「ふるさとへの手紙」寄稿者募集

ゴールデンウィークも残すところあと1日となりました。嘉麻市では、3月1日に新型コロナウイルスの新規感染者が確認されて以降、しばらく発表はありませんでしたが、4月下旬から再び増加傾向に転じています。ついつい数字ばかりを気にしてしまいますが、大切なのは日々の行動です。私はこの連休中、不要不急の外出を控え、家の片づけをしたり、映画を観たりしながらお家時間を楽しみました。
こんなご時世ですので、ふるさとへの帰省を控えている方も多いことでしょう。気軽に会えない環境だからこそ、嘉麻市で過ごした思い出や旧友へのメッセージなどを、本会の広報紙「えがお」に寄稿してみませんか?「書いてみようかな」という方がおられましたら、ぜひ下記までお気軽にご連絡ください。

嘉麻市社会福祉協議会 ☎0948-43-3511

山田地域福祉推進委員会を開催

4月30日、山田地域福祉推進委員会を開催し、山田地域で取り組んでいる2つの取り組みについて、委員のみなさんと話し合いました。
まずは、協議体で進めている市バス調査です。委員の中には市バスやデマンドバスを利用している方がおられ、乗り継ぎの不便さについて話されました。また、60歳以上の高齢者にはお得に回数券を購入できる方法があることは知っていても、手続きの億劫さがあり、ためらっている人が多いことがわかりました。
2つ目は、民生委員と一緒に進めようとしている安心カードです。ただ記入するだけではなく、災害や緊急時に役立つものにするために、さまざまな意見が出ました。

詐欺にご注意を

先日、桂川町で町役場職員を語る男性から、「介護保険の払戻金がある」との電話があり、その後、金融機関職員を語る男から電話で、コンビニエンスストアのATMへ誘導され、指示通りに相手の口座へお金を振り込まされた事件が発生したそうです。
以前、詐欺にあった人に話を聞いた際、考える暇を与えてもらえず、言葉巧みに何度もお金を支払わされてしまった。あとで考えると、おかしな点は幾つもあったが、その時は自分を止めることができなかった。情けなくて悔しいと話されたのを思い出しました。
電話でお金の話は詐欺です。まずは、身近な人や地域包括支援センター、警察などに相談しましょう。また、日頃から、知らない番号の電話にはすぐに出ない。電話の内容を自動で録音する装置を設置する。電話等で子どもや家族の名前を呼びかけない。知らない人には絶対お金を渡さない。暗証番号は絶対に言わない。カードは誰にも渡さない。お金を要求された場合は、迷わず110番するなどを心がけましょう。

かま福祉ネットワーク委員会役員会を開催

4月20日、かま福祉ネットワーク委員会役員会を開催しました。令和2年度の活動を振り返りながら、今年度の委員会で取り組むことについて話し合いました。
施設で悩んでいることや心配なことをお聞きすると、災害が発生し施設が被災した場合の体制、職員や入所者がコロナにかかった場合の対応、入所者で身寄りがない方の入院時や亡くなった後に配慮すべきことがわからないなど、共通する不安があることがわかりました。
そこで、今年度は嘉麻市の災害に向けた取り組みや成年後見制度について学び、委員会が協力し合うことでできることや事前に備える準備について考えることにしました。

木城でサロン

4月15日、木城集会所で行われたふれあいいきいきサロンにお邪魔しました。久しぶりのサロン再開に加えて、新メンバーの参加にみなさん喜んでおられました。
今回のテーマは、「どんな人が住んでるのか」です。地図を広げ、密にならないよう、2人ずつ地図に寄ってもらい、自分が住んでいる家の周りで一人暮らしの人や空き家、災害リスクの高い地域などを色分けしました。時間の都合上、色分けする作業しかできませんでしたが、次回は、地域との関係が希薄な人や災害等の緊急時に声をかける必要がある人などを整理し、いざという時に地域のみなさんで役割分担ができるような仕組みを作っていきたいと思います。

老後の不安

かま権利擁護センターでは、亡くなった後のことを心配する方から相談をお受けすることが増えています。「近しい身内がおらず相続に不安がある」「病気や認知症になったら金銭管理をどうしたらいいのかわからない」などの不安がほとんどです。相談者の家族状況や希望によって、準備する内容もかわります。場合によっては、弁護士などの専門家への相談も必要となります。不安のある方は、下記にご相談ください。
            記
かま権利擁護センター 0948-43-3511

3地区合同サロン代表者会を開催

 4月8日、夢サイトかほで、碓井・山田・嘉穂地区合同ふれあい・いきいきサロン説明会を開催し、助成金の申請に必要な手続きやボランティア保険の加入、出前講座やDVD等の貸し出しについて説明しました。
 意見交換会では、コロナ禍でのサロン活動の紹介や悩みについての意見が多く出ました。ほとんどのサロンで新しい参加者が増えないとの悩みを抱えていますが、A行政区では、子どもや若い世代の方が参加しやすい日曜日に開催し、多世代交流の場となっていることや、長年雑草が生い茂っていた行政区の花壇に花を植え、希望する方に苗を配ったところ、地域がたくさんの花で彩られたB行政区の取り組みが紹介されました。
 高齢者に限定せず、また柔軟な発想力で活動することに、感心の声が上がり、みなさんにとってよい刺激になったようです。

新しい風に

4月から働き始めた新社会人のみなさんにとって、はじめての週末でした。本会でも、1日から新職員が入職しましたが、きっと、期待や不安を抱え、慣れない環境に疲弊し、あっという間に休みが終わってしまったことでしょう。私にも、新社会人の時期があったのを懐かしく思いました。
新社会人のみなさん。まずは、新しい環境に慣れることが大事だと思います。初めから完璧に仕事をこなす必要はありません。まずは上司や先輩から頼まれたことをやり切ってください。少しずつスキルアップできるよう、新社会人を迎えるみなさんと一緒に、心と体の健康を守りながら、頑張っていきましょう。

職員募集のご案内

嘉麻市社会福祉協議会では、幹部候補職員、地域活動職員(いずれも正規職員)及び嘱託職員を募集しています。
本会のホームページから、募集要項をご確認ください。申込書等をダウンロードすることができます。
http://kama.syakyo.com

新年度に向けて

春と言えば桜ですが、足元を見るとツルニチニチソウや芝桜、野いちごの花が咲いています。今日は気温も上がり、春休みを迎えた小学生が、半袖で公園を駆け回っていました。

本会では、評議員会が行われ、令和3年度の事業計画や予算について審議され、賛成多数にて議決されました。来週からは新年度に突入し、新しい職員も入職します。
コロナ収束の見通しが立たない中、切迫した相談も多く寄せられており、支援の見立てをどう立てるかによって、1か月後、3か月後、半年後の生活状況に大きな変化が現れています。相談員一人ひとりのスキルアップが求められていると感じています。