自宅中心の生活をおくるご本人とご家族の思いに触れ

 9月23日(水)、クローバープラザでひきこもり問題の理解促進と支援力向上のための研修会が開催され、参加しました。
 KHJ全国ひきこもり家族会連合会 本部事務局の方から、自身のひきこもる経験を通して、ひきこもらざるを得ない当時の思いを話されました。ひきこもることはエネルギーがなくなっている状態で、車に例えると、ガソリンがなくなっている状態と同じで、無理に動かすことは出来ないと話がありました。
 福岡楠の会吉村文恵さんからは、自宅中心の子どもを持つ家族の思いを話されました。楠の会では、親父の会や兄弟姉妹の会の活動もあり、アドバイスはせずお互いの話を聴き、家族の思いの共有に努めているそうです。
 今回の研修会に参加して、SOSが出せない方々がおられるのではないかという思いが強くなりました。
 本会のひきこもり相談支援センターではご本人・ご家族から相談を受けています。一人で悩まず、まずはご相談ください。
 かまひきこもり相談支援センター 43-3511