ふるさとへの手紙

先日、広報紙えがおのふるさとへの手紙の寄稿を紹介してもらったAさんに届けました。
早速、同級生の記事を確認し、県外や市外に住む友人に送ろうと話されました。
このコーナーでは、県外や市外に住む嘉麻市出身者の方から、当時のこと思い出しながら、ふるさとへの思いを綴ってもらっています。
本会では、寄稿していただける方を募集していますので、本会(0948ー43ー3511)までご連絡いただけたら幸いです。

広報紙えがお発行しました

広報紙「えがお」を2月1日に発行しました。
表紙・・・明見保育園 空手の時間
P2・・・コロナ禍での労働問題について考える
P3・・・不動産を相続したら登記を〜相続登記〜
P4・・・地域共生社会の実現を目指して、行政職員・社協職員等研修会を開催
P5・・・認知症家族の会、空き家管理の紹介
P6・・・地域で子供たちを育てる〜漆生中央行政区〜、「ふるさとものがたり」を語り継ぐ〜嘉穂校区〜
P7・・・冬に起こりやすい事故に備えるには、成年後見Q&A
P8・・・ボランティア、市民活動センターからのお知らせ、指定葬祭場紹介
P9・・・訪問介護事業等を終了することに、総合相談のご案内
P10〜11・・・法人インフォメーション、子育てリユースセンターのお知らせ、香典返し、寄付のコーナー
P12・・・ふるさとへの手紙、アルミ缶をお届けいただく際には、社協便りクイズ、編集後記

本会のホームページでも閲覧できますのでご覧ください。
http://kama.syakyo.com/

節分

 本日、2月2日は節分です。例年では3日なのでピンとこなかったのですが、調べてみると周期のずれによって定期的に起こるもので、2日が節分になるのはおよそ124年ぶりなのだそうです。
 節分と言えば、豆をまいて鬼を払う行事というイメージがありますが、これは豆(炒った大豆)が「縁起の良いもの」や「薬」として捉えられていたことに由来するそうです。残念ながら豆まきはできませんでしたが、今夜は代わりに納豆を食べて、コロナに負けない無病息災の一年になるよう願いたいと思います。

新たなことに挑戦

先日、自立相談支援センターで関わっているAさんとお会いしました。
Aさんは、昨年から仕事が決まり働いていましたが、持病の悪化で退職せざるを得なくなりました。再度就職活動を行い、身体への負担を考慮してこれまでとは違う職種に就くことになりました。
1月から行き始め、仕事に慣れるまでは、まだまだ時間がかかりそうだと話されていましたが、やりがいを感じながら働けているそうです。
新たなことに挑戦しているAさんの姿を見て、Aさんの生活がより良いものになるように支援を続けていきたいなと思いました。

支援調整会議での気づき

1月29日、かま自立相談支援センターで、支援調整会議を行いました。相談支援員が受けた相談を、生活歴や家族構成、職歴や困りごと、支援の方針や目標などに分けて文章化し、会議に参加する基礎メンバーや支援に関わる関係機関に報告します。
参加者は、気になったことやわからなかったことを相談支援員に確認することで、その方のイメージ像を明らかにしていきながら、生活状況を想像します。相談支援員が設定した課題や支援の方針が適切であるかを意見交換しながら、支援方針が決定されます。参加者と共通の人物像を作っていくには、相談者の話をよく聞き、自分のこととして困りごとを受け止め、言葉や文章で伝えるとても難しい作業です。
この日は、2件の新規プランが承認され1件が終結となりました。家族も含めたライフ設計を考えていかなければならないと気づいたので、3か月後の見直し時には家計プランを作成することにしました。

日本語能力試験

 本日、とある相談の過程で求人情報に目を通した際に、資格要件の中に「JLPT」という記載を見つけました。見慣れない資格名だった為、調べてみたところ、「日本語能力試験」という外国籍の方向けの検定のことで、年間100万人以上の方が受験しているそうです。出題例を見てみると、難しい問題も多く、たくさんの方が日本語を身に付けるために努力している様子が思い浮かびました。
 日本語は、数ある言語の中でも文法が難しいと言われています。日本人からしても理解しづらいと感じる場面が数多くあり、客観的に見て、自らの表現が正しいのかどうか迷うことが度々あります。日本人向けの「日本語検定」もあるようなので、自分の訓練の為にもいつか受けてみたいと思います。

法律相談のご案内

法律相談では弁護士が借金や相続、離婚などの問題について相談に応じてくれます。次回は、令和3年2月4日(木)に稲築地区公民館で開催します。時間は、13時~16時まで、一人当たり30分間の相談時間となっています。
事前予約制で、先着順でのご案内となっていますのでお早めにご予約ください。なお、コロナウイルス感染拡大防止のため、手指消毒や室内換気などの予防策を行なった上で開催しています。

お問い合わせ:嘉麻市社会福祉協議会 0948-43-3511

お孫さんと脳トレ

先日、仕事で帰宅時間の遅い娘さんに変わって、お孫さんの世話をしているご夫婦に、話を聞く機会がありました。奥さんと居間で話していると、奥の部屋からお孫さんの「ショートケーキの日はいつでしょう」という声が聞こえます。ご主人は「イチゴの15日?」「クリスマス?」と、ケーキから連想される答えを返しますがどれも当たらず、お孫さんは嬉しそうに「22日です」と答えます。
奥さんと私もわからず、理由を尋ねると、カレンダーを指差して「22日の上に15日があるよ」と言われますが、ピンときません。「22の上には15(イチゴ)があるやろう」と聞いてやっと「なるほど」と感心させられました。
普段は口数の少ないご主人が目尻を下げながら、「毎日、孫に脳トレさせられてるよ」と話された優しい笑顔が印象的でした。

季節外れの

 先日訪問した家の庭にみかんの木があったのですが、よく見てみるとセミの抜け殻がとまっていました。季節外れの光景に何だか嬉しくなると同時に、セミが冬を越すことはあるのだろうかと、ふと気になり調べました。
 セミといえば、羽化して1週間しか活動できないというイメージがありましたが、最近の通説では10日以上、長ければ1か月程度生きる種もいるとのことです。ただし、冬を越すことはなく、新たな卵を産むと役目を終えるそうです。
 個人的な価値感になりますが、人間にとっての1か月は些細なもので、あっという間に過ぎてしまいます。しかし、セミとは違い、人間はどう過ごすかを選択することができます。セミの一生を思えば、日々をもっと有意義に過ごさなければと気づかされた出来事でした。
 

強みに焦点をあてた支援

1月22日(金)、オンラインで開催された日常生活自立支援事業生活支援員研修会に参加しました。
午前と午後に分けて、九州ルーテル学院大学の西章男准教授と飯塚市社協の高野専門員、和田生活支援員から認知症高齢者への支援に関する講義と活動報告があり、その内容をもとにグループワークを行いました。
研修会を通して、病気や障がいだけでなく、その人の強み(ストレングス)にも焦点をあてることや、その人がどのように生きてこられたかという環境や背景について理解して支援することが大切だと学びました。
相談を受ける際に、問題にばかり焦点をあててしまうことが多いと自分でも感じているため、これからは、自分の持っている考え方や価値観についてもう一度見直し、強みを見つけながら支援ができるようにしたいと思います。