昨日未明から、九州北部地方を中心に大雨を観測し、県内では久留米市や朝倉市で床下浸水の被害もでました。被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
近年は、7月上旬から中旬にかけて大雨による洪水被害が増えているように感じます。これから本格的な大雨シーズンに突入しますので、もしもの場合に備えて、避難グッズの準備や避難場所の確認を行いましょう。私も、もう一度避難グッズの確認を行い、水や缶詰などの備蓄をしたいと思います。
台風へ備えて
日常生活自立支援事業を利用しているAさんから「カーポートの波板が外れていて、風が吹くと大きな音がして怖いため、外したい」と相談を受けました。
雨や風が吹く日に訪問すると大きな音がして、一人暮らしのAさんは不安に思うだろうなあと感じました。さっそく業者に相談して、台風やゲリラ豪雨までには撤去できるように進めています。
Aさんが安心して自宅で過ごせるように、台風などに備えて準備を行えたらと思います。
支援調整会議から見えてきたこと
6月25日、かま自立相談支援センターで、支援調整会議を行いました。相談支援員が受けた相談を、生活歴や家族構成、職歴や困りごと、支援の方針や目標などに分けて文章化し、会議に参加する基礎メンバーや支援に関わる関係機関に報告します。
参加者は、気になったことやわからなかったことを相談支援員に確認することで、その方のイメージ像を明らかにしていきながら、生活状況を想像します。相談支援員が設定した課題や支援の方針が適切であるかを意見交換しながら、支援方針が決定されます。参加者と共通の人物像を作っていくには、相談者の話をよく聞き、自分のこととして困りごとを受け止め、言葉や文章で伝えるとても難しい作業です。
この場を通して、相談支援員は足りなかった視点に気づいたり、知らなかった制度を知ることができます。課題がどこにあるのかを見極め、どう支援を組み立てていくのか、相談支援員の力量が試されます。
毎日の日課
先日、権利擁護センターで関わっているAさんの家を訪問しました。Aさんは5年ほど前に免許を返納したため、移動手段はバスが主です。最近は、バス停まで歩くことがきつくなったため、少しでも歩くことに慣れるために、毎日15分間犬の散歩をするようにしていると話されました。
だんだん夏に向けて暑くなってくるため、体調に十分気をつけながら、日課を楽しんでもらいたいなと思いました。
空き家管理
今日は、職員と協力してもらっている市民の方と2名で、空き家管理を利用している2軒のお宅の敷地内外のチェックや草取り、通水、換気を行いました。
30℃を越える中、お互いに声をかけ水分補給や適度な休憩を入れながら、作業を進めました。
庭先に紫陽花の花が咲いて、少し元気をもらったような気がしました。

ほめて
3匹の猫と暮らすAさん宅を訪問すると、Aさんが慌てた様子で出てこられました。庭の草取りをしていると、猫が何かを咥えてすり寄ってき来たので口元を撫でると、大きなトカゲが掌に落ちてきました。
猫はAさんにほめて欲しくて、見せてくれたんだと思いますが、虫の苦手なAさんにとってみれば、衝撃な出来事だったようです。
「猫と暮らすのは、可愛いだけじゃなく刺激的だよ」と言って苦笑いしたAさんの顔がなんとも言い難く、思わず笑ってしまいました。
ツバメの雛たち
先日、地域福祉権利擁護事業を利用しているAさんの金銭管理で郵便局を訪問した際に軒先にツバメの巣を見つけました。あいにくの空模様でしたが、いきいきと育つ雛たちを見て心がほっこりしました。これから、Aさんの家を訪問するたびに雛の成長の様子を観察したいなと思います。
地域の見守り
先日、訪問途中に、11月に民生委員を退任されたAさんにお会いしました。Aさんは、退任した後も定期的に高齢者宅を訪問し、気になることがあれば、新しい民生委員につないでいるそうです。
お二人が連絡を取り合いながら、地域を見守っておられ、心強いなぁと思いました。
久しぶりの集まり
先日、木城行政区で4カ月ぶりにふれあい・いきいきサロンが開催され、5月に100歳の誕生日を迎えたAさんに胡蝶蘭の鉢植えをプレゼントし、みなさんで祝いました。
ソーシャルディスタンスを保ちながら、換気に注意し、1時間程度の短い時間でしたが、4カ月間どう過ごしたのかを報告しあい、楽しい時間を過ごすことができました。
周りの様子を見ながらですが、徐々に集まりの場を再開する行政区が増えています。みなさんの笑顔を見ると、サロンの意義を強く実感することができました。
