子育てリユースセンター情報

子育てリユースセンターでは、嘉麻市内や近郊の中学校・高校の制服、体操服、通学かばんも揃えていますが、学校ごとの違い、サイズの種類もあるため、希望されるものが見つからない場合があります。数多く揃えたいと思いますので、使われなくなった制服等がございましたら、ぜひお寄せください。
なお、衣類をお寄せいただく際は洗濯をお願いしています。また、個人が特定されるお名前等が入っている場合は、取り除いていただきますよう、お願いいたします。
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連絡・問い合わせ先
山田ふれあいハウス 嘉麻市上山田502番地6 TEL 0948-52-1847

平成28年度スタート

今日から平成28年度が始まりました。本会には新たなメンバーも加わり、皆で頑張ろうと気持ちを新たにしたところです。みなさん、今年度もよろしくお願いします。
さて、今日は社協だよりえがお122号を発行しました。福祉のまちづくり研修会や市民後見人養成講座、災害ボランティアセンター設置運営訓練の報告記事などを掲載しています。下記HPからダウンロードできますので、ぜひ、ご覧下さい。

http://kama.syakyo.com/kouhou.htm

表紙・・もしもの時に備えて~災害ボランティアセンター設置運営訓練~
p2・・・更生保護について学ぶ、お詫びと訂正、会員募集
p3・・・市民後見人養成講座基礎閉講、成年後見Q&A、空き家管理住まいるサービス
p4・・今月のブログ、ご案内
p5・・障がい者等日中一時支援事業のご案内、ご家族からの手紙
p6・・災害ボランティア訓練、ボランティア募集情報
p7・・・今月の一冊、炭鉱の記憶、5月の総合相談
p8・・・今月のえがお、子育てリユースセンター、指定葬祭場紹介
p9・・・寄付・香典返し、会員会費のお礼
p10・・・ふるさとへの手紙、社協だよりクイズ、編集後記

千手灯ろうまつり

昨夜、千手小学校跡地にて、千手灯ろうまつりが開催されました。
千手けやき会の皆さんが中心となり、地元を盛り上げるイベントとして昨年から開催されています。竹灯籠と嘉麻市天然記念物であるけやきの木のライトアップや、稲築志耕館高等学校郷土芸能部「凌駕」とそのOBの方々の和太鼓演奏、九州工業大学ジャグリングクラブのショーなど様々なプログラムがあり、おとといの雨の影響で地面がぬかるんでいましたが、たくさんの人で賑わっていました。
暗くなりはじめ、みんなで灯籠に火を点けました。風が強かったため、うまくつかなかったり、消える個所もありましが、根気強く全ての灯籠に火が灯ると、ちょうど日が暮れてとても綺麗な光景になりました。
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けやきの木やキャラクターなど竹灯篭でいろいろと表されていて、明かり一つひとつに温かさを感じました。

新地域支援事業勉強会

今日は稲築住民センターで新地域支援事業の勉強会を開催しました。
初めに、公益財団法人さわやか九州1ブロックの阿部かおりさん、竹下順一さんから、協議体と委員会の違いについての説明がありました。委員長が先に決まってメンバーを招集する委員会に対して、協議体は、様々なメンバーが集まりその中でコーディネーターが決まっていくという違いを押さえました。
他にも、この事業を進める上で大切なPDCA思考(Plan計画 Do実行 Check評価 Act改善)についてや、住民の方への説明の仕方を学びました。また、協議体は、住民の方にいろんな意見を出してもらい、楽しかったと言ってもらえるような場にしなければならないということを伺いました。
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高齢者に特化した地域包括ケアシステムではなく、全対象型で考えていくことが目標だということも共有しました。
参加された社協、行政それぞれから、進捗状況について発表があり、今後深めていかなければならないこと、次回の勉強会の日程を確認しました。

「HKT47~社協のセンターは君だ!~」

第1分科会では、まず初めにアイスブレイクとしてグループ決めを兼ねたゲームと、自己紹介を行いました。
次にグループワークを行い、ポストイットに自分が目指す社協職員像を書き、模造紙に貼り付けていきました。そのあと、それぞれ書いたものをカテゴリ分けし、グループ毎に発表をしました。
2日目では、目指す社協職員像に対して、今の自分ができていないことや足りないことをグループごとに話し合いました。
次に、筑後市社会福祉協議会の宮原喜美恵さんに、若手の時代に何に悩み、悩みとどう向き合っていったか、地域課題へ向かう力を高めていくために地域の人との出会いを大切にし、地域の中で”熱”をもらってモチベーションを高めていったこと、ぶれてもいいので自分なりの「福祉観」を持っておくこと、ぶれない理想を持って地域や人に向かっていくことが重要であるというお話をいただきました。

また、新発田市社会福祉協議会の川瀬聖志さんからは、新潟県内若手社協職員の集い(通称 ジャスティス)を始めとした「つながり」についての話がありました。新潟県内社協職員のつながりの現状について、若い社協職員の出会いの場が不足しているなら、必要なことやものを当事者で考えて創ろうと考えたことがジャスティスの設立のきっかけであったこと、つながりを作ることによって一人ひとりの強みを集め、仲間と共に学び高めあうことが重要であること、今後は中堅職員の集いを創っていきたいと考えていること、固定概念にとらわれずに多様性を活かして創造性を高めていくことが重要なことであることなどについてお話をいただきました。

その後は、宮原さんと川瀬さんからの話を踏まえ、理想に近づいていくためにどのようなことに気を付けるべきか、どうしていくべきかについて話し合いました。
最後に、グループ毎にスローガンを書き、これからどこを目指していくのか、どうありたいのかを発表しました。

様々な社協の若手の方々と意見を出し合い、刺激をもらえたことで、自分にとって目指す場所が少し見えてきたように思えます。これから理想のワーカーを目指して努力を重ねていきたいと感じました。

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第3期市民後見人養成講座11日目

今日は稲築住民センターにて第3期市民後見人養成講座11日目を開催しました。
1コマ目は新グループホームぼくらの家準備室長の山本真理子さんから精神障がい者の理解というテーマでお話いただきました。精神障がい者の定義や歴史、精神障がい者の現状、統合失調症やうつ病の方の障がい特性について学びました。
2コマ目は特別養護老人ホーム初花施設長の百枝孝泰さんから対人援助の意義と基礎というテーマでお話しいただきました。成年後見制度における対人援助について、対人援助における信頼関係の重要性について説明がありました。
全ての人の自己実現・自己決定の権利を尊重し、その人らしい社会生活の実現のために本人の最善の利益を目指して支援を行っていくことが重要であること、相談援助を行っていくうえで信頼関係を構築することでより良い支援を行っていくこと、信頼関係の構築のためには円滑なコミュニケーションが不可欠であると学びました。その後実際に隣に座った人と演習を行いました。
その中では、一方が立った状態で、座っている方に話をすると、威圧的な印象を与えかねず、目線を合わることが大切なこと、また話をしている方に対する聞く側の表情や相づちなどがいかに大切であるかを実感することができました。
3コマ目は2コマ目でのコミュニケーションについての説明がありました。コミュニケーションのポイントとして、自分の話し方、相手の話を聴く姿勢とその応用について、相談援助における技法について学びました。
今回学んだことを、仕事の上でも、また日常生活にも生かせるよう、見つめ直したいと感じました。

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次回は2月23日(火)最終日です。

稲築地域福祉推進委員会

今日は、稲築住民センター2階で稲築地域福祉推進委員会を開催しました。

7名の委員の方が出席され、自己紹介の後に事務局から地域福祉推進委員会について説明しました。
次に委員長と副委員長の予選や評議員への委員会内からの推薦について協議してもらいました。
その後に、新しい地域支援事業を考えるための勉強会についての話をして、これから制度がどのように変化していくのかを共有しました。
「若い世代の人たちも活動に参加できるような働きかけが必要」といった意見や、「自分の住んでいる行政区以外の把握はなかなか難しい」などさまざまな意見が出ました。

地域を良くしていきたいという委員の皆さんの思いを強く感じました。

第3期市民後見人養成講座8日目

今日は稲築住民センターにて第3期市民後見人養成講座8日目を開催しました。
松尾・足立法律事務所の松尾朋弁護士に成年後見に関連する法律についてお話していただきました。
最初に民法の基本から説明がありました。民法は個人の権利関係に関するルールであること、権利については大きく物権と債権に分けられること、契約を始めとした法律行為には意志表示が重要であること、無効と取り消しの違いなど成年後見制度に関連の深い部分を学びました。
次に、代理とはどういうことか学び、後見人と被後見人との利益が相反する場合の特別代理人の選定の請求について、また、申し立てをする際や相続を考える際に知識として必要となる親族についてや未成年後見についての話もありました。
最後に、相続についての話では、誰が相続人となるのか、遺産の分割についての規定、法定相続分について事例を交えながらの説明がありました。
後見人として気を付けるべき法律についての理解を深めることができました。

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次回は2月2日(火)です。

水俣でのフィールドワーク2日目水俣病資料館

午後からは、熊本県環境センターでエコに関する展示や水俣病についてのパネルを見学した後、水俣病資料館で語り部をされている杉本肇さんのお話を聴きました。水俣病は当時原因不明の奇病と言われ伝染病のような扱いを受けていたこと、お祖父さんと過ごした幼少期の思い出、小学2年生の時、裁判の準備をされていたお祖父さんとの別れ、5年生の時には水俣病のため両親が入院し子どもたちだけで生活していたこと、夏休みのボランティアの学生さんとの関わりなど、杉本さんのご家族との歩みをお話されました。

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2日間の研修で、いかに自分自身が何も知らず、知ろうとしなかったのかに気付かされました。たくさんの話を聴いて感じた思いを忘れず、自分の生活の中で大切にしていきたいです。

第三期市民後見人養成講座 5日目

今日は、稲築住民センターにて第三期市民後見人養成講座の5日目を開催しました。
最初の講義は本会のかま権利擁護センター主任の渡辺が講師を務め、「日常生活自立支援事業の理解」についてというテーマでした。
はじめに、全体的な枠組みの整理として、成年後見制度、日常生活自立支援事業、地域福祉権利擁護事業それぞれの根拠、制度の対象範囲について説明がありました。次に、日常生活自立支援事業の歴史、具体的な事業の内容、嘉麻市独自の地域福祉権利擁護事業についての説明でした。最後に成年後見制度との関係、支援のあるべき姿についての説明がありました。日常生活自立支援事業は本人の意思決定の援助、成年後見制度は本人に代わっての意思決定ができること、権利擁護と権利侵害は紙一重であり本人の意思を尊重して支援を行うことが重要であることを学びました。

 

次に福岡家庭裁判所 飯塚支部 裁判所書記官の佐々木直人さんから「後見業務の実際 家庭裁判所の役割」というテーマで講義がありました。
家庭裁判所の組織と機能について、後見等開始審判申し立て事件の流れ、第三者後見等の必要性、後見人等が行う業務についての説明がありました。最後に、市民後見人としての自覚と責任について話がありました。後見人になることの責任の重大さについて学びました。

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次回の市民後見人養成講座は1月12日(火)です。