第52回理事会

今日は、稲築住民センターで、第52回理事会を開催しました。
7名の理事、2名の監事が出席され、以下の議案について審議していただき、全て全員一致で承認されました。
・議案第154号 平成27年度補正予算について
・議案第155号 平成28年度事業計画及び収支予算について
・議案第156号 定款の一部変更について
・議案第157号 ストレスチェック制度実施規程の制定について

シンポジウム「若年層の自殺どうすれば防げる?」開催のお知らせ

どうすれば若年層の自殺を減らせるかリスク要因や対応方法を学ぶため、シンポジウム「若年層の自殺どうすれば防げる?」が下記のとおり開催されますので、ご案内いたします。

日時:3月19日(土) 13:30会場 14:00開演
場所:TKPガーデンシティ天神 M-4会議室 (福岡市中央区天神2丁目14番8号 福岡天神センタービル8階)
基調講演:「若者の自殺者年間6500人~深刻な悩みを相談されたらどうする?~」
講師:石井綾華さん (NPO法人Light Ring.代表理事・精神保健福祉士)
パネルディスカッション
パネリスト:石井綾華さん(NPO法人Light Ring.代表理事・精神保健福祉士)
      高野明さん(東京大学准教授・日本学生相談学会特別委員会委員長)
      高口恵美さん(社会福祉士・精神保健福祉士・福岡県スクールソーシャルワーカー)
コーディネーター:松井仁さん(弁護士・福岡県弁護士会自死問題対策委員会副委員長)
お問い合わせ先:福岡県弁護士会  092-741-6416

新地域支援事業勉強会

今日は稲築住民センターで新地域支援事業の勉強会を開催しました。
初めに、公益財団法人さわやか九州1ブロックの阿部かおりさん、竹下順一さんから、協議体と委員会の違いについての説明がありました。委員長が先に決まってメンバーを招集する委員会に対して、協議体は、様々なメンバーが集まりその中でコーディネーターが決まっていくという違いを押さえました。
他にも、この事業を進める上で大切なPDCA思考(Plan計画 Do実行 Check評価 Act改善)についてや、住民の方への説明の仕方を学びました。また、協議体は、住民の方にいろんな意見を出してもらい、楽しかったと言ってもらえるような場にしなければならないということを伺いました。
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高齢者に特化した地域包括ケアシステムではなく、全対象型で考えていくことが目標だということも共有しました。
参加された社協、行政それぞれから、進捗状況について発表があり、今後深めていかなければならないこと、次回の勉強会の日程を確認しました。

毬の作品☆

先日、訪問したお宅の方は手芸が趣味だということで、作品を見せていただきました。
最近は毬をたくさん作っていると教えてくださいました。
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いろんな模様があり、とても綺麗で見とれてしまいました(*^_^*)
人に楽しんでもらえる素敵な趣味だなと思いました。

鴨生第一サロン

先日、鴨生第一サロンにお邪魔しました。
いつもは、地域内にあるグループホームに入居されている方も参加されていますが、今回はインフルエンザの感染を考慮されて見送られたそうで、参加者は少なめでした。
鴨生第一サロンでは、毎月昼食前に、その月に誕生日を迎える方に、花を渡し、歌を歌って祝っています。
今月も4名の方が誕生日を迎えられました。
一人ひとり少し照れた様子で、前に出てきて、花を受け取り、皆さんから祝福されました。
「90歳になりました。これからもサロンに来れるように健康でいたいです。」、「米寿を迎えました。今度家族にお祝いをしてもらうのが楽しみです」などと、誕生日を迎えられた方が一言ずつコメントされ、他の参加者からはたくさんの拍手が送られていました。
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子育て支援研修会

今日は、福岡県中小企業振興センターで行われた「平成27年度子育て支援研修会 子育て支援にかたろう」に参加しました。民生委員や保育所、社会福祉協議会などから180名以上の方が参加され、見えにくい子どもの貧困問題について考えました。
まず初めに、幸重社会福祉士事務所代表の幸重忠孝さんから、「子どもの貧困支援に地域ができること」をテーマに、子どもの貧困を背負う家庭の実態や地域ではじめた子どもをひとりぼっちにしない取り組み、地域の居場所づくりから必要な子どもをつなげる仕組みについて公演が行われました。
次に、田川市にある伊加利小鳩保育園の保育士である日野多賀美さんから、早朝から深夜まで働く父親が妻の家出を機に、小学校と保育園に通う兄弟の朝の送り出しができなくなったケースを通して、「保育所における貧困家庭への関わり」について伺いました。ケース会議では、行政や保育園の立場から施設入所などが提案されましたが、父親の「通い慣れた小学校や保育園に行きながら、親子3人で生活したい」との想いを受けて、日野さんは、次男が小学生になるまでの1年間に、兄弟が自分たちで朝の準備ができるようになることを目標にし、 地域やPTAの協力を得ながら、親子3人の生活をサポートしたそうです。
また、NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク(東京都豊島区) 理事長の栗林知絵子さんからは、プレイパークで出会った少年の学習支援を通してできたつながりから、WAKUWAKUネットワークを立ち上げ、月に2回のペースで行っている子ども食堂の取り組みを伺いました。地域の子どもは地域で育てるとの考え方から、通う子どもの要件は設けてず、見守るネットワーク活動を実践しているそうです。
最後に、「子どもの貧困の問題に“地域の子育て力”でどう向き合うか」をテーマに、パネルディスカッションが行われ、参加者の皆さんでやってみたいことを話し合い、「地域」でできることを考えました。
今日の学びを今後の活動に活かしていきたいです。
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中益サロンで体や栄養の勉強♪

今日、中益公民館で開催された、ふれあい・いきいきサロンにおじゃましました。
市役所の出前講座で栄養の勉強をされたそうで、私がおじゃました時は、サロンメンバーの方手作りの布絵本が紹介されていました。食べ物が体の中に入り、排出されるまでのこと、腸の働きについてなどの内容です。
子どもにも分かりやすく伝わるように、ある絵本を参考に全て手作りで作成されたそうで、体の中や食事の細かい絵も布や糸で表現されています。
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みなさんは真剣に聞き入っておられました。
来年度のサロンもいろんなことをみんなで勉強したいね♪と会話が弾んでいました(^O^)

コラムの募集

毎月発行している嘉麻市社協だより「えがお」では、みなさんからの「声」を募集しています。テーマは特にありませんので、日常の中で感じておられることなどをぜひお聞かせください。
掲載には、いくつかの条件がありますので、同意された上でのお申込みをお願いいたします。
★原稿について
 ・字数は、800字以内です。
 ・タイトルの有無は問いません。
 ・氏名を必ず記載してください。
★コラム掲載について
 ・コラムとともに投稿者の氏名を掲載します。
 ・掲載する場合には、投稿者に事前連絡いたしますので、連絡先を忘れずに記載ください。
★応募方法
 ・氏名、住所、連絡先を明記の上、E-MAIL、郵送、FAXのいずれかの方法でご投稿ください。

E-MAIL tiiki@kama.syakyo.com
郵送先 嘉麻市岩崎1143番地3 嘉麻市社会福祉協議会
FAX 0948-83-8005

【お問い合わせ先】嘉麻市社会福祉協議会 ☎0948-42-0751

春の訪れ

最近、暖かい日が続いていますね。
先日、夢サイト嘉穂の中庭でつくしを見つけました(*^‧^*)
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遠賀川沿いの土手にも、ビニール袋を持ってつくしとりをしている方を見かけます。
これから少し寒くなるようですが、春はもうそこまで来ています。

今月の一冊

社協だより「えがお」NO.121に掲載している今月の一冊を紹介します。
『そして、生きる希望へ~貧困に立ち向かう子どもたち~』
著者:阿蘭 ヒサコ(あらん ひさこ)/冨部 志保子(とみべ しほこ)
出版社:NTT出版株式会社
今月の一冊
この書籍は、「今子どもたちに何が起きているのか」という現状を多くの人に知ってもらうことを目的に企画され、執筆されたものです。子どもの貧困の問題について、2つの話が収めされています。
「生んでくれてありがとう-貧困のなかで育つ子どもたち」は、父親の家庭内暴力から逃れ、母子家庭になった母子の物語です。母親と弟と暮らすことになった14歳の長女は、経済的に苦しくなった生活を少しでも助けようと仕事で忙しい母親の代わりに家事をすることになります。友だちとも遊びに行くことはなくなり、次第に学校で孤立し、不登校になっていきます。そんな時に、母親が自分を身ごもったことで父親と結婚したことを知り、自分を責め、生きる価値も失いそうになります。母親のすすめで、大学生のボランティアが活動を支える「にじいろ広場」に出会い、おいしい料理を作ったことをきかっけに長女は自分が少しは価値のある人になったように感じます。だんだんと変化が見られ、プロの料理人を目指し、高校進学を決めました。
「シェアライフ-社会的養護からの巣立ち」は、自分の未来が見い出せず、会社を辞めた青年と児童養護施設で育った少年との出会い、交流を描いた物語です。18歳で施設を退所した少年たちは、身近で料理や掃除、ゴミ出しをする様子を見ていないため、仕方がわからず困っていることや、周りに聞いたり相談したりできる人がいないという現実を少年や仲間たちとの交流を通じて青年は知り、自分の未来を見つめなおしていきます。
この2つのストーリーに共通していることは、人生の初期に親との信頼関係が築けなかったとしても、その後の人生で出会った人との交流によって、人との信頼関係を築くことができることです。子どもたちは、深く心に傷を残していますが、その傷は誰かとの安定した絆によって徐々に癒されます。そして、自分はかけがえのない存在であるという自己肯定感を持つことで、自信を取り戻しています。この自己肯定感がベースにあることで、人は自立に向き一歩を踏みだしていけることを感じました。私には関係のない世界で起こっていることではなく、世の中で起こることはどこかで自分とつながっているのだと切に思う1冊でした。