新聞を読んでいると、200168日に起こった大阪教育大附属池田小学校の事件から20年経ったという記事を見つけました。そして、この事件を機に校門の施錠や防犯ブザーの配布、登下校時の教職員による見守りなどの防犯対策が進んだと書いてありました。
 現在、このような防犯対策は普通になってきました。その当たり前だと感じていることが教訓の上にあったのだと知り、過去を振り返ることの大切さを感じました。
 「温故知新」故きを温ねて新しきを知る。仕事でも私生活でも原点に帰ることや過去の教訓を活かすことを忘れないようにしたいと思います。

相談からの学びを伝える

社会福祉士の資格取得を目指す大学生が、ある事業所に実習に来ることになり、本会の自立相談支援センターについて話してほしいとの依頼を受け、センターの相談を通して感じたことや学んだことを、事例を交えながら伝えました。
センターが始まった当初は、それまでに想像もしていなかったような相談や考えたこともなかった困りごとを抱えた方の差し迫った生活を目の当たりにして、どうしたら良いのかわからず、解決策も見出すことができず、無力感を感じる日々が続きましたが、その困りごとから必要な事業を作り出したり、協力してくれる方々とつながることができたりと、一歩ずつ進んできた日々を振り返ることができました。
相談者の身になって生活を想像し、いかに自分のこととしてリアルに感じ取り、相談者の希望する生活に近づけるようにどうしたら良いのかを一緒に考えること、その中から支援の方向性を見立てること。簡単ではありませんが、一方的な支援ではなく、「ともに」を大切にしたいと改めて感じました。

6月心配ごと相談のご案内

6月の心配ごと相談は、以下の日程で開催します。
2名の相談員が、地域のみなさんが抱える生活上の悩みや困りごとの相談に応じます。
先に相談されている方がいらっしゃる場合、お待ちいただくことがありますので、ご了承ください(相談は無料で、事前予約の必要はありません)。
なお、6月9日の開催場所については稲築地区公民館を予定しておりましたが、緊急事態宣言の延長に伴い、山田ふれあいハウスに変更させていただきます。お間違いのないようご注意ください。23日の開催場所についても変更になる可能性がございますので、事前にお問い合わせをいただけると幸いです。

開催日時
6月9日(水)13:00〜15:00
6月23日(水)13:00〜15:00

 先日、あるテレビ番組を見ていると、興味深い話がありました。それは「遠くの音が聞こえたら、そのあと雨が降る」という話でした。
 雨が近づくと低気圧が接近し、上空にあたたかい空気がはいりこみます。音は温度の高い方から低い方に曲がるという性質を持っているため、音が空に逃げずに地上にとどまり、音が聞こえやすくなるそうです。
 いつもは聞こえない音が聞こえたときは雨が降る合図かもしれないので、気にかけてください。

山野運動公園へ

 梅雨に入り、ここ数週間はあまり良い天気がありませんでしたが、先週末は久しぶりに晴れ晴れとした休日だったため、散歩がてら山野運動公園に行き、30分ほど汗を流してきました。子どもをはじめとして利用者も多く、にぎやかな声が聞こえてきて温かい気持ちになりました。
 気が付けば今日で6月に入り、早くも1年の折り返しが近づいてきていますね。すっかり暑い日が続くようになったので、忘れずに水分をとることは必要ですが、みなさんも適度な運動を習慣づけてみてはいかがでしょうか。

教育費

6年ほど前に、次男の担任から「今から5,000円ずつ貯金すれば、私立高校に進学しても、公立でも、準備金と3年間の学費、交通費は賄えますよ」と聞きました。「まだまだ先のことだな」と思いながら、貯金が苦手な私は、給料日に自動的に積立ができるよう銀行で手続きしました。
教育支援資金の相談を受けることも多く、他制度を把握していたつもりでいましたが、長男の大学受験を控えた今、教育費について調べていくと、理解不足や勘違いしていたこともわかりました。
日本学生支援支援機構や日本政策金融公庫、労働金庫、各銀行の教育ローンなど、選択肢はたくさんありますが、17歳の子どもにとっては現実味のない話のようです。
大きな負債を抱えて高校や大学を卒業する子どもは少なくありません。本人が借りる資金は、学校を卒業したら本人が償還しなければなりません。「よくわからない」では済まされない金額です。
合格することも大切ですが、卒業するためにはお金の話も必須です。親子でしっかり考えたいと思います。

コロナ禍に入り、手洗いをする機会が以前と比べ、増えたと思います。手洗いのしすぎで手が荒れてしまったという人もいるのではないでしょうか。最近は無添加やオーガニックなど、手洗いのときの負担を最小限にするものがあります。私も自分に合う石鹸を探しています。
 手荒れは感染のリスクを高めてしまう可能性もあるそうです。低刺激なものを選び、ウイルス対策していきましょう。

満月

先日の皆既月食は生憎の雨天のため、直接観察することは叶いませんでしたが、昨日夜に散歩していると満月がとても綺麗に顔を出しており、幻想的な雰囲気で癒されました。あまり耳馴染みはありませんが、月光浴というものがあり、昔からざわついた心を落ち着けるなどの、深層心理に働きかける力があると信じている地域もあるようです。
色々と大変なことはありますが、週末にしっかりと身体を休め、また来週も頑張ろうと思います。

認知症高齢者の運転

先日出会ったAさんは、最近物忘れが目立つようになりましたが、自覚がなく、車の運転を続けています。短期間で接触事故を続けて起こしましたが、車を手放すことは考えていません。
高齢者の免許更新について調べてみると、70歳から74歳の運転免許取得者が免許更新を希望する場合は、高齢者講習を必ず受検する必要があり、また、75歳以上のドライバーは、高齢者講習の前に認知機能検査を受け、記憶力や判断力を測定するそうです。
Aさんには、車に乗らないよう声かけしてくれたり、買い物に連れて行ってくれる家族もおらず、車を手放すととても不便な生活になってしまいます。強制的に車に乗れなくしてしまう方法ではなく、Aさんが、自ら安心して運転免許証を返納できるサポート体制について、関係者と一緒に考えたいと思います。

 先日、空き家管理で、ある家の庭の草取り中、てんとう虫を見つけました。てんとう虫は幸せの象徴、幸せを知らせてくれる虫と言われています。どんな幸せを知らせてくれたのか楽しみにしながら過ごしたいと思います。
 みなさんにも何か良いことが訪れますように