4月5日(日)に開催予定の稲築地区福祉推進員定例会は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止とさせていただきます。
みなさんのご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。
月: 2020年3月
買い物移動支援を中止します
軽費老人ホーム稲穂園協力のもと、毎月第3水曜日に実施している買い物の移動支援について、新型コロナウイルスの影響で4月も中止することになりました。
次回の開催日は未定です。
買い物にお困りの方で、対象となる方がいらっしゃいましたら、随時相談を受け付けていますので、まずは本会へお問い合わせください。
電話番号が変わりました
山田ふれあいハウスへの移転にともない、電話番号が変わりました。新しい番号は、下記の通りです。
新代表番号 0948-43-3511
新FAX番号 0948-43-3450
地域アセスメントから
コロナウィルスの影響で、3月の協議体に続いて4月も中止することになりました。山田校区では、地域アセスメントのやり直しを始めたばかりでしたが、一旦仕切り直しとなります。
そこで、地域のみなさんと話した内容をまとめたり、課題の整理を行なっていますが、これからどう評価したら良いのか悩んでいました。
そのことを、他の市町村の生活支援コーディネーターに相談したところ、実践していることを教えてくれました。ひらめきや発想力にとても感心します。この2つは協議体の中でも大切にしていることです。
山田校区でも参考にさせてもらい、オリジナルの評価ができたらいいなと思います。
空き家管理での一コマ
先日、ある空き家の管理をしている時に、庭先で半分に切られたみかんを見つけました。
隣の家の方に尋ねてみたところ、「毎年この時期になると、空き家の庭に生えているみかんが熟して落ちてしまうから、拾って半分に切って、鳥たちが食べやすいようにしています。」と話されました。
地域の方が空き家の事を気にかけてくださっていて、とてもあたたかい気持ちになりました。
支援に必要なもの
自立相談支援センターでは、生活に窮する方々の相談をお受けしていますが、解決に向けてサポートをするにあたって、本人の「今の生活を変えたい」という強い意思と行動の有無が将来を左右すると感じています。
数カ月前から関わっているAさんとは電話ができないため、手紙やメールでやりとりをしていますが、本人からの反応がなければ、それだけ時間がかかってしまいます。
返事を待つ間は「これからの生活をどう考えているか」「本人の力でどこまでできるのか」など、本人の考えを想像するしかありません。
辛く苦しい生活から、少しでも早く立ち直れるようにと考えていても、相談者側の気持ちと行動が伴わなければ、支援がストップしてしまうということを痛感したケースとなりました。
新しい住まい
住んでいた住宅の家賃を滞納し、強制退去になったAさん。
怪我をしたため入院していましたが、その間になんとか住まいを見つけ、今日鍵を受け取ることができました。退院日も決まり、新しい生活を迎える準備が着々と進んでいます。
入院した当初は口数が少なく、「任せます」と繰り返していたAさんの表情が、とても明るくなり、新生活に向けて前向きな発言が聞かれるようになりました。
嘉麻市認知症家族の会「こころ音の会」のご案内
こころ音の会は、代表のAさんの「認知症の家族を介護する方が悩みや不安を話してリフレッシュできる場があれば」との思いから、平成28年7月に発足しています。
同会に集ったときは、お茶やお菓子を口にしながら、おしゃべりをしたり、抱えている悩みの解決についても一緒に考えていますので、ぜひご参加ください。
これまでは、定例会を毎月第4土曜日に開催してきましたが、令和2年度からは、毎月第3水曜日の13時30分からに変更します。会場は、山田ふれあいハウスです。
次回は、4月15日(水)13時30分より開催する予定です。
Aさんと猫
最近、ある方から「ちょっと話を聞いてほしい」と電話がありました。
訪問し話を伺うと、エアコンが壊れたことや突然の不幸が続いたことで貯金が尽きてしまい、まともに食事が取れていない状況だということが分かりました。
そのような状況になってもAさんは、自分よりも一緒に暮らす猫の食べ物を心配していました。
Aさんは、「猫の餌は、近所の方から譲ってもらえることになった」と安堵されていましたが、もう少し自分自身のことも大切にしてほしいなと、複雑な気持ちになった出来事でした。