定時評議員会及び理事会を開催

6月24日(木)午前中に、山田ふれあいハウスホールにて第5回定時評議員会を開催し、以下の議案について決議されました。
・議案第104号 次期理事の選任について
・議案第105号 次期監事の選任について
・議案第106号 令和2年度事業報告及び収支決算書について 監査報告
・議案第107号 令和3年度第一次補正予算について
また、以下の事項を報告しました。
・報告第26号 登記手続きの完了について

午後からは、新役員による第75回理事会を開催し、引き続き坂田会長、野見山副会長、坂口副会長が選定されました。

嘉麻市災害ボランティアセンター

近年、線状降水帯がもたらす豪雨により、各地で災害が頻発しています。本会は、平成25年に嘉麻市と災害ボランティアセンターの設置等に関する協定を結びましたが、時間の経過とともに現状に即していない事項が出てきたため、防災対策課と見直しに向けて話し合ってきました。
今日は協定締結に向けた最終確認と、嘉麻市災害対策本部に組織された市民・ボランティア班との顔合わせが行われ、今後は細かな取り決めや情報共有を図っていくことになりました。

相談からの学びを伝える

社会福祉士の資格取得を目指す大学生が、ある事業所に実習に来ることになり、本会の自立相談支援センターについて話してほしいとの依頼を受け、センターの相談を通して感じたことや学んだことを、事例を交えながら伝えました。
センターが始まった当初は、それまでに想像もしていなかったような相談や考えたこともなかった困りごとを抱えた方の差し迫った生活を目の当たりにして、どうしたら良いのかわからず、解決策も見出すことができず、無力感を感じる日々が続きましたが、その困りごとから必要な事業を作り出したり、協力してくれる方々とつながることができたりと、一歩ずつ進んできた日々を振り返ることができました。
相談者の身になって生活を想像し、いかに自分のこととしてリアルに感じ取り、相談者の希望する生活に近づけるようにどうしたら良いのかを一緒に考えること、その中から支援の方向性を見立てること。簡単ではありませんが、一方的な支援ではなく、「ともに」を大切にしたいと改めて感じました。

第74回理事会

6月4日(金)、山田ふれあいハウス会議室にて第74回理事会を開催し、以下の議案について承認されました。
・議案第236号 次期理事候補者の定時評議委員会への推薦について
・議案第237号 次期監事候補者の定時評議委員会への推薦について
・議案第238号 次期評議員候補者の評議員選任・解任委員会への推薦について
・議案第239号 次期評議員選任・解任委員会委員の選任について
・議案第240号 令和2年度事業報告及び収支決算書について 監査報告
・議案第241号 令和3年度第一次補正予算について
・議案第242号 第5回定時評議員会の開催について
また、以下の事項を報告しました。
・報告第74号 定款第21条4項に係る理事会報告事項について
・報告第75号 高額寄付について
・報告第76号 登記手続きの完了について

教育費

6年ほど前に、次男の担任から「今から5,000円ずつ貯金すれば、私立高校に進学しても、公立でも、準備金と3年間の学費、交通費は賄えますよ」と聞きました。「まだまだ先のことだな」と思いながら、貯金が苦手な私は、給料日に自動的に積立ができるよう銀行で手続きしました。
教育支援資金の相談を受けることも多く、他制度を把握していたつもりでいましたが、長男の大学受験を控えた今、教育費について調べていくと、理解不足や勘違いしていたこともわかりました。
日本学生支援支援機構や日本政策金融公庫、労働金庫、各銀行の教育ローンなど、選択肢はたくさんありますが、17歳の子どもにとっては現実味のない話のようです。
大きな負債を抱えて高校や大学を卒業する子どもは少なくありません。本人が借りる資金は、学校を卒業したら本人が償還しなければなりません。「よくわからない」では済まされない金額です。
合格することも大切ですが、卒業するためにはお金の話も必須です。親子でしっかり考えたいと思います。

認知症高齢者の運転

先日出会ったAさんは、最近物忘れが目立つようになりましたが、自覚がなく、車の運転を続けています。短期間で接触事故を続けて起こしましたが、車を手放すことは考えていません。
高齢者の免許更新について調べてみると、70歳から74歳の運転免許取得者が免許更新を希望する場合は、高齢者講習を必ず受検する必要があり、また、75歳以上のドライバーは、高齢者講習の前に認知機能検査を受け、記憶力や判断力を測定するそうです。
Aさんには、車に乗らないよう声かけしてくれたり、買い物に連れて行ってくれる家族もおらず、車を手放すととても不便な生活になってしまいます。強制的に車に乗れなくしてしまう方法ではなく、Aさんが、自ら安心して運転免許証を返納できるサポート体制について、関係者と一緒に考えたいと思います。

まずは借金にならない手続きを

先日、飲食店を経営する方から、生活費の貸付相談を受けました。緊急事態宣言に伴う飲食店の休業・営業時間短縮や外出自粛等の影響を受けた事業者支援、福岡県の要請に応じて営業時間短縮を行なった飲食店支援には、支援金や協力金の手続きを勧めています。また、雇用調整助成金の特例措置など、他にも借財にならない手続きもあります。
ワクチン接種が少しずつ広がっていますが、緊急事態宣言延長の可能性が高くなっています。その方に応じた最新の情報提供を行いたいと思います。

梅雨の晴れ間に

市内には、一目で空き家と分かる家屋が年々増えています。そのままにしておくと、草木が生い茂って害虫が発生することもあり所有者や周辺住民の中には不安を感じている方もおられます。本会では市内の空き家を適切に管理していくことで、みなさんに安心をお届けする「空き家管理住まいるサービス」を実施しています。このサービスは、本会との契約により月に1度、敷地内外のチェックや通水、換気等を行うほか、大雨や台風などの有事前後の見回り等を行うもので、今日は、連日の雨で延期になったお宅を訪問し、溝掃除を中心に行いました。
久しぶりに顔を出した太陽に照らされて、疲労感はあるものの、心地よい時間を過ごしました。

災害ボランティア養成講座を開講します

福岡管区気象台は、九州北部が梅雨入りしたと見られると発表しました。平年より3週間ほど早いそうです。梅雨入りが早いと、梅雨明けも早いのかなと思いがちですが、統計上は長雨が続くようです。
この時期になると、豪雨による災害が心配されます。昨年から続く新型コロナウイルスの感染拡大により、災害ボランティアセンターでは、地元や近隣の市町村からのみボランティアを募集せざるを得ないため、地域のみなさんの協力が重要になってくると考えています。
そこで、本会では、もしもの時に備えて、自分たちの住む地域で起こった災害は自分たちでなんとかしたいという思いのもと、災害ボランティア養成講座を下記のとおり開催します。この講座は、水害を想定して、床下浸水した際の土砂かきや養生シートの張り方、ロープワークなどの実践的な講座となっていますので、ぜひご参加ください。
              記
1.対象者
・全講座の受講が可能な方
・20歳以上で市内在住または市内に勤務されている方
・災害ボランティア活動に興味・関心のある方
2.開催日時
令和3年6月13日、20日、27日の日曜日 午前10時~12時
3.参加費 無料
4.定 員 10名程度
5.募集期間
令和3年5月6日(木)~令和3年5月31日(月)
6.問い合わせ先
嘉麻市社会福祉協議会 0948-43-3511(受付は、平日8時30分〜17時です)

コミュニケーション

この週末を利用して、本会が管理する3つの建物の環境整備を、職員全員で行いました。新型コロナウイルスの感染が心配されるようになった昨年3月頃から、歓迎会や忘年会を控えており、「飲みニケーション」の機会が全くありませんでしたが、刈り取った草を集めたり、溝の落ち葉を掻き出したりと、ひとつの目的に向けてみんなで力を合わせる作業は、きつくても楽しい時間でした。