自宅中心の生活をおくるご本人とご家族の思いに触れ

 9月23日(水)、クローバープラザでひきこもり問題の理解促進と支援力向上のための研修会が開催され、参加しました。
 KHJ全国ひきこもり家族会連合会 本部事務局の方から、自身のひきこもる経験を通して、ひきこもらざるを得ない当時の思いを話されました。ひきこもることはエネルギーがなくなっている状態で、車に例えると、ガソリンがなくなっている状態と同じで、無理に動かすことは出来ないと話がありました。
 福岡楠の会吉村文恵さんからは、自宅中心の子どもを持つ家族の思いを話されました。楠の会では、親父の会や兄弟姉妹の会の活動もあり、アドバイスはせずお互いの話を聴き、家族の思いの共有に努めているそうです。
 今回の研修会に参加して、SOSが出せない方々がおられるのではないかという思いが強くなりました。
 本会のひきこもり相談支援センターではご本人・ご家族から相談を受けています。一人で悩まず、まずはご相談ください。
 かまひきこもり相談支援センター 43-3511 
 

支援員会議を開催

かま権利擁護センターでは、市民支援員を交えて、毎月1回支援員会議を開催しています。次月の支援予定を確認した後に、担当する利用者さんの気になることや支援を通してわかった手続き、法律などを共有します。
今日は、身寄りのないAさんの支援の中で、数年前まで姪から年賀状が届いていた話が出ました。高齢の利用者も多く、家族と疎遠の方や相続人の行方が定かでない方もいらっしゃいます。いざという時に備えて、日常の何気ない会話が、ヒントになることもあるんだなと実感しました。

嘉穂地区民生委員児童委員協議会で出前講座

 先日、嘉穂地区民生委員児童委員協議会の会長から、社協について話をしてほしいと依頼があり、9月17日(木)、夢サイトかほで開催された嘉穂地区民生委員児童委員協議会の定例会で「相談を通して感じていること」と題して、出前講座を行いました。社協に寄せられている相談や民生委員から繋がったケースを振り返りながら、私たち(社協)だけでは解決できないケースが多く、関係機関と連携したり、身近に住む地域の方々や区長、民生委員に相談しながら進めていることを話しました。会場からは、社協は色んな相談を受けつけているを知ったとの声や色々な事業に取り組んでいることにびっくりしたとの意見がありました。
 

なつきちゃんにし⑥

9月17日(木)、稲築地区公民館でなつきちゃんにしを開催し、7名が参加しました。
今回は、台風9号、10号の際に行った声かけや見守りについて話し合いました。参加した民生委員さんは、避難の呼びかけをしましたが、避難場所が高台にあるため、いざ避難するとなると、雨が降る中で荷物を抱えて、高齢者と一緒に坂道を登るのは厳しいと思い、できなかったと話されました。
また、大雨の中で防災無線が聞こえない場所があり、避難情報などがきちんと行き届いていないこともあるため、災害時の声かけの大切さを再認識したと話され、今後も災害に関連した見守りについて考えていくことになりました。

なつきちゃんひがし⑥

9月17日(木)、銭代坊公民館でなつきちゃんひがしを開催し、10名が参加しました。
銭代坊行政区では、昨年9月に協議体を行った際に高齢者が集まれる場所に関する意見が出たため、ふれあい・いきいきサロンの立ち上げに向けて計画を立てて動いている途中でしたが、コロナ禍のため、いつから開催できるかがわからず不安とのことでした。高齢者世帯も多く、参加人数はとても多いと考えられ、公民館だけで行うことが難しくなるため、開催方法や他の集いの場についても模索していくことになりました。

運動の秋

市が管理している体育館のトレーニングルームで、お母さんたちが、運動器具を使って汗を流しておられました。子どもたちが体育館でバレーボールをしている間に、交代で運動しているそうです。
気温も下がり、過ごしやすい季節になりました。〇〇の秋といえば食欲・芸術・実り・読書など、様々な言葉が連想されます。私も何か挑戦してみたいと思います。

嘉麻い隊うすい⑥

 9月18日(金)、上臼井公民館で嘉麻い隊うすいを開催し、3名が参加しました。
 上臼井行政区では、コロナの影響で地域の行事を中止しているそうです。10月には対策をとりながら、ふれあい・いきいきサロンを再開する予定ですが、メンバーからは、参加者が減っており、新たに参加を呼びかけることが難しいと感じていると話されました。
 また、コロナを気にして訪問も躊躇していると話される方や、自宅中心の生活で近所とのコミュニケーションも減りつつあると感じている方もおられました。次回、コロナ禍の中での地域の見守りについて、一緒に考えていくことになりました。
 

新しい生活に

1カ月前に市内に転入してきたAさん。身の回りのものが揃っていないことを心配して、近所の方が、電化製品や日用品を提供してくれたそうです。
久しぶりに自宅を訪問すると、冬用の布団が増えており、「朝晩肌寒くなってきたので、ありがたい」と話されました。事情があっての引っ越しでしたが、ご近所さんの優しい気持ちに触れ、表情も穏やかになられた印象を受けました。

嘉麻市認知症家族の会「こころ音の会」8月

9月16日(水)、嘉麻市認知症家族の会「こころ音の会」を開催し、2名が参加しました。
Aさんは、前回から奥さんの認知症の症状が進行したと感じているとのことでしたが、コロナ禍の中で外出する頻度が減ってから、進行が顕著になっている気がすると話されました。また、以前よりAさんが家事をする割合が増えたため、体力的にきつさを感じ始めているそうです。
Aさんは、週に5回スポーツをして汗を流し、まだまだ元気が溢れていますが、Aさんも介護による疲れを感じ始めているため、少しでも負担が減る方法を考えていくことになりました。

嘉麻市認知症家族の集い「こころ音の会」は認知症の方を介護しているご家族が集まり、今抱えている悩みや不安を話して、解決に向けてお互い考えていく場です。事前申し込みは必要ありません。お菓子やお茶を飲みながら、お話してみませんか。次回は10月21日(水)に山田ふれあいハウスで開催します。

嘉穂ますます会⑥

9月14日(月)、夢サイトかほで嘉穂ますます会を開催し、8名が参加し、台風10号の被害状況や避難について話し合いました。今回早く分かっていたため、近所の方に声かけし、一緒に避難した方や防災グッズ(水や非常食など)を準備した方が多くおられたことから、今後は、災害での備えについても考えていくことになりました。
移動については、市バスの沿線について確認しました。市バスが通っていない地域で困っている方がいるのではないかとの意見が出たことから、次回の宮野地区での開催の時に意見を取りまとめることになりました。