ホームレス支援物資募集中

今朝はとても寒い朝でしたね。日中も陽のあたる場所ではぽかぽかしますが、日蔭にいると風がとても冷たく、少しずつ冬に向かっているのだなと感じさせられました。

路上で生活する方たちにとっては、「寒さ」は体調を崩すだけでなく、命を落としてしまう危険性もあります。

そこで、今年も越冬支援物資を募集し、路上で生活する方たちに届けたいと思いますので、市民の皆様のご協力をお願いいたします。

◎募集する物資◎

・毛布 ・男性物衣類(セーター、トレーナー、パーカー、ジャンパー、ダウンジャケット等) ・男性用下着(パンツ、シャツ、ズボン下) ・手袋、軍手 ・マフラー

※衣類は選択したもの、下着は新品に限ります。また、スーツや背広、ウールコートはご遠慮ください。

◎募集期間◎

平成26年11月4日(火)~12月17日(水)

◎受付場所◎

稲築住民センター(岩崎1143番地3)、山田ふれあいハウス(上山田502番地6)、嘉穂老人福祉センター(大隈町1183番地1)の社会福祉協議会事務所

 

杉野ハンセン病資料室

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今日は、ちくほう共学舎『虫の家』の杉野ハンセン病資料室に伺いました。ハンセン病を勉強するために見学させてもらえませんかと事務局長の高石さんに相談したら、快く引き受けていただきました。
高石さんから、展示のパネルや写真にそってハンセン病をめぐり何が起きたのかをわかりやすく説明していただきました。
ハンセン病についての間違った知識から様々な差別が生まれ、偽名を使い暮らさざるをえなかったこと、ホテルの宿泊拒否事件で被害者であるハンセン病患者が中傷されたことがわかる資料も見せていただきました。
ハンセン病の問題は終わっていないことを感じました。

災害ボランティアセンター連携研修会

11月1日は、九州ビルで開催された災害ボランティアセンター連携研修会に参加しました。
この研修会は、各地域の青年会議所と市町村社協とが、災害時に円滑な連携が図れるよう推進することを目的として開催されたものです。
第一部は、「災害ボランティアセンターが担っていく事とは?」をテーマにパネルディスカッションがあり、新潟からお越しになった長岡青年会議所の水澤元博さん、中越防災安全推進機構の河内毅さん、にいがた災害ボランティアネットワークの李仁鉄さんがパネリストでした。
中越大震災からの振り返りやそれぞれの団体の強みと弱み、災害ボランティアセンター内での協動などの話があり、平常時からのつながりが災害時に大きな力を発揮することを学びました。
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第二部は、日本青年会議所九州地区福岡ブロック協議会の弘中國太郎氏から、青年会議所の活動の紹介や、社協と青年会議所の協定締結に向けた取り組みについて話がありました。
第三部は、福岡防災研究会の宮崎祐輔さんとパネリストをされていた李仁鉄さんが講師をされ、水害を想定したワークショップを行いました。
今回の研修会に参加し、被災地、被災者の支援ニーズが年々多様化している中、いざというときのために、違うノウハウを持った人が連携し、お互いに助け合える関係づくりをしていくことが大切だと感じました。

嘉麻ふれあいまつり

今日と明日の二日間、稲築スポーツプラザで、嘉麻ふれあいまつりが開催されています。

1日目の今日は、あいにくの悪天候となりましたが、たくさんの来場者で賑わっていました。

明日も天気はあまり良くないようですが、園児やアイドルグループのステージ、武者行列などのほか、力自慢や重さ当て、りんごの皮むき大会といった参加型イベントもありますので、ぜひお越しください。

 

稲築中学校清掃活動

稲築中学校で、PTA活動の一環として地域のゴミ拾い活動が行われました。

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同校のPTAでは、数年前から花植えなどの環境美化活動に取り組んでいるそうです。

今日は、保護者15名、生徒(2年生)100名が8つのグループに分かれて、校区内のごみを拾ってまわりました。

取材のため山野運動公園のグループに同行しましたが、既に地域の清掃活動が行われていたようで、ごみはほとんど落ちていませんでした。

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活動が終わり、運動場に戻ると、アルミ缶やペットボトルなど様々なゴミがたくさん集められていました。

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中には、捨てられていたプリンタを持ち帰ってくる生徒もいて、「めっちゃ重い。もっときれいにせないかんね。」と友達と話している姿が印象的でした。

なお、今回の活動で拾い集められたアルミ缶は、きれいに洗って、本会に寄付していただきました。ありがとうござます。

市区町村社協地域担当職員研修会

今日は、春日市クローバープラザで開催された、平成26年度市区町村社協地域担当職員研修会~社協コミュニティワークの実践力を高めるための「記録」と「事例検討」~に、職員3名が出席しました。
講師は、神戸学院大学総合リハビリテーション学科教授の藤井博志さんで、個別支援と地域支援の関係についての話がありました。
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社協職員がコミュニティワーカーとして行う支援活動は、目の前の一人の課題に個別に対応する支援を常に意識しながら、地域が主体的に解決に向かって動く基盤づくりを行わなければならないことを学びました。地域住民の方を活用するのではなく、住民の方だからこそできる、困りごとを抱えた方との共感という世界を大切にしなければならないということを教わり、日々の業務のなかで地域の方とどのように関わっていくのか、改めて考え直したいと思いました。

午後からは、嘉麻市社協がコミュニティワークの事例を報告しました。事例の概要やポイント、地域状況、検討したいこと、経過等を発表した後、グループごとに、この事例について何を分析しなければならないか、何に働きかけなければならないか等を話し合いました。そして藤井さんから、その答えやアドバイス等、分かりやすい解説がありました。
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こういった事例をしっかり記録し、検討すること、それが地域支援を進めるためにも重要であることを感じました。
たくさんのことを学ぶことができた1日でした。

「ボクが『障害』から学んできたこと」

今日は、稲築住民センター2階で研修会を開催しました。
NPO法人ちくほう共学舎「虫の家」事務局長の髙石伸人さんにお越しいただき、「ボクが『障害』から学んできたこと」というテーマでお話を伺いました。
当初は、本会の障がい児日中一時支援事業スタッフ研修会として企画を始めたのですが、髙石さんのお話をもっと多くの方に聞いていただきたいと思い、保護者のみなさんや社会福祉施設の職員の方、ひきこもり親の会「つながり」のメンバーのみなさんにもご案内し、14名が参加しました。
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「障害」との出遇いから、髙石さんがいつも感じておられること等の話がありました。

色眼鏡をかけて見てしまっているいつもの自分をちょっとだけ横において、出会う時は、「障害者のAさん」という風に〇〇さんの条件等に目を向けて出会うのではなく、まず「Aさん」と自然に出会うことが大切だということ。
たとえば嘉麻市民約43,000人がみーんなそれぞれ顔も体も心も違うように、人はみんな当たり前に違っていて、制度やサービスの都合で障害者や健常者等と分けられているだけで、国際障害者年のテーマである「完全参加と平等」とは、「分けない、はずさない、一緒に」ということであること。(今の日本はこの配慮ができていないこと)
障害をもつ人と関わるなかで、相手を分かろうとしてしまうが、自分以外の人のことは簡単に分かるはずがないということを分からせてくれること、分からないことの豊かさを感じるということ。
病気や障害によってその人は他人にない何かを「もつ」いう視点。何かが 欠けている ことを示すのではなく、その人に何かを もたらしている のであり、別の価値を見出してくれ、自分の凝り固まった考えや考え方の焦点をずらすことができること。(十人十色であり、オンリー・ワン)
病状や障害に着目する医療モデルではなく、その人が生活するうえでどんなことに困っているのかという社会モデルの視点が必要だということ。
障害を持つ方の文化や世界はとてもほっとするもので、せかせかしているこの社会の中で、その場の空気をあたためてくれること。

こういったお話を聞き、自分の普段の考え方や心の持ち方を改めて見つめなおすことができた貴重な時間でした。
髙石さんの言葉をいつも心に留めておきたいな…そう感じました。

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高齢者虐待防止・権利擁護研修

春日市のクローバープラザで開催された高齢者虐待防止・権利擁護研修に参加しました。

午前中は、「高齢者虐待防止の実践について」というテーマで、大牟田市長寿社会推進課の梅本政隆氏による講義がありました。その中では、大牟田市高齢者・障害者権利擁護連絡会を立ち上げた経緯やその成果についても話があり、関係機関とのネットワークの必要性を深く感じました。また、虐待はシステム不全の一つの現象であるとし、誰がやったのかという悪者、犯人探しが重要なのではなく、家族や地域、社会にあるその原因や背景について考えていくことが重要であるとの話はとても考えさせられるものでした。

午後からは公益財団法人成年後見センターリーガルサポート福岡支部に所属されている司法書士の江島一栄さんから「権利擁護事業について」というテーマで、主に成年後見制度に関する講義があり、後見活動を行う上での注意点やポイントなどについて再確認することができました。

おしゃべりサロンで「ゆずジャム作り」♪

今日は、寄ってこハウスでおしゃべりサロンを開催しました。

今回は、鶴島夕子さんを講師に迎え、自然の暮らしについてのお話を聞き、その後「ゆずジャム」を作りました。無農薬のゆずを一つ一つ皮むきしてワタ(白い部分)が残らないように包丁で刻みます。そして、鍋に刻んだゆずを入れ砂糖と混ぜたら、弱火でコトコト煮込みます。部屋の中は、ゆずの良い香りで溢れ、美味しいゆずジャムが出来上がりました (^^)♪

お母さん達がゆずジャム作りをしている間、子ども達は「パステルアート」をして紙に模様を描いて遊びました。パステルアートは、パステルを粉末にして指を使って描くので小さいお子さんも簡単に出来るアートです。子ども達は、一枚出来上がると「ママ、見て見て!」と嬉しそうに見せていました。
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ゆずの香りと子ども達の笑顔に癒された時間でした。