今月の一冊(No111掲載)

ゴールデンウィーク真っ最中の今日は、残念ながら雨ですね。
そんな雨の日は読書でもどうでしょうか?
広報紙えがおNO111に掲載したおススメの本です。

星子(せいこ)が居る~言葉なく語りかける重複障害の娘との20年~
 最首 悟著 世織書房
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この本には、著者の最首悟さんが重度障害を持つ娘の星子さんとの生活をとおして感じてこられたこと、たくさんの人々やできごとに出会ったことが年齢ごとに書かれています。
星子さんと過ごしていく中で 一人の人間のかけがえのなさや喜び、悲しみを分かりあう大切さを学ばれ、また、「星子のことがわかるなんておこがましい」と感じられたそうです。
一番印象に残ったのは、星子さんが10歳で視力を失われた時の話でした。目が見えなくなったことに周りは大変だろうと思っていたけれど、星子さんに大きな変化はなかったことがショックだったそうです。「失うということがすごく大きいことのように考える精神風土にいる」との指摘に、失うということに過敏になっている自分に気づきました。
 また、「共に生きる」とは、人は独立した不可侵の存在であるからこそ、お互いの気持ちがわからない、だからこそ思いやって気心が違っていることをわかるようにすること。「わからなさ」を持ち続けることか大切で、答えを出すことが目的ではないこと。病気や障害によってその人は他人にない何かをもつということ。など、この本には、心に響く言葉がたくさんかかれてあり、ここには書ききれないくらいです。何度も読み返したくなる一冊でした。

下山田小学校で歓迎遠足

今日は、山田野球場で下山田小学校の歓迎遠足がありました。
ちょうど、山田地区を回っている時に、上級生が下級生の手をつないで歩いているところにすれ違いました。
ニコニコしながら歩いている姿はとっても微笑ましかったです。今年度は、新一年生は二クラスあるそうで、お兄さんやお姉さんたちとグループになって、美味しそうにお弁当を食べていましたよ。

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広報紙えがおNO111発行

今日は、広報紙えがおを発行しました。
1が3つ並んだ111号です。
下記の内容を掲載していますので、ぜひご覧ください。

http://kama.syakyo.com/kouhou.htm

表紙・6つのセンターで支えあいの地域づくり
p2・・・ 法人設立10周年記念事業のご案内、成年後見制度Q&A、今月のえがお
p3・・・災害ボランティアネットワーク連絡会、平成27年度一般会計資金収支予算書
p4・・コミュニティワークセンターの案内、社協だよりクイズ
p5・・ブログ紹介
p6・ボランティアさんに聞きました・ボランティア募集情報
p7・・・今月の一冊・6月の総合相談、炭鉱の記憶
p8・・・法人運営インフォメーション、指定葬祭場紹介
p9・・・寄付・香典返し、会員会費のお礼、山田ふれあいハウス利用者の声
p10・・・ふるさとへの手紙、コラム交差点、編集後記

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水俣の声にふれる

今日は、博多・覚永寺で開催された「水俣・福岡のつどい2015」に参加し、お二人の講師の方の話を伺いました。
最初に、胎児性水俣病患者の加賀田清子さんの講演がありました。幼少から過ごされた施設での生活を写真や映像で振り返り、家族と過ごしたい、病気が治りたいと思われていたことを話されました。また、「不知火海」という映画のワンシーンが映し出され、加賀田さんが「今から先のこと、何を考えていいかわからん」と原田正純医師に話されていました。加賀田さんの一言一言に重みがあり、私たちにたくさんのことを問いかけていることを感じました。
次の講演は、水俣病患者の方たちがチッソ東京本社で直接交渉をしようと座り込みをされていた時から医師として関わられていた山田真さんからでした。
東日本大震災以降は、福島に通われていて、医学の現場から感じておられる社会の違和感についてお話がありました。現在の福島は水俣と同じ経験をしていて、様々な差別を受けていること、事実を隠すことで同じ過ちが繰り返されていることを知りました。
この集いで、貴重なお話を伺うことができ、水俣から学ぶことがたくさんあることを改めて感じました。今年度は、10周年記念事業として、秋頃に水俣病を学ぶ講座を企画しています。市民のみなさんと一緒にしっかり勉強したいと思いました。

第1回支えあいのまちづくりサポーター養成講座

今日は、夢サイトかほにて、第1回支えあいのまちづくりサポーター養成講座を開催しました。
講師には、熊本県健康福祉部健康福祉政策課福祉のまちづくり室の平嶋伸幸さんをお招きし、「社会福祉法人の地域貢献」をテーマに講演いただきました。

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まずは、なぜ社会福祉法人が地域貢献事業をしなくてはいけないのかについての説明があり、社会福祉法人には、これまで実施してきている社会福祉事業にプラスワンへの積極的な取り組み参入が期待されていることがわかりました。
熊本県では、平成24年に県内の法人に調査されたことをきっかけに、地域貢献事業の推進に取り組まれていて、その事例を紹介いただきました。その一つが、「地域の縁がわ」で、昔ながらの縁がわのように、隣近所の人たちがおしゃべりをしたり、子どもたちの遊ぶ様子を見守ったり、お年寄りから若い母親に子育ての知恵を伝えたりする居場所です。地域の誰もがいつでも気軽に集い、支え合う地域の拠点となっているそうです。

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いろいろなお話を伺い、社会福祉法人の地域貢献活動について、たくさんのことを学ぶことができました。今後につきましては、市内の社会福祉施設のみなさまにご協力いただきながら、地域での新たな活動につなげていきたいとの思いを強くしました。

支えあいのまちづくりサポーター養成講座 「社会福祉法人の地域貢献活動」のご案内

明日は、法人設立10周年の節目ということで企画した支えあいのまちづくりサポーター養成講座の第1回目です。
今日は、当日配布する資料作りをしました。今年度は、市内の社会福祉法人のみなさまとの関係づくりを大切にして、地域で困っている方をどう支えていくかを一緒に考えていきたいと思っていますので、講座のテーマは、「社会福祉法人の地域貢献活動」です。
当日の参加も可能ですので、ぜひ下記までご連絡ください。

1.日 時 平成27年4月24日(金)13時30分~15時30分
2.場 所 夢サイトかほ 大会議室 (嘉麻市大隈町1228番地1)
3.内 容 「社会福祉法人の地域貢献活動について」
     講師 熊本県 健康福祉部 健康福祉政策課 職員

4.問い合わせ  社会福祉法人嘉麻市社会福祉協議会 
〒820-0205嘉麻市岩崎1143-3稲築住民センター
電話 0948-42-0751 FAX 0948-83-8005
E-mail tiiki@kama.syakyo.com 

かまひきこもり相談支援センター

4月から、本会の組織体制が変わり、6つのセンターができました。
各センターにいろいろな相談が寄せられるなか、自宅中心の生活を送ってこられている方のご家族からの相談もあります。
先日は、「家からほとんど出ることがないけど、そのことをどこに相談したらいいかわからなかった。」
と言われました。
ひきこもり相談支援センターでは、ご家族からだけではなく、ご本人からの相談もメールや電話で受け付けしています。また、現在、毎週木曜日にフリースペースを、第4木曜日には、家族の会を行っています。時間はいずれも13時30分から15時30分からです。
ちょっと気になるなと思われた方は気軽にご連絡ください。
かまひきこもり相談支援センター 0948-42-0751

手作りメモとゴミ箱

先日訪問したお宅で、「よかったら使って」と新聞広告で作ったメモ用紙とゴミ箱をいただきました(^0^)
メモ用紙は、書きやすいように、、、と、決まったサイズに合わせてきれいに切り取ってあり、ひもでひとまとめにしてありました。
また、きれいに折りたたまれたゴミ箱からも手の器用さが伺われます。
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使うのがもったないないなぁと思うほど、、不器用な私にとってうれしいプレゼントでした♪

新人職員研修中

4月1日から新人職員研修が行われています。
参加希望者は研修を受けることができるので、他の職員も一緒に学んでいます。
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初日のテーマは、「社協とは」。本会事務局長の木山から、社会福祉の歴史、社会福祉法の位置づけ、地域福祉についての話がありました。
2日目は、嘉麻市社協職員必携をもとに、職員に求められる資質や支援のあり方、日々の業務の中で気を付けなくてはいけないことを学びました。
3日目は、平成27年度事業計画書から、事業の目的やその時代背景などを考えました。
この研修で学んだことをこれからの仕事にいかせていきたいと思いました。
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広報紙えがお110号発行

今日は暖かい一日でしたね。市内をまわっていると、あちこちで満開の桜に出会い、春を感じました。
さて、新年度になって初めての広報紙110号ができました。
嘉麻市社協の組織体制がガラっと変わったことやかま自立相談支援センターのご案内、市民後見人養成講座やフォーラムの報告記事などなどを掲載しています。
下記HPからダウンロードできますので、ぜひ、ご覧下さい。

http://kama.syakyo.com/kouhou.htm

表紙・日中一時、千手灯篭まつり、山田中学校卒業式
p2~3 嘉麻市社協の組織体制変わります
p4・・かま自立相談支援センターの案内、成年後見制度Q&A,
ご案内、社協だよりクイズ
p5・・市民後見人養成講座、フォーラム、ブログ紹介
p6・センター利用の流れ・ボランティア募集情報
p7・・・今月の一冊・炭鉱の記憶
p8~9・・・寄付・香典返し、会員会費のお礼・3月の総合相談
p10・・・ふるさとへの手紙、コラム交差点、編集後記

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