今日は、春日市クローバープラザで開催された、平成26年度市区町村社協地域担当職員研修会~社協コミュニティワークの実践力を高めるための「記録」と「事例検討」~に、職員3名が出席しました。
講師は、神戸学院大学総合リハビリテーション学科教授の藤井博志さんで、個別支援と地域支援の関係についての話がありました。
社協職員がコミュニティワーカーとして行う支援活動は、目の前の一人の課題に個別に対応する支援を常に意識しながら、地域が主体的に解決に向かって動く基盤づくりを行わなければならないことを学びました。地域住民の方を活用するのではなく、住民の方だからこそできる、困りごとを抱えた方との共感という世界を大切にしなければならないということを教わり、日々の業務のなかで地域の方とどのように関わっていくのか、改めて考え直したいと思いました。
午後からは、嘉麻市社協がコミュニティワークの事例を報告しました。事例の概要やポイント、地域状況、検討したいこと、経過等を発表した後、グループごとに、この事例について何を分析しなければならないか、何に働きかけなければならないか等を話し合いました。そして藤井さんから、その答えやアドバイス等、分かりやすい解説がありました。
こういった事例をしっかり記録し、検討すること、それが地域支援を進めるためにも重要であることを感じました。
たくさんのことを学ぶことができた1日でした。