元気の秘訣

先日、90代の男性Aさんのお宅を訪問すると、持っていたノートを見せてくださいました。そこには、車の走行距離や気温、出納簿など、毎日の記録が書かれていました。何のための記録なのかを尋ねると「私が考えた、認知症予防法だよ。日記だと、何を書くか迷うけど、数字なら何も迷わずに書けるから、無理なく続けられている。おかげで、90歳を過ぎた今でも、野菜を作ったり、車でお出かけしたりと、元気に過ごせているよ」と教えてくださいました。無理のない方法で元気を保てることは素敵だなと感じました。

春の訪れ

 先日、山田校区で広報紙を配っていると、梅の花が咲いていることに気づきました。

 まだ3分咲きでしたが、少しずつ春が近づいているんだと感じ、わくわくした気持ちになりました。
 花や自然の美しさは、嘉麻市の魅力のひとつだと思うので、たくさんの花が咲くこれからの季節が楽しみです。綺麗な景色がたくさん見られると嬉しいので、おすすめのスポットがあったら、ぜひ教えてください。

かま福祉ネットワーク会議

1月22日(火)、かま福祉ネットワーク会議を開催し、市内の10法人14施設から19名が参加しました。

初めに、在宅介護支援センターから相談を受け訪問したAさんの緊急支援のため、かま福祉ネットワーク委員会から電気代や食材費を提供したことを報告しました。
次に、「各法人が取り組んでいる事業を知ろう」をテーマに、母子生活支援施設かほの森の和多勇一郎さん、児童養護施設嘉麻学園の実村智樹さんから、施設の概要や日頃の業務、受けている相談等について話してもらいました。
コミュニケーションを図る上での配慮や子どもと接する際には叱責するのではなく、対話を重視していることなど、日頃心がけていることも教えてもらいました。
最後に、福岡県社会福祉協議会の勝野耕太郎さんから、ふくおかライフレスキュー事業について説明してもらいました。各施設の持つ専門性を活かしながら、制度の狭間にある方の支援を実践している事例を聞き、かま福祉ネットワーク委員会と重なる部分や対応の違いを比較し、支援のイメージをふくらませました。
また、役員の改選を行い、会計には昨年に引き続き、軽費老人ホーム三光園の臼井隆輝さん、新たな役員として、監事には翼会つばさ学園の因幡宏さん、通所介護うすいの里の丸山基樹さんが選任されました。

第9回生活支援コーディネーター連絡会

1月16日(水)、福智町地域交流センターにて、第9回生活支援コーディネーター連絡会が開催され、職員2名で参加しました。
最初に、福岡県包括ケア推進係 梅岡さんから、「自家用有償旅客運送及び道路運送法の許可又は登録を要しない運送」と「通所介護の送迎」について、概要を説明してもらいました。
次に、公益財団法人さわやか福祉財団 さわやかインストラクター 江口陽介さんから、「生活の足 その仕組みづくり」をテーマに、住民主体の移動支援について話してもらいました。佐賀県での事例をもとに、仕組みづくりを行ううえで大切なことは、自立しているからよいのではなく、常に地域の情報を把握しておく視点、また、目の前にあるニーズに向き合い、まずは今ある社会資源を活用した仕組みづくりから始めることと教えてもらいました。
その後、生活支援の現状や進め方、サービスの創出について、グループワークで情報交換を行いました。買い物支援や地域で集える居場所、ちょっとした困りごとを助け合う仕組みなど、実際にサービスを創出しているものの、サービスの担い手が不足している、地域住民や地元商店にいかに協力してもらえるか等、課題についても共有しました。
最後に、本会事務局長の木山から、サービスの創出や担い手の確保には、まずどのくらいの範囲で行うのかエリアの設定が大切であること、地域で役を持たない方に協力してもらい一緒に考えてもらうことが大切との説明がありました。

木城行政区でお試し移動販売を開催

12月20日(木)、市内のコンビニエンスストアご協力のもと、木城集会所でお試し移動販売が開催され、レトルト食品や総菜、パン、野菜、調味料、日用品など、数多くの商品が販売されました。
利用した方からは「バスやタクシーを利用しないと買い物に行けないため、家の近くで買い物ができて助かった」「自分で商品を見ながら買い物できて楽しかった」などの声がありました。
木城行政区では、今後も定期的に移動販売が開催されることとなり、「次はあれを持って来てほしい」と、商品の注文をする方もいらっしゃいました。
他の行政区から様子を見に来られた方もいて「食品だけでなく、洗剤やゴミ袋などの日用品もあるから、たくさんの商品をまとめて買うことができるね」と話されました。

紅葉の季節

日中も肌寒い日が増えてきましたね。
先日、木城行政区で、もみじの葉が色づき始めているを見つけました。

もみじの木がたくさん並んでいて、完全に色づくととても綺麗なんだろうなと想像しました。もう少し寒くなった頃に、もう一度訪れたいと思います。
私自身、寒い時期は得意ではありませんが、綺麗なもみじが見られると思うと、楽しみが増えました。

第8回福岡県生活支援コーディネーター連絡会

10月17日(水)、メイトム宗像で第8回福岡県生活支援コーディネーター連絡会に参加しました。

最初に、公益財団法人さわやか福祉財団の阿部かおりさんから、地域ケア会議と協議体の違いについて説明がありました。地域ケア会議は個別課題の解決を目指す場であるのに対し、協議体はそれを地域課題として捉え、地域づくりについて住民を交えて話し合う場であることを学びました。
次に、福津市と大刀洗町が取り組んでいる移動支援サービスについて、始まったきっかけや実施方法を教えてもらいました。
最後に、準備会を協議体にシフトチェンジする方法、第2層生活支援コーディネーターを選任する方法、新たなサービスの創出の3つをテーマにグループワークで話し合いました。「まずは地域のみなさんに協議体について理解してもらい、協力してもらえるよう働きかける工夫が必要だね」「趣味を生かしたボランティアや子どもの学習支援を入り口として、幅広い世代の方が協議体に参加してくれるようになるといいね」等、活発な意見交換が行われました。
連絡会を通して、協議体とはどのような場であるのかを振り返ることや県内の生活支援コーディネーターの話を聞き、協議体を進めるうえでたくさんのヒントを得ることができました。

かま福祉ネットワーク会議

9月11日(火)、かま福祉ネットワーク委員会を開催し、市内の社会福祉法人16施設から25名が参加しました。

4月24日の役員会で平成29年度の決算監査を行ったことを報告したあと、嘉麻市災害ボランティアセンターの活動と平成29年度フードバンク事業について話しました。災害ボランティアセンターとフードバンク事業では、委員会に加入している法人からたくさんの協力が得られたことについて触れ、感謝の気持ちを伝えるとともに、日頃の連携の大切さを共有しました。
前回の委員会で、他分野の制度やサービスについて知りたいとの意見があったため、今回は本会の取り組みについて紹介しました。
今後の委員会では、児童、高齢者、障がい者それぞれの分野の制度やサービスについて紹介してもらうことになり、最後は分野ごとにわかれて発表内容を話し合いました。

大切な思い出

先日、ある方の訪問を終え、帰ろうとすると、近くにあるイチジクの木の前で1人の女性に出会いました。「この近くにお住まいなんですか」と声をかけると「私は市外に住んでいるけど、亡くなった姉が住んでいた土地に、時々こうやって遊びに来ているの。今でも、思い出すと涙が出てくる」と話してくださいました。イチジクの木は、昔お姉さんが育てていた木だったと聞き、Aさんにとって大切な思い出のものなんだと感じました。私が普段は何気なく見ているものも、それは誰かにとっては、大切な思い出がつまったものかもしれないということに気付かされたひとときでした。

あっとふるやまだ③

6月19日(火)、山田生涯学習館で第3回あっとふるやまだを開催し、12名が参加しました。

ローソンの方から、全国で取り組んでいる移動販売について話を伺い、山田校区で話し合ってきた内容を伝えました。
サロンや地域の行事など、人が集まる場所や高齢者が多いと思われる団地の集会所などでの開催が良いのではないかとの意見がありました。地元の商店とも話し合いの場が設けられることになっているそうなので、結果を教えてもらいながら、今後の方向性を考えていきたいと思います。
次回は平成30年7月17日(火)13時30分から、尾浦第一集会所で開催します。ぜひお越しください(^^)