木城サロンにお邪魔しました(*^^*)

今日は、木城サロンで出前講座をし、昔懐かしい映画を上映しました。
感想を伺うと「昔懐かしい雰囲気もあって内容も面白かった、続編も見たい」とおっしゃられました。
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参加された方がよもぎを摘んで来てくれて、よもぎ饅頭とさつまいも饅頭を作ったそうです。ちょうど作り終わったところで、良い香りがしていて美味しそうでした(^^)♪

差別のない社会を

今日は、第7回支えあいのまちづくりサポーター養成講座を行いました。
今回の講座では、「ハンセン病差別の中で生きて」と題して、国立療養所菊池恵楓園 菊池野の編集長をされている杉野桂子さんが講演されました。
杉野さんは、ハンセン病の歴史を振り返りながら、家族と暮らせない、実名を名乗れない、結婚しても子どもを産めない、遺骨になっても故郷へ帰れないなどの生活を強いられてきたことを語られました。そして、温泉宿泊拒否事件にも触れ、いろんな差別を受けてきたけど、毎日電話があったり、手紙が送られてきたりして、震える思いだった、差別や偏見の根は深いことを感じたと当時を振り返りました。
最後に、ハンセン病に対して正しい知識を持ってほしいと啓発活動をしていること、世の中には、性別や学歴、病気など様々な差別があるけど、人間はみんな平等であることを訴えられました。
杉野さんから貴重なお話を伺い、ハンセン病の患者さんや家族を苦しめてきたのは、社会ではなく、自分自身の中にあることを参加されたみなさんと学ぶことができました。
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精神障害者家族当事者による相談会のお知らせ

精神障害者家族・当事者の相談員による相談会が開催されます。
詳細は下記のとおりです。

精神障害に係る医療・福祉サービス・生活全般について、障害者を抱える家族・当事者の相談員(嘉麻市精神障害者相談員)が、同じ悩みを持つものとしてお話をうかがい、共に考えます。相談スペースは広い和室なので、障害当事者の方の同伴も可能です。個人情報や話の内容などの秘密は厳守します。予約は不要で、相談は無料です。

とき:毎月第4土曜日 午後1時30分~午後4時
ところ:山田生涯学習館(上山田駅跡地)和室
お問い合わせ先:嘉飯山地区精神障害者家族会いずみ会
        事務局 電話0947-45-1876
その他:毎月第3木曜日午後1時30分から、嘉穂・鞍手保健福祉環境事務所の一室にて定例会を開催しています。多くの方の経験を学べます。自由に参加できます。

今月の一冊(NO.116)

今月の広報紙えがおに、毎月職員が読んだ本を今月の一冊として、掲載しています。
今回は、新装版 苦海浄土 わが水俣病 です。
著者 石牟礼道子氏 発行所 講談社文庫 
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 この本には、公害病として知られている水俣病がどれだけたくさんのものを奪い、傷つけてきたのか、また、それにより悩んでこられた方たちの生々しい声が、水俣の言葉で綴ってあります。
 水俣病とは、チッソ工場が水俣湾に流した工場廃水により汚染された魚を知らずに食べていた方たちがおかされた病で、魚に含まれていたメチル水銀で脳や神経の細胞が破壊され、治ることができません。手足のしびれや頭痛、言葉をはっきり話すことや歩くことができないなど様々な症状に日々苦しまれていて、水俣病が発生してから、人々の暮らしやつながりが変わっていく様子が事細かく書かれています。また、水俣病が発生した不知火(しらぬい)海は、魚わく海と言われていたそうで、その美しさや豊かさを偲ぶ言葉もたくさんでてきます。
この本から浮かび上がる患者さんへの差別は、大変過酷で読んでいて心に迫るものがあります。家族や地域のつながりまで奪ってしまったことの罪深さを感じながら、同時に私自身にもその罪が問われている気がしました。
私は仕事で水俣のことを知るまで、水俣病のことを公害病の一つとしか知りませんでした。この本は、水俣病で苦しんだ方や家族の声だけでなく、裁判をめぐる動向、様々な資料も綴ってあり、水俣病事件に様々なことを映して何が見えるかを考えることができました。(きはら)

嘉麻市ならではの連携に向けて

10月8日(木)、稲築住民センターにて、第1回社会福祉法人ネットワーク会議を開催しました。市内12法人から出席があり、社会貢献活動の取り組み内容や課題、情報交換に向けて意見交換をしました。
地域には様々な課題があることを共有していくなかで、一つの法人だけでは解決できないことでも、複数の法人が連携することでより解決に近づくのではという意見がありました。今後についても、このような会議を重ね、制度の狭間で困っている方たちの困りごとを解決するために、連携して取り組んでいくことが決まりました。
市内の社会福祉法人が一丸となり、嘉麻市ならではの取り組みに向けて進んでいきます。

地域福祉計画策定のためのヒアリング

先日、山田庁舎で開催された、嘉麻市地域福祉計画策定のためのヒアリングに出席しました。小学校、中学校のPTAや老人クラブ、民生委員・児童委員協議会などの団体19名が集い、株式会社ぎょうせいの方が進行をされ、意見交換を行いました。
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まずはじめに、各団体が事前に提出したヒアリング調書の説明をし、その内容について意見を出し合いました。
子どもの貧困について、地域の中で、子どもから高齢者までつながりをつくっていくことが必要じゃないかということや子どもとメディアの問題、登下校時の安全確保についてなどの話が出ました。
団体の方とつながり、連携しながら安心して暮らせる地域づくりを進めなければならないと感じました。

職員勉強会

今日は、業務終了後、第2回職員自主勉強会を開催すました。
今回は『若者の生活困窮支援 』というテーマで、職員が出した事例を職種ごとのグループで考えました。
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相談に対して、どのような解決の方法があるのか皆で意見を出し合い、各グループが発表しました。
そして、できないことに目を向けてサービスをはりつける考え方ではなく、その人のありのままを受け入れて、何ができるのかを考えるケースケアソーシャルワークの視点を共有しました。また、困りごとを抱える方に対して、今すぐできることを提案することの大切さも学びました。
日々の相談援助の仕事において大事なことを皆で共有することができました。

在宅介護者の集い

午後1時から、在宅介護者の集い定例会を稲築地区公民館で開催しました。
意見情報交換の中では、福祉施設における職員による虐待の話になりました。
デイサービスをほぼ毎日利用されている方からは、自分の気持ちのどこかに「預かってもらっている」という感覚があって、施設に対する不満や言いたいことがあっても、無意識に我慢してしまっている部分はあると思うという話がありました。ほかの参加者の方も頷かれている方が多くおられ、そのような思いへの配慮もとても大切なことだと感じました。
また今回は、男性介護者が2名参加されました。
そのうち、最近参加されるようになったAさんは、奥さんが認知症だと分かった時の気持ち、それから続いた葛藤、そして今の気持ちを話され、「困った時には本音で語って、気持ちを通わせることが大切だと感じた」と話されました。また、80歳を過ぎて、料理を学び始めたこと、また奥さんのために自分にできることを探すためにいろんな本を読み続けていること、いろんな方の経験を聞いて、自分の介護に生かしたいという思いで、この集いに参加しはじめたことなどを語られていました。
今後もより多くの方と、在宅での介護について語り合うことができればと考えています。
来月(11月)は12日(木)に山田ふれあいハウスで開催します。
関心のある方はまず下記までご連絡ください。

社会福祉法人 嘉麻市社会福祉協議会
 電話:0948-42-0751

仕事や生活、家計のことで困ったら・・・

稲築庁舎別館に開設している『かま自立相談支援センター』は、失業して収入がなくなった、仕事が決まらない、年金がわずかで生活が苦しいなど、様々な理由で生活に窮する方々の相談を幅広く受け付けています。相談支援員が寄り添いながら、どうしたらよいかを一緒に考え、問題解決までサポートしています。お困りの方は一人で悩まず、ご相談ください。
たとえば、こんな場合は・・・
①年金がわずかで生活が苦しい。
 ⇒収入が保護基準を下回っている場合は、生活保護へつなぎます。今日の食事もままならないという場合には、センターで備蓄している食品を提供します。
②借金があり、公共料金も滞納しているなど、家計のやりくりができない。
 ⇒家計の見直しを一緒に行います。その中で、必要があれば、法テラスなどと連携し、債務整理などにつなげます。
③仕事に就きたいが、なかなか決まらず生活が苦しい。
 ⇒お金がなく、ハローワークへ行くことさえ難しい場合には同行します。また、ハローワークの求人情報のほか、利用できる制度などの情報を提供します。
★はじめに、相談支援員がお話をじっくりお聞きし、問題を整理します。

対象となる方は・・・
嘉麻市にお住まいの方で、経済的な理由などによる生活にお困りの方、仕事に就く自信がない方や見つからない方など。(生活保護受給中の方は除きます)

相談窓口は・・・
月曜日から金曜日(祝日・年末年始は除きます)
午前8時30分~午後5時まで
電話での相談は24時間365日対応します。
TEL 0948-43-4751(直通)

★相談は無料、秘密は守ります。周りの方からの相談もお受けしています。

運動会のサポートボランティア締切迫る

10月17日(土)、福岡県立嘉穂特別支援学校で運動会が開催されます。
その中で、テント内での児童・生徒の見守りや道具の出し入れの補助をしていただけるボランティアを募集しています。
ぜひご参加ください。
なお、募集締切が14日(水)までとなっています。ご参加を希望される場合は、早めにご連絡いただければ幸いです。

日時:平成27年10月17日(土) 8時45分~12時30分
会場:嘉穂特別支援学校運動場
内容:テント内での児童・生徒の見守りや道具の出し入れの補助
募集人数:5名
募集締切:10月14日(水)
その他:当日は動きやすい服装でお願いします。昼食は主催者で準備します。
申込・お問い合せ先:かまボランティア・市民活動センター
          ☎0948-42-0751