だいたいでよかっ庭

先日まで雨や風で寒かったのですが、昨日からは晴れて暖かくなりました。
先日お伺いした方に「ちょっと見ていかんね」と言われ、家の庭に咲いている綺麗なお花を見せていただきましたので紹介します。

紫色や白色のこの花は、クリスマスローズ(オリエンタリス)という花だそうです。他のお花と違い、恥ずかしそうに下を向いているのが特徴的でした。
「だいたいでよかっ庭」と書かれた看板も、自分で木を組み立てたり、ペンキを塗ったりして作ったそうです。奥さんが作ったハーブ園など家には沢山のお花が咲いていて、夫婦で趣味を楽しんでいるとのことでした。「だんちゃーん」と奥さんがAさんを呼んでいて、素敵な夫婦だなあとほっこりしました。

なつきちゃんにし・ひがし⑫

 3月15日(木)、第12回なつきちゃんにしとなつきちゃんひがしで、合同勉強会を開催し、22名が参加しました。
福岡市社会福祉協議会 地域福祉部長の藤田博久さんから「協議体の役割と機能について」をテーマに話してもらいました。

 「超高齢・少子・人口減少・単身世帯社会」が加速する中で、社会保障だけでは個々のリスクに対応することができなくなっています。これまで介護サービスの充実を目指してきた制度の大転換と言われており、全ての高齢者が社会参加をすることで自分たちの思いを実現できる集いの場や居場所、支え合いの仕組みづくりが求められています。
 疫学研究で得られたデータをもとに、健康長寿を維持するために必要な考え方を整理した後に、協議体の役割や進め方について学びました。協議体は、地域が元気になるための話し合いの場であり、関係者のネットワークによって、地域づくりが実質的に進むことが大切になります。形式的な組織づくりではなく、市民が主体となって話し合える場を目指していくために、圏域の考え方や運営のポイント、課題把握の方法など、協議体を進めていくうえでたくさんのヒントを得ることができました。また、「協議体は、地域のプロのつどいの場」、そして、日常生活で自然に継続して行っている活動や生活行為は「地域の宝物」など、素敵な言葉を教えていただきました。
これからの協議体では、地域の宝物をみんなで共有しながら、みなさんと一緒に自分の考える10年後の生活やこうありたいと願う地域の姿を話していきたいと思います。

~次回の協議体について~
・なつきちゃんにし
平成30年4月19日(木)13時30分から、漆生本村公民館で開催します。

・なつきちゃんひがし
平成30年4月19日(木)10時00分から、鴨生町公民館で開催します。

ぜひご参加ください(^^)

炭鉱の記憶

 先日、社協だよりNo145「炭鉱の記憶」で取材した草場さんに広報紙をお持ちすると、さらに詳しく教えていただきました。
炭鉱の仕事といっても、石炭を採る採炭だけではなく、排水、掘進、発破、ガス濃度を測る測量と呼ばれる仕事など様々な分野があるそうです。電気を専攻していた草場さんは、変電所で働いていたそうですが、電気のこと以外にも、炭鉱のことなら何でも聞いてと話されていました。坑内で作業をしている写真をお持ちの方が少ないのはなぜか尋ねると、坑内で写真を撮ることは、安全上禁止されていたため、持っている人がほとんどいないのだろうとのことでした。
 また、Aさんからも「発破をする時は、爆薬を設置したら、すぐに遠くへ逃げないと、破片が何メートルも飛ぶからとても危険だったんだよ」と教えてもらいました。

 「炭鉱の記憶」のコーナーでは、炭鉱が栄えた頃の思い出を、写真と共に掲載しています。炭鉱の思い出を話していただける方、写真をお持ちの方、もしくは当時のことを知っているという方をご紹介いただける方はぜひご連絡ください。
連絡先:0948-42-0751

稲築地区福祉推進員定例会

2月18日(日)、第6回稲築地区福祉推進員定例会を開催し14名が参加しました。
1月から2月にかけて、各ブロックの公民館で開催したブロック別懇談会で話し合ったことをみんなで共有しました。
他者との関わりを拒む人もいる中で、孤立を防ぐための声かけや見守り活動をどのように進めていくかという課題が、どの地区でも共通して出されていました。
また、一人暮らしの高齢者が増えている地域、空き家が増えている地域、子どもが増えている地域など、地域の特徴を知る良い機会となりました。
福祉推進員さんは地域のことを私たち社協職員に教えてくださる貴重な存在ですが、福祉推進員さんがおられない地域もあり、地域の福祉課題が何なのか分からないところがあります。地域の方々とつながるために、できることを考えていきたいと思います。

なつきちゃんひがし⑪

2月15日(木)、稲築保健センターにて第11回「なつきちゃんひがし」を開催し、10名が参加しました。

今日は、これまでの協議体の振り返りと来年度の協議体について話をしました。
稲築東地区では、他地区と比べて一人暮らしの女性が多いとのことでした。また、嘉麻市全体で一人暮らしの高齢者が増えているため、声かけや見守り活動がますます必要になってくるのではないかとの意見が出されました。ある行政区では、地域の方から「近所の方が1週間自宅を不在にしているようだけれど、何かあったのかな」との連絡を受けて、訪問することがあるそうです。見守り活動には、変化することだけでなく、新聞が溜まったままになっていないか、雨戸が閉まったままになっていないかなどの変化しないことに気づくことも大切なのだと感じました。
次回の協議体は、平成30年3月15日(木)10時から稲築保健センターにて開催します。協議体の役割についての勉強会を、なつきちゃんにしと合同で開催する予定です。ぜひお越しください(^^)

2月3日、2月4日と社会福祉士及び精神保健福祉士の国家試験を受験されたみなさま、お疲れ様でした。
今日は早朝から雪が降り、お昼には辺り一面銀世界となっていました。

夕方には車通りの多い道の雪は溶けていましたが、細い道や家の周りには雪がまだまだ残っているようです。
明日以降も気温の低い日が続きますので、運転や歩行には十分注意されてください。

鴨生第二行政区ふれあいいきいきサロン

先日、鴨生第二公民館で行われていたふれあいいきいきサロンにおじゃましました。

パン食い競争の後に、もちつき大会でついた餅が入ったぜんざい、豚汁、焼き魚など、体が温まる料理をみんなでいただきました。
約30名の方が参加されており、とても賑わっている様子に驚いていると、「普段は40名以上参加しているよ。今日は少ない方だよ」と教えてもらいました。
「ここに月に1回来るだけでも運動になるし、ごはんもみんなで食べるから美味しい」と話され、地域のつながりを感じる時間となりました。

なつきちゃんひがし⑩


平成30年1月18日(木)、第10回なつきちゃんひがしを開催し、10名が参加しました。これまで、市民活動団体の立ち上げについて話を進めてきましたが、「市民活動団体として助成金の申請をしなくても、他に自分たちでできることがあるのではないか」との意見が出ました。花壇づくりをつうじた居場所づくりについては、13ある行政区へ働きかけをしていくことになりました。
次に、来年度の協議体に向けて、参加してもらいたい企業や施設、人について話し合い、地元のガス会社や病院、そして施設の具体的な名前がたくさん出されました。
協議体の開催場所については、公民館を使用することができないか区長さんへ相談をしています。「公民館で開催されるようになったら、場所が分からないところもあり不安があるけれど、近くに住んでいる人も誘って参加できたらいいね」との声もありました。
笑い声が沸き上がるなど、和やかな雰囲気の中協議体を行うことができました。
次回の協議体は、平成30年2月15日(木)10時〜 稲築保健センターにて開催します。ぜひお越しください(^^)

できることを、できることから

嘉麻市社協だよりの今月の一冊を読んだ方から、「子どもの貧困について分かりやすく書かれた本があるよ」と著者 湯浅誠さんの『「なんとかする」子どもの貧困』(角川新書)を紹介してもらいましたので、読んでみました。
著者は、できるところから一ミリを動かすことが、子どもの貧困対策につながるということを、子ども食堂など、全国で実際に行われている活動の紹介をしつつ説明しています。
ある校長先生は、こども支援プロジェクトが想像を超える反響で、「私たちの目に見えている部分は非常に少ないんだな」と痛感したそうです。
訪問による学習支援や交流の場づくりなど、全国の取り組みを知ることができ、子ども達の未来から地域づくりを考える良い機会となりました。
これからは、「目に見えていないもの」を意識して、地域に出て行こうと思いました。

銭代坊行政区 もちつき

12月24日(日)、銭代坊行政区で行われたもちつきにおじゃましました。

銭代坊公民館には子どもと大人合わせて50名ほどの方が集まっていました。
「まだもちつきしてない人は?」の声に子ども達は手を挙げて、杵を持ち、もちつきを手伝っていました。
子ども達に声をかけると、「盆踊りの時に仲良くなった子と、また会えたから嬉しい。前よりお茶目になってたよ」と話してくれました。
稲築東地区では「幅広い世代の方が交流できる居場所づくり」をテーマに協議体で話し合っているところですが、このような地域の行事も多世代が交流できる良い機会だなと感じました。