90代のAさんは身寄りがなく、自分が亡くなったあと菩提寺の納骨堂に入ったとしても、管理をしてくれる人がいないためどうしようかと悩んでいました。
そこで、住職さんに話を聞きに行ったところ、合同墓の存在を知りました。合同墓では、管理をする親族がいなくても、お寺や墓地、霊園で管理をしてもらえるため、無縁墓になる心配がありません。
住職さんの話を聞いたあと、Aさんは、「合同墓の存在を知って、長年の悩みが解決したような気がします。長所と短所を考えてからから申し込みをしたいと思います」と話されました。
カテゴリー: 地域係
カーテンで部屋らしく
日常生活自立支援事業を利用しているAさんは、60代の男性です。4月にアパートに入居し、少しずつ家電を揃えています。先日、Aさんから「家計に余裕がなくって後回しになっていたけど、そろそろカーテンが欲しい」と相談されました。
早速、一緒に収支を考え、今日生活費とともにカーテン代をお届けしました。
事務所に戻ると、Aさんから「カーテンをつけて、やっと部屋らしくなりました」と嬉しそうに報告がありました。
今後も、Aさんとお金の使い方を一緒に考えながら、
自宅を過ごしやすい環境にしていけたらいいなと思います。
法律相談のご案内
法律相談では、弁護士が借金や相続、離婚などの問題について相談に応じてくれます。次回は令和2年8月6日(木)、稲築地区公民館で開催します。時間は、13時~16時まで、一人当たり30分間の相談時間となっています。
事前予約制で、先着順となっていますのでお早めにご予約ください。
お問い合わせ :嘉麻市社会福祉協議会 0948-43-3511
かき氷の日
ニュースで今日はかき氷の日と紹介されていました。日本かき氷協会が、かき氷の別名「夏氷・な(7)つ(2)ご(5)おり」の語呂合わせと、1933年(昭和8年)の今日、山形市で当時の日本最高気温40.8度を記録したことにちなんで制定したそうです。
今年は、コロナの影響で祭りやイベントが中止になり、出店に並ぶカラフルなかき氷を食べる機会が少ないかもしれませんね。
8月心配ごと相談日程のお知らせ
8月の心配ごと相談は、以下の日程で開催します。
2名の相談員が、地域のみなさんが抱える生活上の悩みや困りごとの相談に応じます。
事前予約の必要はありません。
先に相談されている方がいらっしゃる場合、お待ちいただくことがありますので、ご了承ください。相談は無料です。また、8月は第一水曜日も心配ごと相談を開設しますので、ぜひおこしください。
開催日時
8月5日(水)13:00〜15:00
8月12日(水)13:00〜15:00
8月26日(水)13:00〜15:00
※開催場所については、5日は嘉麻市役所嘉穂庁舎、12日、26日はいずれも稲築地区公民館です。
職員の同和研修会を開催
7月22日、本会職員を対象にした同和研修会を開催しました。講師は、行政で勤めていた頃から同和問題に携わり、その豊富な経験から、坂田会長にお願いしました。
坂田会長は、封建的意識の強い地域で生まれ育ち、周囲の影響で、差別意識をもっておとなになりました。当時、学校で習うのは人権問題を上から見た歴史程度でした。現場では実際に差別を受けた方々とのつながりの中から、たくさんのことを学び、知ったことを自分の知識から知恵に変え、自分の言葉で語れるようになったそうです。
長い歴史の中で、実体的差別の中から、「おかしい」「間違っている」と感じたことをみんなで話し合い、団結して生活向上に努めた運動をされた方々がおられました。誰もが自由に生きることのできる社会をつくるために奮闘したその思いに触れ、改めて自分の中にある価値観に気づくことが大切だと感じました。
土用の丑の日
毎年、土用の丑の日が近づくと、飲食店ではうなぎのメニューが増え、スーパーにはパックに入ったうなぎが並べられます。高額な商品のため簡単には買えず、素通りしてしまうことがほとんどです。少し調べてみると、昔の暦で数えられるため、年に数回は土用の丑の日があり、夏だけでないそうです。うなぎには疲労回復や食欲増進に効果的な成分が含まれています。
「う」がつく食べ物も良いとされています。うどん、梅干しなど、いろいろ考えてお食事に取り入れてみてください。
気温も上がってきましたので、夏バテに気をつけましょう。
乳がんの不安
かま自立相談支援センターで相談を受けたAさんから、乳がんについて教えてほしいと電話がありました。Aさんには難病がありますが、様々な理由から長年受診していませんでした。センターで支援するようになり、経済的に安定したため、医療機関につないだところ、医師から乳がん検査を受けるように勧められたそうです。男性が乳がんにかかるとは思っていなかったため、驚いて連絡をくれました。
私は医師ではないので詳しくは分かりませんが、以前マンモグラフィーの検査を受けた際に、担当してくれた医師から男性でも乳がんにかかる方がおられると聞いていたため、Aさんにそのことを伝えました。
診察の際に、パニックになってしまい詳しい説明を聞くことができなかったとの事だったため、まずは検査を勧める心配な要素があるのか尋ねてみてはどうかと提案しました。
白衣症候群という言葉があるように、白衣を着た医師の前に出ると緊張したり、聞きづらいと感じてしまうことがありますが、まずは、会話をすることで信頼関係ができ、その後の診察もスムーズに受けることができると思います。
それは、相談援助の場面においてもあることです。緊張感を与えないように、表情や話し方、口調など気をつけたいと思います。
嘉麻市認知症家族の会「こころ音の会」7月
7月15日(水)、嘉麻市認知症家族の会「こころ音(ね)の会」を開催し、3名が参加しました。
半年ぶりの開催ということもあり、みなさんで近況を報告し合いました。
その中で、Aさんの奥さんの認知症の症状が進行しているようだとの話がありました。最近では、物忘れの症状が顕著に現れており、薬を飲んだことを忘れることが多くなったそうです。また、数分前に話していたことを忘れていたり、一緒に買い物に行った際に、なにを買わないといけないかを忘れることが増えたと話されました。
みなさんでAさんの話を共有し、今後は奥さんに対する接し方などを考えていくことになりました。
嘉麻市認知症家族の集い「こころ音の会」は認知症の方を介護しているご家族が集まり、今抱えている悩みや不安を話して、解決に向けてお互い考えていく場です。事前申し込みは必要ありません。お菓子やお茶を飲みながら、お話してみませんか。8月はお盆休みのため、次回は9月16日(水)に山田ふれあいハウスで開催します。
広報紙えがお163号を8月1日に発行します
現在、広報紙えがお163号の制作に取り組んでおり、社協の事業や各校区の取り組み等、盛りだくさんの記事になっています。
発行を楽しみにしていただけたらと思います。
なお、「えがお」を置いている場所は、下記のとおりです。詳しくは本会(43-3511)までお問い合わせください。
記
・市役所新庁舎
・碓井・山田・嘉穂総合支所
・市内の各図書館
・稲築地区公民館、人権啓発センターあかつき、サルビアパーク、山田生涯学習館、
夢サイトかほ、 カッホー馬古屏、道の駅うすい、山田ふれあいハウスなど