自主防災組織コスモスと三菱第一行政区が主催した、大規模災害時避難所運営の勉強会に参加しました。
災害規模が大きくなった場合に、避難所運営委員会を立ち上げ、自主防災組織として、どのような行動をとるのか確認しました。
受付や部屋割り、行政等との役割分担や連携方法を確認しながら、身体や心に障がいや病気を持った方、妊娠中の方や乳幼児のいる家庭、外国の方やLGBTの方への気配りができる避難所の運営方法について、意見交換を行いました。
実際に大きな災害が発生したら、慌ててしまったり思いがけないトラブルが頻発しスムーズにいかないことがあると思います。だからこそ勉強会や訓練など、平常時の活動の大切さを実感しました。
投稿者: ogawa
何が心配なのか
体調を崩して入院中のAさんは、振り込まれている年金を、口座引落用の通帳に移すことができず、ライフラインが止まり、また、車検費用を貯めることができず、車に乗ることができません。退院したばかりだったのに、1カ月も経たずに栄養失調で再入院になったそうです。
自宅での生活に向けて不安に思っていることを尋ねると、お金のことを挙げられましたが、人に頼ることもしたくないと、悩んでおられます。うまくいかないかもしれないけれど、自分の力でやってみたいと希望を話されました。
周りが思う心配と本人が考える心配は、必ずしも一致せず、解決の方法も1つではありません。Aさんの思いを尊重しながら、困った時に頼ってもらえる関係づくりから始めたいと思います。
変化
先日、消費者金融からの借金があり、光熱水費等の料金を滞納し、ここ数日間はカップ麺しか食べていないという方に出会いました。同居している高齢の父親は、徐々に足取りが悪くなり、記憶や時間の感覚も曖昧になり、息子さんもどうしたらいいのかわからない状態になって相談を受けました。
まずは、父親の体調を整えるため、一旦入院することになりました。急な環境の変化に戸惑った様子が忘れられず、今日は病院に会いに行きました。
入院して10日間が経過しましたが、バランスのとれた食事を食べることができるようになり、足取りもしっかりされていました。
笑顔で「元気になってるよ」と話され、とても安心しました。退院後の生活についても、関係機関を交えながら一緒に考えていきたいと思います。
12月の総合相談
12月の総合相談をご案内します。
●法律相談(予約が必要です。先着順となりっていますのでお早めにお申し込みください)
12月5日(木)13時~16時 山田ふれあいハウス
●心配ごと相談(会場は、いずれも稲築住民センターです)
12月11日(水)13時~15時
12月25日(水)13時~15時
修学旅行に
市内では、修学旅行の時期を迎えている中学校が多いそうで、今日お伺いしたお宅の息子さんも、来週から京都、奈良などを回るそうです。お友達との楽しい旅行にワクワクしている様子が伝わってきました。インフルエンザにかかった方もおられます。くれぐれも身体に気をつけて、楽しい思い出をつくってほしいです。
あっとふるやまだ⑦
11月26日、あっとふるやまだを開催し、8名が参加しました。
10月の全体会に参加した方ばかりだったので、嬉野市のごましお健康くらぶ事業のポイントを振り返りながら、地域アセスメントのやり直しについて話し合いました。
メンバーそれぞれが個別に困っている人の話を聞いたり、生活支援コーディネーターがサービス事業所へ聞き取り調査を行うことにしました。また、12月に開催される市バス説明会へ参加したのち、4月以降に実施する交通調査計画を立てることになりました。
リーガルサポート福岡20周年記念シンポジウムに参加
公益社団法人成年後見センター・リーガルサポート福岡支部が開催した20周年記念シンポジウム「地域における成年後見制度〜20年のあゆみとこれから〜」に参加しました。
はじめに司法書士の藤江美保さんが、成年後見制度の改正を振り返りながら、会設立前からのリーガルサポート福岡の活動について話されました。
本人を中心としたチーム支援やどのような状況であっても本人が決定できるようなサポートが大切であることを共有しました。
次に、厚生労働省 社会・援護局 地域福祉課 成年後見制度利用促進室 成年後見制度利用促進専門官の川端信子さんが、地域連携ネットワークと中核機関(成年後見制度利用促進の取り組み)について、説明されました。
成年後見制度を利用する側と、支援する側が考える制度の必要性と利用促進の課題について触れられ、「権利擁護支援の地域連携ネットワークづくり」の大切さについて話されました。中核機関や協議会の役割を学び、行政や社協、地域に求められているものが何なのかを、学ぶことができました。
最後のパネルディスカッションでは、弁護士会、社会福祉士会、司法書士会、行政、社協の方々が、それぞれが所属する活動の現状報告や課題等について話されました。
寄り添うとは
1ヶ月以上前に、負債があり生活が苦しいと相談に来たAさん。課題を整理した上で、分割での借金返済や支出の見直しなど、Aさんの生活を維持しながら、お金を借りず解決できる方法を提案しましたが、Aさんが納得できる方法ではなく、連絡のつかない日々が続いていました。
そのAさんが、疲弊した様子で来所されました。金策に奔走したそうですがうまくいかず、途方にくれたそうです。Aさんがどんな1ヶ月を過ごし、どんな思いで訪ねてきてくれたのか、想像することしかできませんでした。
私たちは、相談者の話を聞くなかで、課題を明らかにするために、時には言いづらいことも言葉にしなければならないことがあります。相談者の言う通りに動くことが、受容することではないと感じた相談でした。
役員会を開催
11月19日、かま福祉ネットワーク委員会の役員会を開催しました。
委員会の役割や目指す地域づくりについて整理した後、来年度の会の進め方について話し合いました。
堅苦しい雰囲気ではなく、自由に意見を言い合えるように座席を工夫したり、会費の設定額を見直すなど様々な意見が出ました。1月に開催する委員会で、方向性を明らかにしていきたいと思います。