できる事から始めよう

8月31日、本年度2回目のかま福祉ネットワーク会議を開催し、12法人15施設から、18名の方が参加されました。
事前に提供していただいた4つの事例をもとにグループワークを行い、①課題②法人や制度で対応できる事③ネットワーク委員会で考えていく事を整理しました。
地域や施設の分野を問わず、ランダムにグループ分けしたため、初めは硬い雰囲気でしたが、話しが進んでいくと、笑顔で話される方や質問される方が出始め、会議全体が柔らかい雰囲気に変わっていきました。
また、具体的にうちの施設にあれがあるよとか、あそこの市民の方や企業さんは協力してくれるんじゃないかなといった話も出て、委員会の横の繋がりが地域に広がっていく可能性を感じました。
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委員会では、制度の狭間にある個別の課題に対して、ネットワーク委員会としてできる事をやろうとの意識が高まりました。
まずは、それぞれの法人に相談窓口を設置し、社協や他の法人が連携し支援していく事。その中で、既存の制度では対応できない困り事に対して、委員会としてできる事を柔軟に考えていく事になりました。
また、法人だけで抱え込むのではなく、相談された方が、地域で生活していくために、協力してくださる仲間を増やすなどの、地域福祉の視点を大切にする事を共有しました。
今後も、ネットワーク委員会の活動を紹介していきたいと思います。

初任者研修1日目

8月31日、今日は、ももちパレスで開催された平成28年度福岡県相談支援従事者初任者研修を受講しました。
初日の今日は、まず始めに沖縄大学 准教授 島村聡さんの講義『ケアマネジメント概論』、『障がい児者の地域生活支援』を受けました。
生活課題を幅広くとらえることや制度をはりつけることから抜け出すことなど、ケアマネジメントを行うために大切なことを学びました。
福岡県福祉労働部人権同和対策局調整課 江島玲子さんの『人権研修』では、実態調査からわかり差別の現状や社会モデルで考える視点ついてのお話があり、人権について考えることができました。
最後に、ピアッツァ桜台 前田秀和さんの講義『障害児総合支援法等における計画作成とサービス提供のプロセス』があり、相談支援専門員としてどんな業務をしていくのかを整理することができました。
明日も研修が続きます。

こころの声を聴く会を目指して

8月27日、今日は、第2回目となる認知症家族の会を山田ふれあいハウスで開催しました。
住環境に関するビデオを見た後にお茶を飲みながら、ご家族のことで心配なことや不安なことを話しました。
「もの忘れがひどくなっている」「家に閉じこもりがちなので外出しにくい」「ケンカになってもしばらくしたらそのことを忘れているので、最近は時間を置いて話すようにしている」など日々の介護について思い思いに語られました。
また、会の名前をみんなで考え、「こころ音(ね)の会」に決まりました。心の声を聴いていこうという思いが込められています(*^_^*)
次回は9月24日土曜日13時30分からです。

上臼井下地区・地域調べアンケート

8月30日.7月の中旬より碓井地区地域福祉推進委員の方と一緒に、一人暮らしの高齢者世帯を1件1件訪問して、上臼井下行政区のいいところや好きなところ、生活の中での困りごとや、地域にこんなものがあればいいなということをお伺いするアンケートを行っています。
上臼井下のいいところ、好きなところは、自然豊かなところ、買い物をするところや公共施設が近くにあり便利な立地であることなどがわかりました。また隣近所の日々の関わりや助け合う関係が、一人暮らしの高齢者の方にはとても心強い存在になっており、何かあったときには家族以上に頼りにしていると話される住民の方もいました。
生活の中での困りごとでは、家の中で突然倒れた時やもしもの時の心配事、今は元気に生活しているがこれからのことを考えると不安を感じる方が多いことがわかりました。そして、上臼井下で困ったときに支えあえる仕組みやサービスがあれば安心して生活ができると思うと話す方もいて、今後困ったときに住民同士で助け合える仕組みづくりが必要になると感じました。
アンケートにご協力していただいた上臼井下のみなさん、ありがとうございました!!

南阿蘇村生活復興支援ボランティアセンター支援23日目

8月29日、今日は雨が心配されましたが、土砂撤去や家の中の片付けなどの困りごとに、25名のボランティアさんが活動されました。
本会職員はボランティアさんの受付、資材の準備をし、ボランティアさんを送り出したあと、昨日に引き続き、通常のボランティアセンターへの移行に備えて、備品リストの作成や資機材の返却のための整理を行いました。現地調査では午前3件、午後1件のお宅を訪問しました。梅雨入り前に屋根にかけたブルーシートの土のうが破れたので、新しい土のうと交換したいという依頼が多く、専門のボランティアさんにお願いすることになりました。
またあるお宅では、家の前の石垣が崩れてしまい、専門業者に改修をお願いしているが、半年先になりそうだという話でした。「家屋の解体作業などが優先されているのだろう、自分の所は今の生活に支障をきたすようなことでもないので、半年先になっても仕方がない」と話してありました。復興にはまだまだ時間とたくさんの方の力が必要だと感じた出来事でした。
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明日は火曜日のため、センターは休館します。
明後日の31日(水)は、土砂撤去やがれきの片付け、家具の運搬などで41名のボランティアさんが必要です。ご協力よろしくお願いいたします。

南阿蘇村生活復興支援ボランティアセンター支援22日目

8月28日、今日の南阿蘇村生活復興支援ボランティアセンターは、昨日の段階で雨の予報となっていたため、ボランティア活動は中止でした。
本会の1名の職員は、通常のボランティアセンターへの移行に備えて、備品リストの作成や資機材の返却のための整理を行いました。
また、もう一名の職員は、今後の支援につなげていくため、これまでのローラー調査で作成した訪問票と地図の確認作業を行いました。
明日も天気はあまり良くないという予報ですが実施する予定で、6件のニーズに対し、51名のボランティアさんを募集しています。
皆様のご協力をよろしくお願いします。
なお、明朝の天候の状況によっては、活動中止となることもありますので、ご了承ください。

夏の交流会

8月27日、午後6時から嘉麻北日中一時支援事業所で、夏の交流会を開催し、25名の参加のありました。
以前利用されていた方やその保護者の方にもご参加いただき、久しぶりの再会を喜ぶ声もたくさん聞かれました。
今回のメインイベントは、そうめん流しでした。そうめんが流れ始めると、真剣な表情で麺をすくい、保護者の方が心配されるほど、たくさん食べるかたもおられ、笑い声の絶えないとても楽しいひと時となりました。
このそうめん流しで使用した竹の準備などいろいろな場面で、地域のボランティアさんにご協力をいただきました。本当にありがとうございます。

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南阿蘇村生活復興支援ボランティアセンター支援21日目

8月27日(土)、朝夕は涼しくなり、少しづつ過ごしやすい季節になってきました。今日は立野サテライトを含めて、土砂撤去や家具等の運搬などの困りごとに50名のボランティアさんが活動されました。
本会職員は、資材班と受付ニーズ調査班で活動しました。継続してボランティア活動に参加していただいている方が多く、活動場所に行く前にボランティアさん同士で作業がスムーズに進むように意見を出し合う姿を見て、頼もしさとチームワークの大切さを感じました。
ボランティアさんを送り出した後は、これまで調査を行った訪問票やニーズ票などの整理をしたり、9月20日にボランティアセンターを南阿蘇村社協の通常のボランティアセンターに移行することに伴い、書類や資材などの整理整頓を行いました。
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また9月以降から南阿蘇村生活復興支援ボランティアセンターは、土・日・月がボランティア活動日となります。
活動日は下記のとおりです。
9月3日(土)
9月4日(日)
9月5日(月)
9月10日(土)
9月11日(日)
9月12日(月)
9月17日(土)
9月18日(日)
9月19日(月)

明日は雨の為、立野サテライトを含めボランティアの受付を中止します。

漆生東行政区カラオケ会にお邪魔しました(^^)

8月26日(金)、今日は漆生東公民館で月に2回行われているカラオケ会にお邪魔しました。毎回15~20名程の方が参加されているそうです。お部屋にはカラフルな花飾りや可愛い人形がたくさん置かれており、とても賑やかな雰囲気の中、カラオケを楽しまれていました。
漆生東行政区は、昔、婦人会やサロン、老人会に盆踊りと様々なイベントが開催されていたそうですが、高齢化が進み参加する人数が減ったことで、なくなってしまったそうです。行政区を何とか盛り上げていきたいと町内会で考え、こうしてカラオケ会が開かれるようになりました。今では、お菓子やコーヒーを飲みながら、みんなが歌って談笑できる集いの場となっています。
9月からは、本格的に「カラオケ皆唱会(かいしょうかい)」として、活動をされるそうです。漆生東行政区のみなさん、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか(^^)?

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南阿蘇村生活復興支援ボランティアセンター20日目

8月26日、今日は、11名のボランティアさんが活動され、3件のニーズ全てが完了しました。昨日までより少ない人数でしたが、みななさん土砂の撤去や仮設住宅への荷物の移動など、暑い中にもかかわらず活動してくださいました。
現地調査では、立野地区で6件のお宅を訪問しました。地震の後の豪雨で土砂が流れてきたお宅が多く、被害も大きくまだ手つかずのお宅もありました。家のすぐ上の山が崩れて大量の土砂が流れこんだというお話を伺い、山を見上げると、すごい勢いで押し寄せてきたことが分かりましたが、その恐ろしさは簡単に想像できませんでした。ボランティアさんに土砂かきを手伝っていただけるよう、センターでニーズ票、マッチングシートをまとめました。別のお宅では、家の中いっぱいに土砂が入り込んでかなり高く積み上がってしまっていて、あまりの土砂の多さに言葉を失いました。これから解体をされる予定で、ご夫婦で片付けや分別をしておられ、その作業にも相当な時間を要していることが分かりました。集積所までの運搬をボランティアさんに対応していただくこととしました。このような状況でも、私たちに、暑い中おつかれさま、遠くからありがとうございますと声をかけてくださり、胸がいっぱいになりました。
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明日は、42名のボランティアさんを募集しております。また、明日からの2日間は、立野サテライトの活動もあり、30名のボランティアさんを募集していますので、みなさんのご協力、よろしくお願いいたします。