今日は午前10時から水俣病歴史考証館へ行きました。
水俣病センター相思社の葛西伸夫さんに、資料や写真を見ながら説明をしていただき、見学しました。

チッソ工場が流したメチル水銀が水俣病の原因だと分かっても高度経済成長の真っただ中であった日本はその事実を隠し続けたこと、水俣市民の方々も病気のことを忘れようとしていたこと、裁判をして闘い続けられたみなさんのこと、悪質な妬みの言葉などひどい差別が続いたこと、それまでの悲しいことを繰り返さないよう次なる一歩を踏み出すための「もやい直し」の考え方など、水俣病の歴史を始まりから知ることができ、また、当時の実物の資料を見ることによってとても考えさせられることばかりでした。
カテゴリー: お知らせ
水俣でのフィールドワーク1日目「ほっとはうす」
「ほっとはうす」は、水俣市の中心街に胎児性・小児性水俣病患者がスタートさせた、障がいをもつ人を中心にした働き・集い・交流する場です。
午前中は施設内、ワークショップを見学をしました。建物を支える大きな木や壁紙は地域の方が贈られた気持ちの込められたもので、天窓から太陽光が射し、温かい雰囲気でした。新聞紙を用いたエコバック作りや、力強い書を見学させてもらいました。

午後は「ほっとはうす」水俣病から宝物を伝えるプログラムに参加させてもらいました。メンバーのみなさんから自己紹介があり、自身のことや家族のことついて話して下さいました。進行された施設長の加藤タケ子さんからは、自分のこととして、心で話を聴いてほしいとの話がありました。お一人お一人のメッセージから、水俣病や差別への苦しさ、生きづらさを考えさせられ、一言一言に胸が締め付けられました。胎児性水俣病で生まれる前に父を亡くした金子雄二さんの声にならない叫びを聞いたとき、涙があふれそうになりました。自分はたまたまこの時この場所に生まれてこなかっただけであって、もしこの場所に自分が生まれたらということを考えてこなかった、考えようともしなかった自分に気付かされました。そして、自分が豊かさを求めることで誰かを傷つけているのではないか、差別する側に立っていないか、毎日の暮らしの中で振り返り続けなけらばならないと感じました。
第50回理事会
今日は、稲築住民センターにて、第50回嘉麻市社会福祉協議会理事会を開催しました。
以下の議案について協議していただき、全て賛成多数で可決されました。
議案第147号 任期満了に伴う評議員の改選について
議案第148号 法人設立10周年に伴う表彰について
議案第149号 かま障がい者地域生活支援センター運営規程の制定について
議案第150号 特定個人情報取扱規程の制定について
議案第151号 介護保険制度の改正に伴う運営規程の一部改正について
また、次の事項について報告しました。
報告第42号 感謝状の授与について
報告第43号 会長専決処分について
報告第44号 職員の不始末事案について
中益サロンで出前講座
今日は、ふれあい・いきいきサロンなかますのみなさんから、出前講座「かまこさんのお悩み解決~成年後見制度の利用」の依頼をいただき、中益公民館におじゃましました。
初めてこの制度について聞くと言われる方々もたくさんいらっしゃったので、できるだけ分かりやすく伝わるように紙芝居を進めました。

みなさん、「そっかぁ」「うんうん」と頷きながら真剣に聞いてくださいました。
終わった後は、質問もくださり、こういう制度があることを知ることができてよかったと話してくださいました。今後もまたこういう機会を作っていただき、いろんなことを共有していけたらと思っています。
来月はひな祭り飾りを作られるそうで、またおじゃましたいと思います(*^_^*)
第3ブロック懇談会
午前10時から山野第一公民館で第3ブロックの懇談会を開催しました。
はじめに、新地域支援事業の取り組みについて話し合いました。介護保険の改正により、誰もが住み慣れた地域で暮らし続けていくには、どのような仕組みが必要なのか、支えあえる関係を作っていく為にどのような取り組みが必要なのだろうかなど参加者のみなさんと一緒に考えました。
また、出席された福祉推進員さんから、「高齢者の方は1人でいるだけで不安になる」、「誰もが集まれるよりあいのような場所が必要なのではないか」、「地域との関わりを拒む人とどう関わっていけばいいのか」などの日々の活動での課題が出されました。
地域の方と課題を共有しあい、その課題について一緒に考えていくことが大切だなと強く感じました。
第3期市民後見人養成講座6日目
今日は稲築住民センターにて第3期 市民後見人養成講座6日目を開催しました。
かま権利擁護センターの木山センター長より、市民後見の基礎について⑴市民後見概論、⑵市民後見活動の実際というテーマで話がありました。

まず、これまでの時代背景を振り返りながら、高齢者福祉制度の流れについて復習をし、介護保険制度と消費税率が一体であることやこれから一人暮らしかつ認知症をもつ高齢者が地域で暮らすということについて説明がありました。そして、団塊の世代が75歳を迎える2025年に向けて地域包括システムの構築が求められていること、市民後見人は成年後見制度としての役目だけでなく地域福祉活動のリーダーとしての活動が求められていること等について学びました。
次回の市民後見人養成講座は1月19日(火)です。
社協だよりクイズ
毎月発行している社協だより「えがお」の中に、社協だよりクイズのコーナーがあります。
記事の内容に関するクイズの答えを広報紙の感想と一緒にハガキかEメールで送っていただき、正解者の中から抽選で2名の方に図書券をプレゼントしています。
毎月、「自分の知らなかった情報が分かって勉強になる」などの感想をいただき、とても嬉しいです(*^_^*)
社協だより「えがお」に対するいろんな意見や感想をもらい、よりよいものを作っていきたいと思っていますので、ぜひクイズの答えと一緒にお送りください。よろしくお願いいたします。



