南阿蘇支援竹田ベースキャンプ25日目

5月22日、竹田ベースキャンプからは39名の方が参加され、南阿蘇ボランティアセンターの活動人数は延べ119名でした。
本日、センター内の本部班など数名の運営スタッフの変更に伴い、震災から約1カ月経ったこともあり、今後の長期的な支援も含めて、地元社協職員が主になって地域を支えるためには今のセンターの運営をどうするべきかを話し合いました。話し合いの中、「がれきを見るのではなく、人を見る」という意見がでました。がれきの撤去や家の片付けだけを困りごととしてとらえるのではなく、そこに暮らす人の生活を支えていく視点を、運営スタッフやボランティアの方にも持ってもらうことが大切だという話になりました。
地域は違いますが、嘉麻市で行っている社協活動を、被災地でも行い、南阿蘇村を支えていきたいと思います。
写真は、県外の方がボランティアセンター宛てに送った、励ましのお手紙です。ボランティアの方や運営スタッフの中にも、被災した方がいらっしゃいます。今日も「自分の家は家の中の壁に亀裂が入ったくらいだから、被害がひどかった南阿蘇のお手伝いをしたいと思って来ました。」という、ボランティアの方もいました。直接被災した地域に来られなくても、さまざまな方法で被災地域を支えることができるのだと思いました。

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南阿蘇支援竹田ベースキャンプ24日目

5月21日、竹田ベースキャンプからは55名の方が参加され、南阿蘇村災害ボランティアセンターの活動人数は延べ137名となりました。立野サテライトは、延べ活動人数が63名でした。 本日より、嘉麻市社協職員が竹田ベースキャンプとの連絡調整スタッフとして、行政との定例情報共有会議に毎日出席することになりました。会議での情報を、竹田ベースキャンプに伝えていきます。
また今日、竹田ベースキャンプから来られたボランティアの方の中に、地元が嘉麻市で現在は大分に在住という方がいらっしゃいました。色々なところで、繋がりがあるのだと感じる出来事でした。

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理事会、評議員会

5月20日、今日は10時から稲築住民センターで、第53回理事会を開催しました。8名の理事が出席され、以下の議案について協議していただき、全て全員一致で承認されました。

議案第158号 平成27年度事業報告及び収支決算について
       監査報告
議案第159号 委員の推薦について
議案第160号 評議員の補欠選任について
議案第161号 規程の変更について
その他    任期満了に伴う役員改選について

また、13時30分からは第38回評議員会を開催しました。19名の評議員が出席され、以下の議案について審議していただき、全員一致で可決されました。
議案第74号 平成27年度事業報告及び収支決算について
      監査報告

南阿蘇支援竹田ベースキャンプ23日目

5月20日、竹田ベースキャンプからのボランティアの受付は中止で、センターの活動人数は計10人でした。
今日はローラー調査班として、地図を持って1つの行政区を一軒一軒廻り、困っていることや今の状況などについてお話を聞かせてもらいました。
ほとんどのお宅が片付けなどは終えられていましたが、あるお宅では「片付けは目処がたってきたけど、農作業が進んでいない。これからどうしようかと迷っている」と話されました。農業ボランティアの情報と南阿蘇村災害ボランティアセンターの情報をお伝えしました。
今日調査に行った地区は農家の方が多く、これからは農作業の支援なども必要となることを感じました。
みなさん気さくにお話しをしてくださり、最後には「ご苦労様です。ありがとう」とねぎらいの言葉をかけていただきました。

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嘉穂地域福祉推進委員会

今日は、老人福祉センターで、第28回嘉穂地域福祉推進委員会を開催しました。
本会理事、共同募金会嘉麻市支会理事の選出について協議していただいた後は、事務局から協議体の取り組みについて説明しました。
交通手段が少ないという嘉穂地区の課題について、集いがあってもそこまで行けない人がいるという話があり、できるだけ行政区ごとに公民館でふれあい・いきいきサロンをして行きやすい居場所を作っていった方がいいのではないか、買い物に困っている人もいるはずだから、送迎サービスの必要が出てくるはずといった意見もありました。
また、協議体について、広い嘉穂地区で一つでまとめていくのは難しいでのはないかといった声もあがりました。
今後、嘉穂地区のみなさんと勉強会を開催しながら、いろんな意見をいただいて、協議体の取り組みを進めていきたいと思います。
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具島サロンでマインドマップ♪

5月18日、今日は、具島公民館で開催されたふれあい・いきいきサロンにおじゃまし、マインドマップを作りました。
具島といえば…と伺うと、歴史や行事がたくさん出てきました。また、一人暮らしの方は誰がいるということをみなさんが把握されていて、お互いに気にかけ合うということがしっかりできているということも分かりました。一人暮らしの方が困っていることの情報がまだない、災害時の避難について不安があるという声もあり、課題も少し見えてきました。
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今後のサロンでも、みなさんと楽しく地域のことを考えていきたいと思います。

稲築地域福祉推進委員会

5月17日、午前10時から、稲築住民センター2階会議室で、稲築地域福祉推進委員会を開催しました。
8名の委員さんが出席され、初めに、本会の理事、共同募金会嘉麻市支会の理事の選出について協議していただきました。
次に、協議体の取り組みについて、説明を行った後、委員の皆さんからご意見をいただきました。
その中では、勉強会について、より多くの方が参加できるような工夫が必要といった意見や勉強会を続けていくことで、理解が広まり、主体的に参加される方も増えてくるのではないかといった意見もありました。
また「地域のアセスメントを進めていくためには、やはり地域のことを一番知っているのはその地域に住む人たちなので、それぞれの行政区の集まりなどを生かして、地域住民の方たちの意見や思いを集約していければ」といった話や「次の勉強会には、周りの人にも呼び掛けて、できるだけ多くの方と一緒に参加します」という委員さんもおられました。より多くの方々と共に、取り組みを進めていきたいと思います。

碓井地域福祉推進委員会

5月17日、今日は、碓井地区公民館で碓井地域福祉推進委員会を開催しました。
みなさんに、本会理事、共同募金嘉麻市支会理事の選出について協議していただき、それぞれ1名ずつ推薦者が決まりました。
その後、協議体の取り組みについて、事務局から話をしました。また、地域アセスメントをするために、集まりの場でマインドマップをみなさんと作成して、いろんな情報を共有していることなどの話をしました。みなさんからは、「支え合いの活動を進めていきたいが、どうしていけばいいのか分からない」「地域の課題や住民の困りごとを知らなければ何も始められない」という意見もありました。今日の委員会で出た意見を、今後の協議体の取り組みに活かしていきたいと思います。

平成28年度筑豊ブロック市町村社協連絡協議会総会

5月16日、今日は、夢サイトかほ文化ホールで、平成28年度筑豊ブロック市町村社協連絡協議会総会を開催しました。
まず、基調講演で、特別養護老人ホーム初花の施設長 百枝孝泰さんから『福祉と司法の連携について』というテーマでお話いただきました。福祉と司法の連携はどのように始まったのか、社会福祉と刑事・司法のそれぞれの視点で重なることは何かということについて分かりやすく説明をされたほか、刑事司法における現状について、新規受刑者のうち約6割が再犯者であることや保護観察所で保護司に相談できる仮釈放の方に対して、満期出所者の半数以上は誰にも相談できずに帰往先がない方であることなどを伺いました。知的障がいをもつ受刑者の方も多く、無賃乗車や無銭飲食をしてしまう方に対してまわりの人がいかに優しくつつんでくれるのかが問われているとの話がありました。
自分に関係ないこととして捉えずに、私自身にひきつけて考えなければ、困っている方に気付くことさえできない問題なんだということを強く感じました。
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    その後の総会は、筑豊ブロック市町村社協連絡協議会会長、嘉麻市社協会長の村上があいさつをしたあと、新任会長の紹介をしました。それから議事に入り、以下の議案について全員一致で承認されました。
    第1号議案 平成27年度事業報告について
    第2号議案 平成27年度決算報告について(監査報告)
    第3号議案 平成28年度事業計画(案)について
    第4号議案 平成28年度予算(案)について
    また、熊本地震の災害支援について、嘉麻市社協から、竹田市ベースキャンプの後方支援として南阿蘇村災害ボランティアセンターに入っていることを説明し、みなさんにもぜひご協力いただきたいことを伝えました。

南阿蘇支援竹田ベースキャンプ19日目

今日は、南阿蘇災害ボランティアセンターは雨の影響で、屋外での活動はできず、竹田ベースキャンプからの受け入れも中止となりました。
そのため、センターに直接来られた8名のボランティアさんが避難所の支援に参加されました。
明日からは天気が持ち直すという予報が出ており、竹田からもボランティアさんが来られる予定です。
しかし、降り続いた雨の影響を考慮して、大きな被害を受けている立野地区のサテライトでのボランティアの受け入れは中止することが決まりました。
天候に左右されて、なかなか活動が進まないのが現状で、個人のニーズはたくさんあります。
みなさまのご協力をよろしくお願いいたします。