メンタルヘルス研修

今日は、職員向けのメンタルヘルス研修をしました。
講師には、福岡産業保健総合支援センターのメンタルヘルス対策促進員 内田チグサさんを迎え、職場における心の健康づくりについて、お話いただきました。
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まずは、厚生労働省の資料を基に労働者の健康状況やストレスの現状について説明がありました。
また、それぞれ日常生活問診票でストレスチェックを行い、自分が抱えているストレスがどのくらいなのかを知りました。
ストレス対策としては、まずは、良い生活習慣を身につけることだそうで、ブレスロー博士の7つの健康習慣を学びました。また、自分自身でできること、職場でできることを丁寧に説明いただき、すっきりとした気分になった研修会となりました。

今、なぜ伴走型支援が必要なのか

昨日は、桂川町住民センターで、飯塚市・嘉麻市・桂川町社協合同の公開講演会を開催しました。
講師はNPO法人 抱樸 理事長、ホームレス支援全国ネット代表の奥田知志さんで、生活困窮者支援の現場から、今、なぜ伴走型支援が必要なのかをお話いただきました。
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奥田さんは、高齢者世帯や母子世帯、また保護世帯がこの10年間で3倍も増加したこと、地域の中でつながりがなく最低限度の生活を送っている『見えない貧困』である方が多い等という背景があり、生活困窮者自立支援制度が導入されることを説明されました。この制度の対象者について、社会保障制度から外れてしまう現役で働く人が対象になるというポイントを強調されました。
また、ホームレス状態にある人、生活困窮している人をそのまま受け止めて受け入れる施設『抱樸館』を立ち上げられたこと、現場で支援されている方のお話等がありました。そのなかで、生活困窮者支援では、まず目の前の困っている個人(対個人)に向き合い支援することが大切であるが、同時に、生活困窮者を生まない社会を創造すること(対社会)を忘れてはならないことを学びました。
人が働く時に、誰のために働くのかということは普段意識しなくても、大切なことで、経済的困窮と社会的孤立は深く結びついているという話から、人とのつながり、『人』の大切さを改めて感じ、この制度で何をしなければならないかを考えることができました。

フリースペースの視察に久山町から

今日は、久山町社協役職員の方々が、本会のフリースペースの視察に来られました。
本会のひきこもり支援事業を始めたきっかけやフリースペースでの活動内容について説明をしました。
また、事業に携わる中で感じることとして、「社会に出る準備ができていないのに無理に押し出す必要はないこと」や「社協としての立ち位置は当事者支援であり、本人が望む暮らしを一緒に考えていきたいこと」を伝えました。
その後は、ひきこもり親の会「つながり」のみなさんから、親の会を立ち上げた経緯やフリースペースの運営について話していただきました。
家族にしかわからない思いや居場所があることの大切さを伝えられ、視察に来られたみなさんも深くうなずかれていました。

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サロン立ち上げに向けて

先日、中益地区の方から「うちの地域でもサロンをやってみたいなぁと思っていて、、」とご連絡をいただき、今日は有志者のみなさんの話し合いに私も参加させていただきました。
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サロンの目的や進め方を話し、他の地区のことも少し紹介すると、「いいねぇ」「やっぱり今は一人暮らしでデイサービスの回数が減ったという人もよく聞くし、集まる場所があったらいいよね」など、みなさんとても積極的に考えていらっしゃいました。今から地域のみなさんに声をかけ、少しずつ始められるようにしていくことになりました。
話し合いの後、あるおもしろいもので盛り上がりました。
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メンバーのお一人が牛乳パックで手作りされています。絵は、今子ども達の間で流行りのあのキャラクターです(*^_^*)
同じ種類の絵を6面出せるようにサイコロを作らないといけません。みなさんは上手なのに私は何回やってもできなくて、、、(;O;)コツを教えていただき、やっとできました。いい頭の体操になりました(^O^)
作り方も教えていただきましたが、簡単にできます。
中益でサロンが始まったら、こんな頭の体操も少ししたらいいね♪と話されていました。

分からないことの豊かさ

今日は、寄ってこハウスでひきこもり勉強会を開催しました。
講師には、NPO法人ちくほう共学舎「虫の家」事務局長の髙石伸人さんをお迎えし、「分からないことの豊かさ」についてお話を伺いました。
高石さんが出会って来られたたくさんの方たちの話をされ、周囲のまなざしがどうだったのか、その方たちからみた社会はどうなのかと問いかけました。
地域の中で当たり前に生きることが許されない社会を耕していくことが大切との言葉には、みなさん深くうなずかれていました。
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また、若者の生きづらさについても話され、コミュニケーション力を異常に求める社会のおかしさや周囲が押し付ける価値観に苦しんでいる方が多いと指摘されました。
参加された方からは、子どもとの関わり方についていろいろな質問があり、一つ一つ丁寧に答えていただきました。
参加者のみなさんとたくさんのことを一緒に考えることができた勉強会になりました。

アルミ缶を換金に行ってきました!

今日は、みなさんから寄せられたアルミ缶を田川市まで持って行き、換金してきました。アルミ缶の総量は、なんと100kgもありました。

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本会では、この換金したお金でチャイルドシートを購入し子育て世帯を応援しています。そのため、みなさんからアルミ缶を集めています。

アルミ缶を集める際は、中を水で洗って、乾かし、つぶしてから袋詰めしていただくことをお願いしています。リングプルは缶に付いた状態で大丈夫です。

みなさんのご協力をよろしくお願いいたします。

市民後見人養成講座8日目★

今日は、8日目の市民後見人養成講座でした。
「市民後見概論」「市民後見活動の実際」の講義で、山鹿市社会福祉協議会やまが成年後見センター主任専門員の芥川智之さんからお話いただきました。
後見人の権限や業務等について、芥川さんが普段、後見活動をされている中での事例等も交えて説明され、後見人の責任の大きさ、家庭裁判所に相談することの大切さを学びました。市民後見人のチェック事項として、犯罪行為となる事項や禁止事項等の話もありました。
また、訪問時確認事項として、主に身上看護の面で重要となることも伺い、住宅や本人のちょっとした変化等、いろんなことに気付かなければならないこと、地域の方ともつながって支えるようにすること等を教わりました。
他にも、制度の歴史や概要、利益相反についてなど、受講生に問いかけられながら講義が進み、2コマともみなさんは頭を使って考えながら学ばれました。
来週から、『後見開始から終了までの実務』の講義に入り、申し立て、財産管理、身上看護、終了事務について学ぶことになっています。芥川さんは最後に、来週からの講義に備えて、申し立てから後見開始となるまでの流れをしっかりおさえておくといいですよとアドバイスされ、詳しく説明してくださいました。
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次回は、2月3日です。

ちょっとした困りごとの相談

最近、社協には、こんな相談が寄せられています。
・体調を崩してしまい、買い物に行けなくなって、困っている。
・腰が痛くて、高い場所の掃除ができない。
・ゴミ出しが大変。などなど。
このように生活していく上でのちょっとした困りごとを解決できるように一緒に考えていますので、まずは気軽にご相談ください。

嘉麻市社会福祉協議会 0948-42-0751

地域の中での支えあいの取り組みに向けて

午後6時からは、口春行政区役員会におじゃましました。 口春行政区では、「お助け隊(仮称)」という、地域の中での支えあいの活動をはじめることを検討されています。                            今回は役員のみなさんと、そのイメージを膨らませ、これからの進め方について協議しました。

はじめに民生委員さんから地域の高齢者の状況について説明があり、支えあいの活動や見守り活動の必要性を伝えられました。その後行政区長さんからも助けあいの活動を始めるために具体的に話しを進めていきたいとの話しがあり、まず本会が実施している地域支えあい事業の説明をしました。

その後、具体的にどのような活動にしていくかについて議論しました。ちょっとした助け合いを有償にするのは違和感を感じるといった意見やお互いに気兼ねなくするためには少しのお金を介在させてもいいのではないかといった意見もでました。結果的には、お互いに負担にならない程度の金額設定で、お互いに「ありがとう」と言って終われる取り組みにしていくことで話がまとまり、その具体的な方法も決まりました。

「地域の中には、いろいろな技術や特技を持った方もいるので、協力してもらうためにどのような働きかけをしていくか」「協力者が安心して活動するために保険の加入はどうするか」「運営する事務局の体制はどうするか」などこれから話し合っていく内容についても、意見を出し合いました。

これから、打ち合わせ、話し合いを重ねて、来年度の取り組み開始を目指すことになりました。

出席されたみなさんの地域への思いが強く伝わってきて、みなさんと一緒にこの取り組みを進めていきたいという思いをさらに強く持ちました。

福祉推進員ブロック別懇談会

午前10時から山野第一公民館で、福祉推進員の第4ブロック懇談会を、午後2時からは、漆生中央公民館で、第5ブロック懇談会を開催しました。                                           どちらの懇談会でも話題に上がったのが、少子化、高齢化によって子ども会や老人会といった地縁組織の活動が亡くなってしまったり、存続が厳しい状況になってきているということでした。                ある推進員さんは、「昔はいろんな行事を通じて、参加者のことを知ることができていたが、今はどこにどのような人が住んでいるのかということを把握することも難しくなってきている。」と話され、「地域住民同士のかかわりが減ってきている中で、誰もが気軽に参加しやすいサロンにしていきたいが、今のように月に一度の集まりでいいのかと感じている」と思いを語られました。これに対して、毎週サロンを開催されている地区の推進員さんからは、「昼食の準備など負担が大きいところを見直して、みんなでお茶を飲んでわいわいと楽しむだけでもいいと思いますよ」といった意見も出ていました。

今日で、ブロック別の懇談会はすべての日程が終了しました。定例会の中ではなかなか聞くことのできない、福祉推進員さんの悩みや活動への思いなども聞かせていただきました。また、各ブロックで出された課題を整理していくと、どの地区も抱えてある共通の課題も見えてきています。これらのことを2月1日に開催する定例会の中で、推進員のみなさんと共有し、これからの活動について考えていきたいと思います。