住み慣れた自宅で

先日、日常生活自立支援事業を申し込んだAさん(80代)は、ディサービスや訪問介護、配食サービスを利用しながら、一人で生活をされています。最近、銀行にお金を下ろしにいくことが難しくなり、またお金を何処にしまったか忘れることが多くなったそうです。
自宅を訪問すると帰る時に、玄関の横の窓から、「気をつけておかえり」と見送ってくれます。
Aさんが、住み慣れた自宅で生活が送れるように、お手伝いしていきたいと思います。

事務所移転のお知らせ~山田ふれあいハウスへ~

本会の事務所が稲築住民センターから、山田ふれあいハウスへ移転しますのでお知らせします。
なお、3月30日から下記の代表番号に変更になりますので、お間違えのないようよろしくお願いいたします。

新住所 〒821-0012 嘉麻市上山田502番地6
新代表番号 0948-43-3511
新FAX番号 0948-43-3450

ひきこもり家族の会

寄ってこハウスでは、自宅中心の生活を送る家族をもつ方々が集まって、普段語ることのできない思いや気持ちを共有する家族の会を、月1回行っています。秘密厳守や相手を否定しないなどの決まりをつくり、コーヒーやお茶を飲みながら、自由に話し合っています。同じ思いを抱える方がいらっしゃいましたら、かまひきこもり相談支援センター(42-0751)まで、お問い合わせください。

嘉麻い隊うすい⑩

2月21日(金)、碓井地区公民館で嘉麻い隊うすいを開催し、4名が参加しました。
初めて参加した方がおられたので、今までの振り返りとデマンド運行型バスの説明を行いました。その方は「自分が高齢になった時に、住み慣れた地域で生活したい。そのために、みんなで支え合える地域になって欲しいとの思いから参加した」と話されました。今後はアセスメントをしながら、仕組みづくりについて考えていくことになりました。
また、他のメンバーは、碓井校区にあるお店から品物を届けてもらった時に、電球換えなどを頼んでいるそうです。メンバーのみなさんは日ごろから付き合いや顔が見える関係づくりが大切ということを共有しました。
次回は、メンバーのみなさんとマップづくりを行いたいと思います。

<次回>
3月13日(金)13:30~
上臼井公民館
どなたでも参加できます。

嘉穂ますます会⑩

2月17日(月)第10回協議体「嘉穂ますます会」を足白公民館で開催し、11名が参加しました。
事前に嘉麻市地域活性推進課にデマンド運行型バスの利用状況を確認し、利用登録が400名超えたことや1週間で10回を超える利用があることなどをメンバーのみなさんと共有しました。また、実際に利用したメンバーから、予約の手順のことなどを話してもらい、実際の利用に向けてイメージしました。4月から市バスのダイヤ改定で枝線がなくなる予定のため、デマンド運行型バスを上手に利用することが必要になってくるとの意見が出ました。
次に、嘉穂校区にある社会福祉法人やNPO法人、居宅介護支援事業所など、みなさんにあげてもらい、どんな事業所があるのかを再確認しました。次回は、メンバーのみなさんとマップづくりをしていくことになりました。

(次回のお知らせ)
日時:3月16日(月)13:30~
場所:夢サイトかほ
どなたでも参加できます。お気軽にお越しください。

生活福祉資金貸付事業の研修会を通じて役割と意義を学ぶ

2月12日(水)、夢サイトかほにて、令和元年度生活福祉資金貸付事業に関する研修会を開催し、民生委員児童委員44名が参加しました。
はじめに、福岡県社会福祉協議会生活福祉資金課課長の大鶴啓行さんは「生活福祉資金貸付事業における民生委員児童委員の役割」と題して、福岡県の生活福祉資金貸付事業の現状を交えながら話されました。今日の社会情勢は、8050問題から7040問題へと移行しひきこもりの問題、若年者の破産、親族や地域と疎遠になっている孤立の問題など抱えています。その中で、この事業は単にお金を貸すことが目的ではなく、相談者の生活全体を見ることの大切であると話がありました。
次に、本会のかま自立相談支援センターから、「生活福祉資金貸付事業の相談を通じて思うこと」と題し、嘉麻市の生活福祉資金やセンターの相談実績を交えながら、日々感じていることを話しました。子育て・ひきこもり・介護の問題など、経済的な困窮だけではない、複雑に絡み合っているケースやもっと早くに誰かにつながっていたらと思うケースが多くあります。
今回の研修会では、民生委員児童委員のみなさんと連携しながら、地域の方々ともつながり、孤立のない誰もが安心して生活できる地域づくりに取り組んでいくことをみなさんと共有しました。

「ふるさとへの手紙」募集しています

嘉麻市では、梅の花や菜の花が咲き始め、春の訪れが少しずつ感じ取れるようになりました。
 さて、本会が発行している広報紙『えがお』(5月・8月・11月・2月発行)には、ふるさとへの手紙というコーナーがあります。このコーナーでは、嘉麻市出身の方にふるさとへの思いを寄稿していただいています。嘉麻市を離れて住んでいる方の元気で過ごしている様子を知ったり、ふるさとのよさを再確認できるコーナーになっています。
 たくさんの方々に綴っていただきたいと思っていますので、書いてみようかなと思われる方、どなたか寄稿できる方をご紹介いただける方はぜひご連絡ください。詳しくは下記までお問い合わせください。
嘉麻市社会福祉協議会(0948-42-0751)

生活支援体制整備事業の意見交換会に参加

2月4日(火)、クローバープラザで開催された、令和元年度生活支援体制整備事業に関する意見交換会に参加しました。
 はじめに、宝塚市社会福祉協議会常務理事 佐藤寿一さんから「社協が生活支援体制整備事業に取り組むために必要な視点とは」との講演があり、社協の取り組みも生活支援体制整備事業も住民主体の視点が大切であることを再確認しました。
 次に筑紫五市生活支援コーディネーター情報交換会の報告があり、自分の地域にあった展開方法を考える場になっており、横とのつながりで事業への効果も出てきているとのことでした。地域住民の方々や行政、他機関、色んなつながりをつくっていくことが事業展開にもつながるのだと感じました。
 最後に、筑豊圏域の生活支援コーディネーターの方々とグループワークを行い、困っていることなどを話し合いました。市町村によって状況や課題は違いましたが、同じ思いを持つ同士がいるということで心強く感じました。