高齢者の運転について考える

2月7日、飯塚記念病院で行われた認知症地域医療連携協議会に参加しました。
改正道路交通法の内容や飯塚市、嘉麻市、桂川町の運転免許返納者の現状を聞いたのち、グループに分かれて、自由に意見交換を行いました。
消防、行政、施設、病院、ケアマネ、社協など、それぞれが携わっているケースを通して、感じていることや思いを話しました。
命に関わる事故が起こるリスクを考えると、車を運転すべきではないと思う一方で、交通機関に乏しい地域では、買い物や通院など生活に直結する課題もあり、簡単にはいかないと考える人が多くいました。そのなかで、安心して免許証を返納できるよう、支えあいの仕組みづくりや社会資源の充実を、行政に求めるばかりではなく、みなさんで考えていかなければならないとの意見を聞き、地域づくりに取り組む社協として、とても心強く感じました。このような考え方が地域に広がればいいなと思います。