生活支援コーディネーター初任者研修

6月5日(水)、令和元年度福岡県生活支援コーディネーター初任者研修に参加しました。

主に、生活支援コーディネーターや協議体の役割や機能、地域アセスメントの方法などについて、九州厚生局地域共生社会推進室の山内強次長、福岡市社協の藤田博久さん、うきは市社会の中川史高さん、さわやか福祉財団の阿部かおりさん、本会の木山淳一局長による講義がありました。

その中でも特に印象に残ったことは、生活支援コーディネーターの役割についてです。

昨年から、生活支援コーディネーターとして協議体に参加するようになりましたが、自分が何をすべきなのかわからず、模索をしていました。講義の中で、うきは市社協の中川さんは、「話合いの中で出てきた強みや弱み、得意なことや苦手なことなどを、それぞれの地域の持っているアイデアや課題解決力などにつなぎ合わせることが生活支援コーディネーターの役割なのではないか」と話されました。

今回の講義を受けて、まずは、協議体の中で出た強みや弱み、ニーズ、それぞれの地域の持つ社会資源やアイデア、課題解決力に焦点を当てて、きちんと理解をし、つなぎ合わせることができるように心掛けたいと思いました。

第2回稲築地区福祉推進員定例会

6月2日(日)、2019年度第2回福祉推進員定例会を開催し、18名が参加されました。

最初に、本年度の社協会員会費募集について、みなさんに協力のお願いをした後に、5月に行った児童遊具点検の報告を行いました。特に、破損などはありませんでしたが、塗装が剥げかけている遊具もあるため、みなさんで気にかけることになりました。
最後に、最近受けた相談の中で、1人暮らしの高齢者の方をふれあい・いきいきサロンへの参加に繋げた例を紹介しました。今後そういった相談があった時には、福祉推進員さんにも繋げて居場所づくりの支援ができたらと思っています。

筑豊ブロック市町村社協連絡協議会総会

5月29日(水)、マリーホール宮田にて開催された筑豊ブロック市町村社協連絡協議会総会に参加しました。

筑紫女学園大学准教授の大西良さんが、「子ども・若者の貧困について考える」をテーマに講演されました。

相対的貧困とは、世帯の総収入が等価可処分所得の中央値(2015年は245万円)の50%に満たない世帯のことを言います。大西さんは、「虐待はひとり親家庭で、経済的に困難な課題を抱えている家庭に多い傾向がある」と話されました。その中でも最近は、デンタルネグレクト(虫歯の治療をさせずに子どもの口腔崩壊が進行した虐待)が増えてきていると、映像を交えて紹介されました。仕事が忙しくて子どもを歯医者に連れていく事ができず、虫歯の発見が遅れるケースも多く見受けられるそうです。

仕事をかけもち、生活を支えるために頑張っている方々がたくさんいらっしゃる中、困難な課題を抱える方に何ができるのか、社協の役割は何なのかを考えさせられました。

最後に大西さんは、大人の貧困そのものが、子どもの貧困に直結しているため、まずは貧困を社会全体の問題として捉え、考えていくことが大切だと話されました。

嘉麻市認知症家族の会 こころ音の会5月

5月25日(土)、山田ふれあいハウスにて認知症家族の集い「こころ音(ね)の会」を開催し、3名が参加されました。
前回初めて参加された方が今回も続けて参加されました。前回は、奥さんが認知症の症状が進行していることについて、悩みや不安を話してもらい、みなさんで気づいたことや経験したからわかる方法を提案しました。
日常生活の中で何か役割を持つことが大切という話を聞いて、食器洗いを奥さんにしてもらったら、いつもより少し症状が良くなった気がすると話されました。
また、他の参加者からは、「1ヶ月に1回だけの集まりだけれども、この場所でみんなと話すことが、とてもリフレッシュになっています。」と話されました。お互いの近況などを今後も共有していけたらと思います。
嘉麻市認知症家族の集い「こころ音の会」は認知症の方を介護しているご家族が集まり、今か抱えている悩みや不安を話して、解決に向けてお互い考えていく場です。事前申し込みは必要ありません。お菓子やお茶を飲みながら、お話ししてみませんか。

次回の日時は以下の通りです。
日時:6月22日(土)13:30~15:00
場所:山田ふれあいハウス

なつきちゃんひがし②

5月16日(木)、平東公民館にて2019年度第二回協議体「なつきちゃんひがし」を開催しました。
今回、平東公民館で初めての協議体の開催となるため、まずは平東行政区について教えてもらいました。平東行政区では、ふれあい・いきいきサロンとコスモス会という老人会が月に1回ずつ行われており、盛んに地域のみなさんが集まっています。しかし、子ども会や婦人会が数年前になくなり、盆踊りやクリスマス会などの行事がなくなってしまったため、子どもとの交流が少なくなったと話されました。
次回、11月に平東公民館で協議体を行う際には、今日教えてもらったことを元に、日頃の困りごとや日頃受けた相談について話合っていきたいと思います。

来月は、6月20日(木)10時より枝坂公民館で開催します。ぜひご参加ください。

在宅介護者の集い「こころ」定例会 2019年5月

5月9日(木)、山田ふれあいハウスにて在宅介護者の集い「こころ」定例会を開催し、7名が参加されました。

まずは、連休明けという事で、ゴールデンウィークにどのように過ごしたかを話しました。子どもさんやお孫さんが帰省された方も多く、日頃の疲れが取れて気分転換ができた様子でした。
また、7月に予定している、日帰りリフレッシュ事業の候補地についても話し合いました。去年、一昨年は少し遠い場所への旅行であったため、今年は少し近場で、温泉や食事をゆっくりと楽しめる場所がいいねという意見でまとまりました。いくつか候補地を出してもらったので、旅行の計画について考えていきたいと思います。
次回の定例会は、6月13日(木)13時より稲築住民センターにて行います。ぜひご参加ください。

イベント情報

社会福祉法人 稲穂会主催の落語鑑賞会が5月29日に開催されます。誰でも参加ができますので、是非お越しください。
落語鑑賞会の後には、稲穂会による日頃のお悩み相談会も行われます。
詳しくは下記番号にお問い合わせください。
日時:2019年5月29日(水)13時〜
場所:軽費老人ホーム 稲穂園(福岡県嘉麻市山野2373-116)
出演者:橘家 蔵之助、桂 梅団治、桂 小梅
お問い合わせ:0948-42-6500(軽費老人ホーム 稲穂園)

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平成最後の日

みなさん、平成最後の日はどのように過ごされましたか?
自分の生まれた「平成」の時代が終わるという事に寂しさを覚える一方、新たな「令和」の時代に大きな期待を覚えています。
元号が変わって特別何かが変わるわけではありませんが、私自身は、連休明けからはもう一度心機一転して仕事に励みたいと思っています。
地域に出た際には、みなさんよろしくお願いします。

嘉麻市認知症家族の会 こころ音の会4月

4月27日(土)、山田ふれあいハウスにて認知症家族の集い「こころ音(ね)の会」を開催し、4名が参加されました。

最初にみなさんで自己紹介を行ったあと、今回初めて参加された方に、参加しようと思った理由を尋ねました。
2年ほど前から、奥さんの物忘れがひどくなったため病院を受診すると、アルツハイマー型認知症との診断を受けました。日常生活の中で、いつもならできていた事が、段々とできなくなっていく奥さんを見ているうちに、認知症の症状はどれくらいのスピードで進んでしまうのか不安に感じたため、現在認知症の家族を介護しているみなさんの声を聞いてみたいと思い参加されたそうです。みなさんからは、「認知症の進行には個人差があるけれど、進行を遅らせるためには、本人に家事などの役割を担ってもらい、達成した時にはきちんと感謝の気持ちを伝えたり一緒に喜んであげる事が大切」「介護する人が気疲れしないのが1番大切」との話されました。最後に、今回初めて参加された方からの「みなさんの助言を受けて心が楽になった」との言葉を聞き、同じ悩みや気持ちを分かち合える場の大切さを改めて感じました。
嘉麻市認知症家族の集い「こころ音の会」は認知症の方を介護しているご家族が集まり、今か抱えている悩みや不安を話して、解決に向けてお互い考えていく場です。事前申し込みは必要ありません。お菓子やお茶を飲みながら、お話ししてみませんか。

次回の日時は以下の通りです。
日時:5月25日(土)13:30~15:00
場所:山田ふれあいハウス

ふくおかライフレスキュー事業嘉麻市部会

4月24日(水)、ふくおかライフレスキュー事業の嘉麻市部会を開催し、8法人、13施設から18名が参加しました。
本会は、今年度より生活困窮者への支援の幅を広げるためにふくおかライフレスキュー事業に加入しました。今回は、すでに加入されている施設のみなさんとの意見交換も兼ねて、嘉麻市で部会を行いました。
すでに嘉飯桂でも加入法人による勉強会の場がありますが、嘉麻市部会では、より近くの施設同士が集まりやすいため、密に連絡をとり意見交換を行う役割を果たせたらよいと思います。
また、参加された施設の方から、以前ライフレスキュー事業を利用した支援を行った際の事例を報告してもらいました。様々な迷いと本当にこれでいいのだろうかとの不安を抱えながらの支援だったそうです。
オブザーバーの勝野さんの「サポーターが正しいと判断したらそれが正解でよい」との言葉を受け、きちんとした判断をするためにも、皆さんで事例を一つひちつ検討しながら、この事業の趣旨に沿った支援を行っていくことが大切だと感じました。
今後も定期的に、情報交換や事例報告を行っていきたいと思います。