日中一時支援事業では、24日のクリスマス会に向けて、準備を進めています。
食事のことや子ども達へのプレゼント、飾り付けなどなど、、♪
今年は、織田廣喜美術館から出張美術館に来ていただけることになり、当日いろんな楽しい作品づくりも予定しています。今日、美術館の職員の方が北事業所に来てくださり、打ち合わせを行いました。
紙皿やダンボール等、簡単な材料でいろんな楽しみ方ができることを教わり、当日がますます楽しみになりました。
ちょっとした工夫でおもしろい世界が広がるんだなぁと感じました。
子ども達が笑顔で喜んでくれるのを想像すると、、、思わず笑みがこぼれます(^^)
子ども達とも一緒に準備を進めて楽しいクリスマス会にしたいと思います。
カテゴリー: 地域係
講座4日目
今日は、第2期市民後見人養成講座の4日目で、松尾法律事務所の松尾弁護士から、3コマとも、民法について講義していただきました。
1コマ目では、権利の種類について大きく①物権②債権に分けることができるという基本を押さえたうえで、契約についてを学びました。また、民法の中に定められている成年後見制度について噛み砕いて説明され、いろんな事例を法律に当てはめて考え、理解を深めました。
2コマ目では、代理とはどういうことかについてを学び、後見人等が代理をする場合に民法上で定められていることについてを教わりました。また、申し立てをする際や相続を考える際に知識として必要となる親族についてや未成年後見についての話もありました。
3コマ目では、相続についてで、事例を基に「この場合の相続はどうなるのか」ということを考えながら学習しました。
受講者のみなさんからは「難しい」という声がたくさん聞かれましたが、今日も熱心に学ばれました。松尾弁護士からは、法律の用語は難しいところが多いけど、民法は私たちの毎日の生活の中にあるルールが定められているだけだということが伝えられ、いつもの生活に引きつけて考えることができました。
今年の講座は今日が最後でした。次回は年が明けて1月6日です。
民法入門学習会1日目
今日は、13時から、稲築住民センター2階会議室で、職員研修会として民法入門学習会を開催しました。
業務を行う中で、相続や時効、契約など民法の理解が必要なことに出会うことがしばしばあり、知識を深める必要があると思い、3h×6日間、民法をガッツリ勉強する学習会を企画しました。県内の社協にも呼びかけると、うきは市社協と篠栗町社協が参加され、本会の職員も合わせて、参加者は10名でした。
講師には、成年後見センター・リーガルサポート福岡支部の加藤丈雄司法書士をお招きし、初日は、民法の条文に沿って、民法総則について学びました。
今日勉強したことを一部紹介します。
・権利能力はあっても意思能力がない方の行為は無効。制限行為無能力者の行為は取り消すことができる。
・相続人の一人が行方不明でも家庭裁判所に不在者管理人を選任してもらうと遺産分割協議ができる。
・制限行為能力者でも代理人になれる。
・一定の期間が経過して時効が完成する。しかし、時効を主張する時効の援用をしなければいけない。
また、質疑応答では、実際の事例についてお答えいただき、普段の仕事の中で疑問に思っていることも理解することができました。
次回は、物権を勉強します。
成年後見制度を学ぶ
今日は、春日市クローバープラザで開催された、2014年度支援者のための成年後見制度活用講座に出席しました。
まず初めに、福岡県弁護士会の篠木潔弁護士から、「成年後見制度の概要」について講義がありました。法律を基にして分かりやすく説明され、制度の全体を改めて学ぶことができました。篠木弁護士は、市民の方や利用者の方にどれだけ制度を分かりやすく説明できるか、支援者はそれがとても大切だと強調され、説明する時のポイントを教わり、今後生かしていかなければならないことだと感じました。
その後は、福岡県社会福祉協議会生活支援課山本あゆみ課長から、「日常生活自立支援事業について」というテーマで講義があり、成年後見制度との関係について学びました。
午後からはグループワークで、申し立て支援の演習を行いました。事例を検討し、この場合、申立人は誰なのか、類型はどうなるか等を考え、実際に申立書の記入も行いました。
制度について改めて理解を深めることができた研修でした。
理想の話し合いについて学ぶ
春日市のクローバープラザで、福岡県地域福祉活動担当職員連絡会の自主研修会「ファシリテーターと学ぶ~理想の話し合いとは~」が開催され、参加してきました。
この研修会は、話し合いや会議の場づくりをする機会が多く、その進行技術を学ぶことで、事業の質を高めていくことを目的に開催されたものです。
講師から、この研修の目的やプログラム、ルールに関する説明を受けて、参加者が共有した後、グループに分かれて自己紹介を行いました。
次にこれまで経験したよい話し合い、悪い話し合いについて、グループ内で一人5分ずつ発表し、その体験から見いだせる理想の話し合いを行うために必要な要素や視点について、意見を出し合いました。
その後、3つのグループに分かれて、話し合いのモデルケースを作って、実践を行いました。
話し合いの目的を明確にすることやその目的や参加者に合わせた環境(雰囲気や資料)づくりなど準備が大切であること、話し合いの前のルール作りや板書によって、出された意見を可視化することが有効であることなどを実際に体験をとおして学ぶことができました。あっと言う間に時間が経ってしまう、内容の濃い研修会でした。
今回の研修会で学んだことを地域の中での話し合いや会議などのこれからの活動に役立てていくとともに、その技術を高めていけるよう、さらに学び続けていきたいと思います。
手作りのお正月準備
今日は、熊ヶ畑小学校で、門松としめ縄作りが行われたので取材に伺いました。
地域の方が子ども達に教えながらみんなで作り上げられました。もうずっと昔から続いているそうです。
とっても立派な門松です。タイヤ二つを重ねて土台を作り上げ、結ぶ縄の数はお祝いの時によくつかわれる3と5と決まっています。一から手作りの作品に感動しました。
そしてその後は、しめ縄作りもみなさん頑張っていました。縄を編みこむのが難しいようで、地域の方たちに教わりながら一生懸命取り組んでいました。
指導された地域の方たちからは、これでいいお正月が迎えられますよ。と話がありました。子どもたちも、上手にできてよかったと、嬉しそうでした( ^ω^ )
牛隈小学校で福祉教育
新山野にお住まいの長尾俊臣さんにゲストティーチャーとして、牛隈小学校で4年生を対象に話をしていただきました。
長尾さんは視覚に障がいを持たれており、ご自宅で鍼灸マッサージ院を営みながら、サウンドテーブルテニスのコーチなどとしても活躍されています。
長尾さんは、福岡市の交差点で財布を落としたことに気づかなかった時に、女性の方が教えてくれた時のことを例に出して、「身体に障がいを持つ方は運動の障がいであって、どこに落としたということがわかっていてもそれを拾うことが難しいけれど、視覚障がいは情報の障がいであって、どこに落としたという情報がわかれば拾うことはできるんです。」と違いについて、わかりやすく説明されました。
児童のみなさんは、事前に長尾さんに尋ねたいことを考えられていて、中には広報紙えがおNO.106で碓井小学校での福祉教育の記事を読んで自主学習している児童もいました。
質問コーナーでは「買い物はどのようにしているのですか?」という問いには「店員の方に買いたいものを伝えて、その売り場まで連れて行ってもらっています」と答えられました。また、「時間を知りたい時にはどうしているのですか?」という問いには、「携帯電話の音声通知や手で触れる腕時計もあるんですよ」と話し、実際に携帯電話を使用してみせてくださいました。
最後に長尾さんは、「私は不自由だけど、不幸と思ったことはありません。もし街で視覚障がい者と出会って、何か困っている様子だったら、何か手伝うことがないか尋ねてください」と話されました。
在宅介護者の集い
11日(木)、稲築住民センターで在宅介護者の集い定例会を開催しました。
9名の方が参加され、情報交換や来年度の取り組みに関する意見交換を行いました。
また、介護保険制度の改正に関する資料を配り、話をしたところ、「全く知らなかった。もっと詳しく知りたい」といった意見や「活字ではなかなか読めないし、読んでも理解することは難しい」、「介護をしている方で知らない人も多いと思う」といった話もあり、メンバーだけでなく、みんなで勉強できる機会を設けることとなりました。
詳しい内容や日程が決まり次第、このブログでもご案内したいと考えています。