凍結にご注意を

昨日に続いて今日も、雪景色の朝を迎えました。今朝は路面が凍結し、公道をゆっくり走る車や足元を確認し、地面をふみしめながら歩く人の姿が多く見られました。
凍てつく寒さの中、ランニングや散歩を楽しんでいる方々の吐く息は真っ白です。

天気予報では、今夜から明日にかけても気温が上がらずマイナスの予報となっており、道路の凍結や水道管破裂の恐れがあります。十分にお気をつけください。

成年後見制度

高齢のご家族の物忘れが進行し、お子さんが預貯金の払い出しや株証券の情報開示を求めたところ、成年後見人の手続きを勧められ、払い出しや解約ができなかったとの話を聞くことが多々あります。
成年後見制度は判断能力が不十分になっている方々を法的に支援する制度です。
かま権利擁護センターでは、成年後見制度に係る相談や申立て方法の案内、専門関係機関の紹介など、制度の利用について支援していますので、ぜひご相談ください。

今月の一冊

嘉麻市社協だよりえがおNo.143今月の一冊で紹介した、「1分間どこでもマインドフルネス」を紹介します。

マインドフルネスは、グーグル社やアップル社などの欧米有名企業が、能力向上のトレーニングとして職員研修に取り入れたことで有名になりました。
情報社会の中で、私たちは情報を選び選択したり、人とコミュニケーションをとったり、次にやるべき仕事や活動のことを考えたりと、脳は休む間もなく思考しています。その思考に応じて同時に感情も変動し、知らないうちにストレスを蓄積しています。
意図的に何も考えない時間をつくり出すことで、脳の緊張を取り除き休息させ、疲れやストレスを和らげる方法がマインドフルネスです。一般的に瞑想やヨガの手法を使います。
例えば、鼻先を意識し、息の流れを感じながらの呼吸法をほんの1分程度するだけで、頭がすっきりします。だんだんと今ここの瞬間に集中して、大切に過ごすことができるようになるそうです。
日々の様々なストレスを和らげる方法の一つとして、マインドフルネスを取り入れてみてはいかがでしょうか。

相談の記録

1月5日、今日は内部研修で相談援助の過程と記録につい学びました。
相談の入り口であるインテークの段階で、相手との合意形成がなされていたか。相談の前と後では相手の表情はどうかわったのか。アセスメントした中で、なにがニーズなのか。
支援の段階ごとに振り返り、客観的に自分の支援を見直す。これらを繰り返すことで、自分の力になっていくということを共有しました。
相談援助の過程を理論的に振り返ることができ、新たな発見もできました。
今日の学びを今後の業務に生かしていきたいと思います。

仕事始め

1月4日(木)、お正月もあっという間に過ぎ、今日が仕事始めという方も多かったのではないでしょうか?
本会でも会長、事務局長の挨拶でスタートし、新たな気持ちで初日を迎えました。
みなさま、本年もどうぞ宜しくお願いします。

スタートに向けて

明日からの仕事始めを前に、近所の神社にお参りに行きました。小さな神社で、年に数回地域の人達が集まって、草刈りや清掃活動をされています。地域アセスメントの際にも、地域の良いところとして、みなさんに教えてもらいました。

江戸時代の文献には既に記されており、長い間地域の方々に支えられてきた神社です。私も、この神社にあやかって、今年はたくさんの地域の方々と出会い、成長できる年になったらいいなと思います。

不安な気持ちに寄り添うサポートを

先日、一人暮らしをしていた入院中の方から、「物をどこに置いたかわからなくなる。足腰も弱り、自分で銀行に行くこともできない」との相談を受けました。お話していると、物忘れや複雑なことをご自身で判断することが難しいのでは?と感じる場面が多々あり、「自分でもどうしたらよいのかわからない」と不安な気持ちを話されました。
本会のかま権利擁護センターで、金銭管理がお手伝いできることや今後の生活について一緒に考えませんかと話すと、手伝ってほしいと言われましたので、日常生活自立支援事業の手続きを行いました。
ご本人が自分で判断して決められることを尊重しながら、安心して暮らせるようお手伝いをしていきます。
かま権利擁護センターでは、高齢者や障がいを持つ方の権利を擁護することを目的に、金銭管理サービスや生活支援サービス、財産保管サービスを行っています。日常生活における金銭管理や福祉サービスの利用等にお困りの方は、まずは本会にご相談ください。

小さな思いが大きな力に

先日、市内の小学校の先生から、子ども達と高齢者福祉について考えたいとの相談を受けました。ある高齢者施設の方々との交流を通して、子ども達は自分達にできることを考えたいと思うようになり、後日メッセージカードを作ってプレゼントしたそうです。
担任の先生の、「子ども達が感じた思いを大切に育みたい」との思いが伝わってきました。
私も、社協職員として何ができるのか一緒に考えていきたいと思います。

漆生中央行政区 もちつき

12月23日(土)、漆生中央行政区で行われたもちつきにお邪魔しました。30名を超える方が集まられ、蒸したもち米を杵でこね、「よいしょ、よいしょ」と声をかけ合いながらつきました。
できあがった餅は、なめらかでコシがあり、大根おろしやきなこで食べました。「〇〇姉ちゃんポン酢とって」、「このかわいい孫は誰の孫?」など、気さくな会話が飛び交い、賑やかで楽しい雰囲気でした。
地域の行事が人々をつなぎ、何年もかけて素敵な関係が紡がれているんだなぁと感じ、温かな気持ちになりました。

木蓮の蕾

街路樹の葉は落ち、路面に落ち葉がたまっています。そんな中、サルビアパーク近くで、木蓮の蕾を見つけました。

木蓮は、秋から蕾を成長させ、冬は寒さから身を守るように銀色の綿毛をまとい、春に花を咲かせる準備をするそうです。
他県に住んでいた曽祖母宅の井戸の脇には、ゴールデンウィークの頃に鮮やかな紫色の花を咲かせる木蓮の木があったのを思い出しました。
今年も残すところあと2週間。新年に向けてやり残しのないよう過ごしたいですね。