広報紙えがおNo.117発行

最近、急に寒くなってきましたね。秋本番といったところでしょうか。
さて、本日、広報紙えがおNo.117を発行しました。
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今回は、支えあいのまちづくりサポーター養成講座の報告や権利擁護センターのご案内等を掲載しています。
下記のページからダウンロードできますので、ぜひご覧くださいね。

クリックしてegao117.pdfにアクセス

表紙・さわやかに汗を流すスポーツの秋
p2・・・voice27(第6回支えあいのまちづくりサポーター養成講座)
p3・・・かま権利擁護センターのご案内、成年後見制度Q&A
p4・・ブログ(9月23日、9月26日、10月8日)
p5・・空き家管理のご案内、第9回講座のお知らせ、社協だよりクイズ
p6・街頭募金ボランティアのご案内・イベント・ボランティア募集情報
p7・・・今月の一冊、炭鉱の記憶、12月の総合相談
p8・・・今月のえがお、山田ふれあいハウスからのお知らせ、指定葬祭場紹介
p9・・・寄付・香典返し、会員会費のお礼
p10・・・ふるさとへの手紙、コラム交差点、編集後記

おしゃべりサロンのご案内

子育て中の方や妊娠中の方、子育て支援に関心のある方が集うおしゃべりサロンを下記の通り開催します。
今回は、年賀状を可愛く彩ることにも使える「消しゴムハンコ」を作ります。
気軽に集い、おしゃべりできますので、ぜひ参加ください♪
 記
日時 10月26日(月)10時~
場所 稲築住民センター2階会議室
内容 消しゴムハンコづくり
   講師 坂本さつきさん
参加費 200円(材料代)
参加申し込み 嘉麻市社会福祉協議会 0948-42-0751

秋空に映える柿

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最近、よく晴れていますね。今日も青空が広がっています。
市内をまわってると、柿がたわわに実っているのを見かけます。
柿のオレンジ色が青空に映えて、とてもキレイでした^_^
日中は、強い日射しで暑いくらいですが、朝晩は冷えてきています。体調を崩される方も多いようですね。お気をつけください。

新地域支援勉強会

今日は、稲築住民センターで開催された新地域支援勉強会に参加しました。
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最初に、さわやか福祉財団の竹下さんから、総合事業がスムーズに移行できるように、生活支援体制整備事業と新総合事業の早期移行について説明がありました。その後は、参加された福岡県下の市町村や社協から進捗状況の報告がありました。
住民から信頼される生活支援コーディネーターと協議体をどうしていくのかについても意見がありました。
社協として、この事業をどう考えていくのかが問われていることを感じました。
来月は、生活支援コーディネーター研修会がありますので、しっかり勉強していきたいと思います。

フリースペースの開設から一年

かまひきこもり相談支援センターの開設からあっという間に半年が過ぎました。
毎週木曜日に寄ってこハウスで開設しているフリースペースには、ひきこもりで悩んでいるご本人だけでなく、ご家族も一緒に来られています。
パソコンをしたり、ビリヤードをしたり、おしゃべりしたりと、それぞれがしたいことを自由にできるようにと、ひきこもり家族会つながりのみなさんと一緒に考えながら運営しています。
「こんな悩みを持っているのは、私だけかと思っていました」、「今まで、誰にも話せませんでした」そんな思いを話されることもあります。
電話だけでなく、メールでの相談も受け付けていますので、関心のある方はご連絡ください。
かまひきこもり相談支援センター
0948-42-0751
tiiki@kama.syakam.com

差別のない社会を

今日は、第7回支えあいのまちづくりサポーター養成講座を行いました。
今回の講座では、「ハンセン病差別の中で生きて」と題して、国立療養所菊池恵楓園 菊池野の編集長をされている杉野桂子さんが講演されました。
杉野さんは、ハンセン病の歴史を振り返りながら、家族と暮らせない、実名を名乗れない、結婚しても子どもを産めない、遺骨になっても故郷へ帰れないなどの生活を強いられてきたことを語られました。そして、温泉宿泊拒否事件にも触れ、いろんな差別を受けてきたけど、毎日電話があったり、手紙が送られてきたりして、震える思いだった、差別や偏見の根は深いことを感じたと当時を振り返りました。
最後に、ハンセン病に対して正しい知識を持ってほしいと啓発活動をしていること、世の中には、性別や学歴、病気など様々な差別があるけど、人間はみんな平等であることを訴えられました。
杉野さんから貴重なお話を伺い、ハンセン病の患者さんや家族を苦しめてきたのは、社会ではなく、自分自身の中にあることを参加されたみなさんと学ぶことができました。
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今月の一冊(NO.116)

今月の広報紙えがおに、毎月職員が読んだ本を今月の一冊として、掲載しています。
今回は、新装版 苦海浄土 わが水俣病 です。
著者 石牟礼道子氏 発行所 講談社文庫 
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 この本には、公害病として知られている水俣病がどれだけたくさんのものを奪い、傷つけてきたのか、また、それにより悩んでこられた方たちの生々しい声が、水俣の言葉で綴ってあります。
 水俣病とは、チッソ工場が水俣湾に流した工場廃水により汚染された魚を知らずに食べていた方たちがおかされた病で、魚に含まれていたメチル水銀で脳や神経の細胞が破壊され、治ることができません。手足のしびれや頭痛、言葉をはっきり話すことや歩くことができないなど様々な症状に日々苦しまれていて、水俣病が発生してから、人々の暮らしやつながりが変わっていく様子が事細かく書かれています。また、水俣病が発生した不知火(しらぬい)海は、魚わく海と言われていたそうで、その美しさや豊かさを偲ぶ言葉もたくさんでてきます。
この本から浮かび上がる患者さんへの差別は、大変過酷で読んでいて心に迫るものがあります。家族や地域のつながりまで奪ってしまったことの罪深さを感じながら、同時に私自身にもその罪が問われている気がしました。
私は仕事で水俣のことを知るまで、水俣病のことを公害病の一つとしか知りませんでした。この本は、水俣病で苦しんだ方や家族の声だけでなく、裁判をめぐる動向、様々な資料も綴ってあり、水俣病事件に様々なことを映して何が見えるかを考えることができました。(きはら)

嘉麻市ならではの連携に向けて

10月8日(木)、稲築住民センターにて、第1回社会福祉法人ネットワーク会議を開催しました。市内12法人から出席があり、社会貢献活動の取り組み内容や課題、情報交換に向けて意見交換をしました。
地域には様々な課題があることを共有していくなかで、一つの法人だけでは解決できないことでも、複数の法人が連携することでより解決に近づくのではという意見がありました。今後についても、このような会議を重ね、制度の狭間で困っている方たちの困りごとを解決するために、連携して取り組んでいくことが決まりました。
市内の社会福祉法人が一丸となり、嘉麻市ならではの取り組みに向けて進んでいきます。

石ケ崎老人会での出前講座

今日は、石ケ崎老人会の集まりで出前講座「介護保険が変わると私たちの暮らしはどうなると?」を行いました。
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社協が出前講座をしていることや介護保険改正に伴いどんな変化があるのか、地域包括ケアシステムの説明をしました。その後、参加された約30名の方と意見交換をしました。知らなかったという方や住まいに不安がある方などおられ、みなさんがどんな悩みを抱えて暮らしてあるのかについて、話し合うことができました。
また、来てねと言っていただきました。ありがとうございました(o^^o)

小さな贈り物と書かれた手紙

昨日、本会に一通の手紙が届きました。昨年まで嘉麻市に住んでおられたSさんからでした。訪問介護事業や支えあい事業を利用され、在宅での生活を送ってあったのですが、現在は、車で40分ほどかかるところにある市外の施設で暮らしておられます。
こんな風にたまにお手紙をいただいていたのですが、今回は、お金が同封されていたので、ビックリして、手紙を読むと、「募金です。被災地に送ってください。これから寒くなります。」と書いてありました。あったかな心遣い、本当にありがとうございます。
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