社会福祉法人の地域貢献活動

本会は、嘉麻市内の社会福祉法人さんと一緒に、かま福祉ネットワーク委員会を立ち上げ、生活に窮する方や制度の狭間にある方々への地域貢献活動に取り組んでいます。
先日、本会でお受けした相談の中に、生活用品が揃わず生活に困っている方がいらっしゃいました。わずかな年金しかなく、仕事もなかなか決まらず、なんとかしたいと思いながらも、ご自身ではどうすることもできなかったそうです。
いろいろな方法を一緒に考えましたが、なかなか購入することはできず、市内の社会福祉法人さんに協力をお願いしたところ、家電製品を提供して頂くことができ、本日ご自宅にお届けすることができました。
また、定期的にフードバンクへの食品を提供して頂き、食べる物がなく困っているといった方にもお届けしています。一つの法人では難しいと感じることでも、社会福祉法人同士が連携する事でできることがあるんだと実感できた一日でした。

第4期市民後見人養成講座(基礎編)4日目

 12月12日(月)、市民後見人養成講座4日目の最初の講義は嘉麻市役所市民課国保年金係 村上ゆかりさんに健康保険の理解をテーマにお話をしていただきました。国民健康保険制度と後期高齢者医療制度の概要をお聞きし、また、高額療養費について、窓口での手続き方法についても説明を受けました。
 次の講義では直方年金事務所 お客様相談室長 本山文絵さんから年金制度の理解をテーマにお話をしていただきました。国民年金の給付の種類、受給資格、他年金との調整について話していただき、障害年金では、初診日の決定が難しく、初診日が決まり、医師の診断書がとれたら、障害年金申請の7割が終わったと思っていいとの事などの様々な制度について学びました。
次回は、12月19日(月)です。
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樋渡出前講座

12月11日(日)、今日は樋渡地区の敬老会で『介護保険が変わると、私たちの生活はどうなるん?』をテーマに出前講座をさせていただきました。
来年度から、介護保険の内容が大きく変わることや、地域で暮らし続けるために、地域で足りないサービスをみんなで考える協議体が新しい仕組みとして始まることなどを話しました。「私たちの生活にどう影響するのかな」「介護保険が改正されて受けられるサービスが減るのかな」と今後に対するいろんな声が聞かれました。
今日お聞きした皆さんのお気持ちも、勉強会で共有し、地域作りをしていきたいと思います!
樋渡地区のみなさん、今日はありがとうございました(^_^)‼︎

災害支援を振り返る

今日は、九州ビルで行われた福岡県災害ボランティア研修に参加しました。
最初に、NPO法人ANGEL WINGSの理事長・藤澤健児さんが、災害ボランティアセンターについて講演され、近年、民間組織による支援が増大していること、センターを様々の団体が連携して運営していることなどを、東日本大震災での実践を交えて説明されました。
その後は、福岡青年会議所や西南学院大学、崇城大学の方から、熊本地震以降、それぞれが熱心に活動されてきた災害支援報告がありました。本会も4月から8月までの間活動した南阿蘇村への支援報告をしました。
現地で困りごとを抱えた方から、「被災者と呼ばれたくない」「私より他に困っている人がいるのでは」「やっぱり捨てたくない、元に戻してほしい」などの声があり、その方に寄り添う気持ちがあるか問われていること、ふとした言葉が相手を傷つけるかもしれないと感じたことなどをお話しました。
報告後は、参加者の方と災害支援について、いろんな意見を交換しました。短い間でしたが、たくさんのことを学ぶことができた時間となりました。

就労支援員養成研修[後期]3日目

12月9日、就労支援員養成研修最終日を迎え、企業へのアプローチについて学びました。
新規企業の開拓は、1度の訪問で話がまとまることは少なく、短時間でも企業担当者と会う回数を増やすことがポイントになるとの話があり、以前、訪問した企業さんにアプローチしていないことを反省しました。また、企業側への雇用支援の方法についても学びました。
研修最後のグループワークでは、“これからの就労支援で、あなたが踏み出したい第一歩は何でしょうか”をテーマに模造紙に書き出しました。関係機関との連携や横のつながり、ストレングス視点などの意見が並びました。基本的なことですが、とても大切なことだと感じました。
最後に講師から「全国に支援員の仲間がいて、悩みがあれば連絡を取り合い、情報を共有し、切磋琢磨しながらコツコツ進んでいきましょう」との心強いお声かけをいただきました。
前期、後期合わせて6日間の研修で学んだことを、これからの業務にいかしていきたいと思います。

お寄せいただいたアルミ缶がチャイルドシートに変わります

今日は、12月に入って1回目のアルミ缶換金へ行きました。

今回は70kgのアルミ缶とリングプルが集まり、リングプルだけでもこれだけの量をお寄せいただきました。

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本会では、子育て世代支援のためにチャイルドシートの貸し出しを行っています。この事業で購入したシートが、皆様からいただいたアルミ缶の換金後の姿です。

多くの方にご協力いただき、昨年度はチャイルドシート14台、ジュニアシート7台を購入することができました。

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アルミ缶の寄附は年間を通じて受け付けておりますので、これからも変わらぬご協力をお願いいたします。

「ぼくたち、わたしたちが集めたお金を大切に使ってください」

今日は、恵大保育園の園児のみなさんからたくさんの募金をお預かりしました。園児のみなさんは、毎年、手作りの貯金箱で募金にご協力くださっています。

園児のみなさんからたくさんのパワーをいただき、とてもあたたかい気持ちになりました。毎年ご協力してくださり、ありがとうございます。

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恵大保育園の園児のみなさんと秋吉園長先生と本会会長 村上

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就労支援員養成研修[後期]2日目

12月8日、昨日に引き続き就労支援員養成研修を受講しています。今日は、佐賀県のNPO法人や他の自治体が行っている就労支援についてお話を聞きました。全国の約6割の自治体が就労準備支援事業(いわゆる中間的就労)を実施しており、就労準備支援事業を行っていないところは、無料職業紹介所の許可を得て活動をすることが増えているとのことでした。本会でも8月から無料職業紹介所を開設しており、生活困窮者自立支援制度における出口支援(就労支援)の重要性を感じています。相談者に応じた職業開拓を行うのはもちろん、企業側への支援を合わせて行うことで、その方に応じたワークスタイルを提案できるとの話があり、とても勉強になりました。

在宅介護者の集い

12月8日、今日は稲築住民センター2階会議室で、在宅介護者の集いの定例会を開催しました。
本日は8名の方が参加され、特にテーマなどは設けないフリートークでしたが、介護をする中で大変なことや、何十年も一緒にいて最近初めて知った伴侶の意外な一面、ニュースの話題などで盛り上がって会話が途切れない2時間でした。
「また来年元気に会おうね。身体に気を付けて。」とお互いに声を掛け合って定例会は閉会しました。

次回は1月12日(木)に山田ふれあいハウスで開催する予定です。

就労支援員養成研修[後期]1日目

12月7日、神奈川県で行われている平成28年度自立相談支援事業従事者養成研修の後期研修(就労支援員養成研修)を今日から3日間にわたり受講します。1日目は、同じグループ内で自己紹介を行ったあと、後期研修で学びたいことを書き出しグループで共有しました。また、事前課題として準備した事例について支援検討をしました。普段忘れがちになっているストレングス視点に気づかされ、日頃から意識したいと改めて思いました。考えられる支援について付箋に書き出しグループ内で共有しました。一支援員では多重な困難を抱えた相談者の支援は難しく、連携やチーム制が必要であることを再確認しました。熱い支援員の皆さんと意見を交換し、刺激を受けた1日でした。