平成30年度 福岡県日常生活自立支援事業関係職員研修会

3月25日、平成30年度福岡県日常生活自立支援事業関係職員研修会に参加しました。長崎県大村市社会福祉協議会事務局次長の山下浩司さんから、初期相談受付とアセスメントの方法について学びました。日常生活自立支援事業は、金銭管理をするサービスではなく、本人に寄り添いながら本人が望む生活ができるように、福祉サービスの利用を支援する事であり、金銭管理は優先ではない。権利侵害を可視化したり、失敗する経験も大切にしながら、どうするかを一緒に考えることが大切だと学びました。
午後からは、2つの事例演習を行いました。事例発表を聞いた後一問一答を繰り返しながら、本人のイメージ像を深めました。ベースにある障害や病気の特性を理解したうえで支援していくことや先入観にとらわれず、時には時間をかけ本人の判断力や理解力を探ることなど、事例を通して様々な気づきがありました。
自分が専門員だったら、どう課題を設定し、どのようなアプローチ手法を使って目標に近づいていくのか、想像しながら学ぶことができました。