている所も多かったのですが、田んぼに亀裂が入り水が張れないという方もいらっしゃいました。今後、どう解決するか行政と検討していくこととなりました。
一日とても天気が良く、たくさんの方とお話をすることができた貴重な時間でした。
南阿蘇村竹田ベースキャンプ支援43日目
6月9日、今日は竹田ベースキャンプから32名が参加され、南阿蘇ボランティアセンターの参加人数は計52名となりました。
本日もボランティアさんを送り出した後、活動先のお宅を訪問しました。
依頼主の方とお話をしていると「ボランティアさんにいくらお支払いすればいいでしょうか?」と尋ねられ、ボランティアセンターについて、有料ではないことについて説明をしましたが、まだしっかりとお伝えできておらず、遠慮されている方もおられるということを感じました。今後も地域に出た際には、たくさんの方とお話し、困り事がないかお尋ねするのと同時に、ボランティアセンターの役割についてもお伝えしていかなければならないと考えさせられた1日になりました。
南阿蘇村竹田ベースキャンプ支援43日目立野サテライト
6月9日、今日も立野サテライトでの活動を予定していたため、ミルクロードを通り車を走らせていましたが、途中から大雨が降り、到着する頃にはゴミ集積所の閉鎖が決まってしまいましたので、活動を中止せざるを得ませんでした。朝早く県外から来られたボランティアの方もいらっしゃり、中止となったことをお伝えするのがとても心苦しかったです。10名ぐらいの方が来られており、土日晴れたらまた来るよと快くおっしゃってくださいました。
今日活動予定であったお宅にも連絡し、また土曜日に晴れたら伺うことを伝えました。それから、現地調査で立野地区をまわりました。一件だけご本人とお会いすることができ、活動内容を確認しました。息子さんが県外から休みのたびに片付けてくださるそうですが、なかなか追いつかず困っておられるとのことでした。また、地震が起きた時に近所の方と助け合って家を出て逃げたこと、とてもこわかった当日の様子も話してくださいました。これからボランティアセンターで対応できることはさせていただくことをお伝えしました。
活動を依頼された方が、立野サテライトまで、あじさいを摘んできたよと持ってきてくださいました。鮮やかなお花があるだけで、気持ちも明るくなり、何よりそのお心遣いがとても嬉しかったです。ありがとうございます。
南阿蘇村竹田ベースキャンプ支援42日目立野サテライト
今週の土日は雨の予報となっているため、ニーズがたまっている立野サテライトを今日、明日開設することとなり、嘉麻市社協から職員1人が1日入りました。
計28名のボランティアさんが活動されました。瓦やブロック塀の運搬というニーズが多く、軽トラックや2トントラックで来てくださった方にもたくさん協力していただきました。写真は、ゴミ集積所でボランティアさんが、運搬したガレキ等を仕分けして置かれているところです。
活動を終えて帰ってこられても、まだ時間があるので次も行きますよ と言ってくださる方が多く、時間がかかる内容も多かったのですが、8件のニーズが無事完了しました。暑い一日でしたが、みなさん熱心に活動され、明日も来るよ と言ってくださり感謝の気持ちでいっぱいでした。
夕方、調査に行くと、ガレキ等の撤去や片付け、運搬が必要だと思われるお宅がまだまだありました。住民の方にお会いできた時は、困っておられることはないですかと声をかけ、立野サテライトのことをお伝えしました。
明日は、継続となった3件と、今日新規で入ってきたニーズ4件、明日を希望されているお宅を何件か活動していただく予定となっています。
南阿蘇支援竹田ベースキャンプ41日目
6月7日、今日はゴミの集積所がお休みのため、竹田ベースキャンプからのボランティアの受け入れはありませんでした。グループホームでの活動のみで、2名の方が参加されました。本会職員はニーズ班とローラー班に分かれ活動を行いました。立野地区にて、2人一組で4班に分かれ113件のお宅を訪問しました。そのうち、23件のお家の方からお話を伺いました。新規のニーズは5件あり、そのうちの4件はボランティアセンターで対応していくことになりました。道が寸断されていて南阿蘇地域から孤立しているように感じるとの声もあり、家の片付けはほとんど終わったとのことでしたが、ボランティアセンターのチラシを渡し、他に困ったことがあれば連絡をくださるように伝えました。ニーズ班では、3件の現地調査に同行し、新規ニーズとして3件あがりました。これからも、住民の方の不安な気持ちや困りごとをしっかりと聞いていくことが必要だと強く感じました。
南阿蘇村支援竹田ベースキャンプ40日目
6月6日、今日の南阿蘇は曇りで肌寒い1日でした。がれきの運搬やゴミの片付けなどのニーズが18件あり、竹田ベースキャンプからは20名のボランティアさんが参加され延べ64名の方が活動をされました。九州全域が梅雨入りし、天候によっては思うように活動できないため、ニーズもたまっている状態になっています。ニーズに対するボランティアさんの数が足りていない場合もあり、無理のないように活動されるようお願いをしました。
明日はゴミ集積所が休止のためローラー調査を行う予定です。
南阿蘇村支援竹田ベースキャンプ39日目
6月5日、昨日からの雨で、竹田ベースキャンプの受付は中止でした。南阿蘇村ボランティアセンターも、グループホームのみの活動となり、今日の活動人数は4名でした。
嘉麻社協は、沢津野地区の74世帯を3班に分かれて訪問しました。沢津野地区は全壊しているお宅が多く、今回の地震の凄まじさを改めて感じ、言葉を失いました。ほとんどの方が避難所に避難している中で、お話しを聞くことができた住民の方からは、水が出ないから家で生活したいけど不便という声が多く聞かれました。また牛舎が倒壊したことで、生計が変わることへの不安や生きがいを失ったことへの喪失感を感じている方もいました。継続的な支援が必要と感じたためセンターに持ち帰り、地元社協に引き継ぎました。
この地区は何度か調査で訪問しているにも関わらず、住民の方から「地域に訪問してくれて、顔を合わせて話をすることで安心する」と温かい言葉をかけて頂きました。これからも住民の方と顔を見合わせてお話をしながら、活動を続けていこうと思える出来事でした。
南阿蘇村支援竹田ベースキャンプ38日目
6月4日、今日は雨天のため、竹田ベースキャンプの受付は中止でした。南阿蘇村ボランティアセンターも、近くのグループホームのみの活動となり、今日の活動人数は1名でした。
昨日に引き続き、今日は長野地区にあるリゾート地域の249世帯を6班に分かれて訪問し、在宅が23軒、不在が216軒で、そのうちニーズがあがったのが5軒でした。余震や梅雨時期の土砂崩れの不安、断水していることなどで、ほとんどの方が避難所に移動している中、家の片付けで戻られた方や避難所には移動せずに生活している住民の方よりお話しを聞くことができました。
今、一番困っていることは水が出ないこと、梅雨時期の土砂崩れが心配という話が多く聞かれました。
明日も雨のため、ボランティアの受付も中止し、現地調査も予定されていませんので、被害の大きかった立野地区や以前の調査でお伺いした、お宅を再度訪問する予定です。