7月22日、本会職員を対象にした同和研修会を開催しました。講師は、行政で勤めていた頃から同和問題に携わり、その豊富な経験から、坂田会長にお願いしました。
坂田会長は、封建的意識の強い地域で生まれ育ち、周囲の影響で、差別意識をもっておとなになりました。当時、学校で習うのは人権問題を上から見た歴史程度でした。現場では実際に差別を受けた方々とのつながりの中から、たくさんのことを学び、知ったことを自分の知識から知恵に変え、自分の言葉で語れるようになったそうです。
長い歴史の中で、実体的差別の中から、「おかしい」「間違っている」と感じたことをみんなで話し合い、団結して生活向上に努めた運動をされた方々がおられました。誰もが自由に生きることのできる社会をつくるために奮闘したその思いに触れ、改めて自分の中にある価値観に気づくことが大切だと感じました。
投稿者: ogawa
土用の丑の日
毎年、土用の丑の日が近づくと、飲食店ではうなぎのメニューが増え、スーパーにはパックに入ったうなぎが並べられます。高額な商品のため簡単には買えず、素通りしてしまうことがほとんどです。少し調べてみると、昔の暦で数えられるため、年に数回は土用の丑の日があり、夏だけでないそうです。うなぎには疲労回復や食欲増進に効果的な成分が含まれています。
「う」がつく食べ物も良いとされています。うどん、梅干しなど、いろいろ考えてお食事に取り入れてみてください。
気温も上がってきましたので、夏バテに気をつけましょう。
乳がんの不安
かま自立相談支援センターで相談を受けたAさんから、乳がんについて教えてほしいと電話がありました。Aさんには難病がありますが、様々な理由から長年受診していませんでした。センターで支援するようになり、経済的に安定したため、医療機関につないだところ、医師から乳がん検査を受けるように勧められたそうです。男性が乳がんにかかるとは思っていなかったため、驚いて連絡をくれました。
私は医師ではないので詳しくは分かりませんが、以前マンモグラフィーの検査を受けた際に、担当してくれた医師から男性でも乳がんにかかる方がおられると聞いていたため、Aさんにそのことを伝えました。
診察の際に、パニックになってしまい詳しい説明を聞くことができなかったとの事だったため、まずは検査を勧める心配な要素があるのか尋ねてみてはどうかと提案しました。
白衣症候群という言葉があるように、白衣を着た医師の前に出ると緊張したり、聞きづらいと感じてしまうことがありますが、まずは、会話をすることで信頼関係ができ、その後の診察もスムーズに受けることができると思います。
それは、相談援助の場面においてもあることです。緊張感を与えないように、表情や話し方、口調など気をつけたいと思います。
降り続く雨
80歳代のAさん宅の庭には桃の木があります。10数年前に幼かったお孫さんと、スーパーで買った桃のたねを植えたところ、大きく育ったそうです。今年は、たくさん実をつけていましたが、降り続く雨と強い風にさらされ、8割の桃が落下していました。
特に木の世話をしているわけではありませんが、ピンクの実が目につくと、関東で働くお孫さんの声が聞きたくなると、最近買い替えたスマートホンの無料通話アプリを起動します。慣れないメールを送ると、かわいいスタンプが返ってきました。「楽しく脳トレができてるよ」と、嬉しそうに見せてくれました。
災害ボランティアセンターについて
先週末から降り続いた大雨により、福岡県内でも大きな被害が発生しています。
ボランティアセンターの情報は下記のとおりです。
●大牟田市
完全事前予約制のため、当日の受付はありません。募集範囲は、大牟田市、みやま市、柳川市、荒尾市、長洲町、南関町にお住まいの方となっています。
詳細につきましては、大牟田市社会福祉協議会のホームページでご確認ください。
●久留米市
福岡県内にお住まいの方で、ホームページから登録が必要となります。なお、今週末は想定数を超える申し込みがあったため、募集は一時見合わせることになっています。
詳細につきましては、久留米市社会福祉協議会のホームページでご確認ください。
●八女市
災害協定を締結している団体等で活動を行っており、ボランティアの募集は行っておりません。
ボランティア活動に参加される方は、事前に、お住いの地域の社会福祉協議会で、ボランティア保険にご加入ください。
降り続く雨
昨日に続いて、今日も激しい雨が降り、道路脇の法面が崩れ通行止めになるなど、嘉麻市でも被害が確認されています。
午後から雨が上がったため、昨年、一昨年とボランティアセンターで土砂の撤去等を手伝ったお宅や本会で空き家を管理している住宅などを訪問しました。
重たい雲の隙間から明るい日差しが覗くタイミングもあり、このまま雨が降らなければいいなと願いましたが、夕方から再び雨が降っています。
そんな中、ボランティアセンターで一緒に活動してくれたAさんが来所されました。九州南部の被害状況や昨日から降り続ける雨に危機感を感じ、ボランティア活動保険をかけにきたそうです。「何かあったらいつでも声をかけてくださいね」と声をかけてもらい、とても心強く思いました。
避難所のお知らせ
開設される避難所は以下の通りです。
●稲築地区稲築保健センター、なつき文化ホール、稲築東中学校
●山田地区熊ヶ畑分館、山田市民センター、上山田住民ホール、白馬ホール
●碓井地区碓井住民センター、うすい人権啓発センターあかつき
●嘉穂地区
下牛隈公民館、嘉穂総合体育館、嘉穂隣保館、宮野分館、足白分館、千手分館、はせ一里館
※避難場所への避難が危険な場合は、近くの安全な場所に避難するか、屋内の高い所に避難してください。
現在の千手川の様子です。1時間前と比べると、水位が上がり、勢いも増しています。流木が目立つようになりました。
土砂災害の危険性
嘉麻市では、土砂災害の危険が上昇し、警戒レベル4相当となり避難勧告が発令されました。嘉穂校区から碓井校区にかけて流れる千手川の現在の様子です。水かさが増していますのでくれぐれもご注意ください。
南九州で大雨
九州南部で昨夜から降り続いた大雨は、土砂崩れや河川の氾濫など大きな被害をもたらしました。家屋の倒壊や土砂の流入のみならず、人命に関わる被害も明らかになってきました。
天気予報では、8日まで前線が停滞するといわれています。今一度、避難に備えて、身の回りのものをご確認ください。