教育費

6年ほど前に、次男の担任から「今から5,000円ずつ貯金すれば、私立高校に進学しても、公立でも、準備金と3年間の学費、交通費は賄えますよ」と聞きました。「まだまだ先のことだな」と思いながら、貯金が苦手な私は、給料日に自動的に積立ができるよう銀行で手続きしました。
教育支援資金の相談を受けることも多く、他制度を把握していたつもりでいましたが、長男の大学受験を控えた今、教育費について調べていくと、理解不足や勘違いしていたこともわかりました。
日本学生支援支援機構や日本政策金融公庫、労働金庫、各銀行の教育ローンなど、選択肢はたくさんありますが、17歳の子どもにとっては現実味のない話のようです。
大きな負債を抱えて高校や大学を卒業する子どもは少なくありません。本人が借りる資金は、学校を卒業したら本人が償還しなければなりません。「よくわからない」では済まされない金額です。
合格することも大切ですが、卒業するためにはお金の話も必須です。親子でしっかり考えたいと思います。