明けましておめでとうございます。
今日は長谷山に登って初日の出を見ました。久しぶりに登ったので頂上に着くころにはすっかり息が上がってしまいました。寒い中、たくさんの方で賑わっていて、頂上では「長谷山を愛する会」の皆さんがイベントの準備をされていました。日の出が近づくと、その瞬間を今か今かと待ち、きれいな太陽が見えた瞬間、とても清々しい気持ちになりました。
それまでの疲れが一気にとんだ瞬間でした。
皆様にとって良い一年となりますようお祈り申し上げます。今年もよろしくお願いいたします。
投稿者: maru
福岡県生活支援ボランティア養成研修
12月13日(日)飯塚研究開発センターで開催された福岡県生活支援ボランティア養成研修に参加しました。
最初の講義は、本会事務局長の木山が、地域包括ケアシステム、高齢者福祉の歴史、高齢者の社会参加による生きがいの創出や介護予防、地域支えあい事業についての説明をしました。その後、困りごとを抱えている方の事例をグループワークしました。様々な意見が活発に交わされ、参加者の皆さんは真剣に課題の解決方法を考えていました。地域での支えあい、助け合いの関係作りには「お互い様」の関係を作っていくことが重要であること、誰もが何らかの強みを持っていてそれぞれがその強みを活かしていくストレングスモデルの考え方について学びました。
次の講義は、因 利恵 氏 から高齢化の推移と将来推計、平均寿命と健康寿命、本人とその家族の希望する介護の違い、コミュニケーションを取る上で気を付けるべきこと、簡単な介助の方法、加齢による体への変化、生活支援を行う上で気を付けるべきことについての説明がありました。コミュニケーションの取り方については訪問介護員研修のビデオを素材として説明を受けました。ビデオを見て感じた問題点を個人で考えた後、グループワークで話し合いをして、自分では気が付かなかった問題点に気付かされました。生活支援では自分でできることは手伝わないこと、コミュニケーションの基本である受容、傾聴、共感について改めて学びました。
今回の研修で学んだことをこれからに活かしていきたいと思います。
第三期市民後見人養成講座2日目
今日は、第三期市民後見人養成講座の2日目でした。
成年後見センター・リーガルサポート福岡支部の加藤丈雄司法書士にお越しいただき、成年後見制度の基礎について学びました。
1コマ目では、成年後見制度が生まれた背景や理念などについて学びました。
成年後見制度の旧制度である禁治産制度は、「家」の財産を守ることに重きが置かれており、家族による支援が基本となっていたこと、現在の成年後見制度は被後見人の自己決定を尊重し、被後見人の身上に配慮する義務が定められていることなどを話されました。
また、現在の成年後見法の見直しに向けた課題として、任意後見契約の利用が伸び悩んでいることなどの話もありました。
2コマ目は法定後見制度と任意後見制度についてでした。
法定後見制度は家庭裁判所の審判によって後見人が決定され、任意後見制度はあらかじめ本人が選任し、公正証書による契約を行っておき、その後判断能力が低下してきたときに家庭裁判所に任意後見監督人選任の申立てを行い、後見が始まることなどを話されました。
また、任意後見の利用形態として、将来型、即効型、移行型の3種類の形態があり、それぞれのしくみと問題点について話されました。
次回は12月8日(火)です。
鴨生北町サロン
今日は、鴨生北町集会所で開かれたいきいきサロンにおじゃましました。
一緒に山田消防署の方2名からのお話を聞かせていただきました。
火災の原因の第1位が放火で特に年末が多くなること、住宅用火災警報器の設置を進めることが火災から身を守ることにつながることなどの話があり、緊急地震速報について緊急地震速報に関する説明もありました。。
また、消火器の使い方について説明を受けた後、実際に水の出る消火器を使用して訓練をしました。一般的な粉が出る消火器とは少し違いますが、操作方法は全く同じということで、参加者の皆さんは真剣に取り組まれていました。
実際の火災が起きた時に落ち着いて対処できるように、日頃からの心掛けや訓練が重要であることを改めて感じました。
今月の一冊
広報紙えがおに、毎月職員が読んだ本を『今月の一冊』として、掲載しています。
11月号に掲載した『気にしすぎ症候群』という本をご紹介します。
著者:伊藤 明 出版社:小学館
気になる物事というのはどんな人にもあると思います。明日の天気や家族の健康、他人の顔色、事故のニュース、国内外の政治の動き、外国でのテロ、環境問題等々。
この本では、気にするという行為そのものは生き残るための「リスク回避」ですが、気にしすぎは「過度なリスク回避」であり、気にすることで自分が生きていく上での不安を全て排除できるという思い込みから来ていると述べられています。
現代社会はメディアやインターネットにおいて様々な情報が溢れています。新聞を読む、テレビを見る、あるいは検索をすることで情報はすぐに手に入ります。平均貯蓄額、食品添加物の情報、環境問題、SNSでは個人のプライベートなことまで。それらの情報が即座に入ってきてしまうがゆえに他人と比較し、必要以上に自分の状況を悲観的にとらえてしまうことで「気にしすぎ症候群」になってしまうとも筆者は主張しています。
そんな「気にしすぎ」を治す方法はまず自分が気にしていることに気づき、そこからそれぞれのタイプによって対処をし、気にする時間と量を削っていくという方法があること、一気に治すのではなく徐々に段階を踏んで治していくことが一番の近道であると述べられています。
日々を過ごしている中で「気にしない」ことはできませんが、「気にしすぎ」の自分がいることを受け止めながら、少し考え方を変えたいと思います。(まる)
災害ボランティアセンター連携研修会
今日は九州ビルで開催された災害ボランティアセンター連携研修会に参加しました。
第一部は、「災害ボランティアセンターが担っていく事とは?」をテーマに特定非営利活動法人さくらネット代表理事の石井布紀子氏が基調講演をされました。石井布紀子氏は現在茨城県常総市で、鬼怒川水害の被災者の支援をされているそうです。
東日本大震災、鬼怒川水害などの大規模災害における活動の振り返り、様々な団体との協働、民間組織による支援の充実化、全国災害ボランティア支援ネットワークの概念についてなどの話がありました。
第二部は、公益社団法人日本青年会議所福岡ブロック協議会の大館健太郎氏から、市町村社協と青年会議所の協定締結に向けた取り組み、日頃からの相互理解を深める活動について話がありました。
第三部は、北九州市、嘉麻市、志免町、大牟田市で災害が発生したことを想定して、関係者が集まって、シミュレーション訓練を行いました。被災地域の実情把握、行政区長からの相談への対応、当面のコーディネート、資器材の確保、情報の発信などについて、「誰が、何を、どうするのか」ということを考えていきました。市担当課職員の方と、課題やこれからの検討すべき事柄を共有するとともに、他の参加者の方からも様々な考え方などを教えていただき、とても貴重な機会となりました。
今回の研修会に参加して、平常時から様々な団体の方と関係を作り、いざというときにお互いがサポートし合える関係をつくっておくことが被災者支援につながっていくと感じました。
災害ボランティアセンター設置運営訓練(座学)
今日は、粕屋町福祉センターで行われた災害ボランティアセンター設置運営訓練(座学)に参加してきました。
福岡県防災研究会の宮﨑雄輔さんが講師として話をされました。
最初に、過去の大きな災害において災害ボランティアの方々が活躍されていること、時間雨量50mmを上回る豪雨が全国的に増加しており、近年、雨の降り方が局地化・集中化・激甚化していること、2013年11月にフィリピンに襲来したスーパー台風のこと、大規模な火山噴火の発生のおそれがあることなど、近年の災害についての話がありました。
次に、物理的、肉体的な被害は表面化しやすいが、精神的、経済的、社会との関わり、情報に関することについての被害は潜在化しやすいこと、災害救援の最終目標は被災者(地域)がその人(地域)らしい暮らしを取り戻すことであるということ、災害ボランティアの活動範囲は被災者ニーズとボランティアの発想により様々なことが活動範囲となることなどの話がありました。
最後に、災害ボランティアセンターの役割とその運営に必要な物、お金、情報についてのこと、災害ボランティアセンターの設置マニュアルは全国どこでも使えるものは存在しないこと、災害ボランティアセンターを設置したあとの動きについての話がありました。
次回は11月29日に直方市で行われます。今回学んだことを活かして訓練に参加し、今後につなげていきたいと思います。
リングプルの換金
今日はリングプルの換金のため田川市に行ってきました。一夜城祭りで嘉穂総合高等学校大隈城山校から義援金とともに寄贈いただいたものです。
今回のリングプルの量は40kgでした。ご協力ありがとうございました。
本会では、換金したお金でチャイルドシートを購入して、嘉麻市内の子育て世帯への貸し出しを行っています。
以下の時間帯でアルミ缶、リングプルを受け付けていますので、ご協力をお願いします。
【受付場所】
・嘉麻市社会福祉協議会【稲築庁舎横 稲築住民センター内】
・嘉穂老人福祉センター内社会福祉協議会事務所【住所:大隈町1183番地1】
・山田ふれあいハウス内社会福祉協議会事務所【住所:上山田502番地6】
【受付時間帯】
月曜日~金曜日 8時30分から17時まで