市内を運転していると、きれいなあじさいをたくさん見かけます。
もう満開のものも多いようです。
訪問したお宅で撮らせていただいた写真です。
そのお宅の方と、「雨の日の方があじさいっぽいかな」と話をしましたが、晴れた日のあじさいも色がより鮮やかに見えてきれいだなぁと思って撮影しました(*^_^*)
濃い色や淡い色、いろんな色で、花びらもいろんな形で楽しませてくれますね(^O^)♪
カテゴリー: 地域
広報紙の取材で
広報紙の炭鉱の記憶の取材で、山田地区の上山田にある常盤館におじゃましました。
明治10年くらいからされている旅館で、室内にはとても珍しいものがたくさんありました。
一つ目は電話です。
なんと、線をつなぐと、まだ今でも使用できるのだそうです。
受話器を持つとどっしりとした重量感がありました。
二つ目は、相撲の木戸御免です。
地方の世話人に相撲協会から交付されていたもので、木戸(入口)での入場料の支払いを免除されるのだそうです。
上山田にも大相撲が巡業にも来ていたそうで、上山田小学校には今も相撲体操が受け継がれていることも教えてくださいました。このほかにも、江戸時代、徳川家光将軍の時から35代目くらいまでの、歴代の横綱の手形もあるそうで、また伺ったときに見せていただくことになりました。
炭鉱のことだけでなく、知らなかったことをたくさん教えていただき、とてもワクワク、ドキドキする取材でした。
生活支援・介護予防の体制整備に向けた研修会
今日は、生活支援・介護予防の体制整備に向けた研修会に出席してきました。
午前中は、厚生労働省老健局振興課課長補佐の服部真治さんからの基調説明や、公益財団法人さわやか福祉財団会長堀田力さんの基調講演などがあり、これから目指すべき地域像やそれを実現させるために必要となる協議体のありかたなどについて、イメージを膨らませることができました。
午後からは、第1層協議体のありかたと取り組みを考えるというテーマで、グループワークを行いました。
参加した嘉麻市社協職員4名は、それぞれがが他の市町村のグループに交じって、「どんな地域を目指すか」「そのために、今どのような課題があるか」、「それを解決していくためには、どのような人たちに協議体に参画してもらいたいか」といったことを話し合いました。
今回の研修で、地域のみなさんとともに嘉麻市での地域支援について考えていくことが必要だなと改めて感じました。
なお、嘉麻市社会福祉協議会では、第3回支えあいのまちづくりサポーター養成講座として、6月26日(金)午後1時30分~午後3時30分まで、稲築公民館で、公益財団法人さわやか福祉財団さわやかインストラクターの石井義恭さんを招いて、「新しい地域支援を考える」というテーマで講演いただくことにしています。
多くの市民の方にご参加いただければと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
フォローアップ講座スタート★
今日から、平成27年度第2期市民後見人養成フォローアップ講座がスタートしました。
2月に修了した基礎講座では、16名の方が修了証を受け取られましたが、その中から11名の方と、1期の基礎講座を受講されていた1名の計12名の方から申し込みをいただきました。
まず開講式を行い、嘉麻市保健福祉部高齢者介護課の坪根課長補佐より開会のご挨拶をいただきました。それから、本会事務局長の木山が、本講座の説明を兼ねて挨拶をしました。
オリエンテーションでは、これかれの講座や実習に関しての説明をさせていただきました。
それから、第1回目の講義に入り、成年後見センター・リーガルサポート福岡支部の加藤丈雄司法書士から、「必要な法律の知識について」を学びました。
加藤司法書士には、基礎講座でも何度も講師として来ていただいたのですが、今日は、後見人として活動するうえで実際にどのような法律の知識が必要になるのか、5つの事例をとおして考え、学習しました。
受講されたみなさんは、意見を発表したり、質問したりと、とても熱心に取り組まれました。
これまで学んだことがある知識もありましたが、実際にどのような場合にどう対応するのかを教えていただき、とても勉強になりました。
次回は、17日(水)です。
ボランティア募集情報
織田廣喜美術館では、➀子どもたちの創作活動のサポートをしていただけるボランティア、➁「子どものための昆虫展」のワークショップでのボランティアを募集しています。
➀子どもたちの創作活動のサポート
日時:平成27年6月27日、7月4日、9月5日、10月31日、11月28日、12月5日、1月9日、2月6日
10時~12時(全て土曜日の開催です) ※ご都合の良い日だけで構いません。
内容:子どもの絵画工作教室内の講師や子どもたちの創作活動の補助
備考:動きやすく汚れてもいい服装でお越しください。
➁「子どものための昆虫展」ワークショップのサポート
日時:平成27年8月4日(火)、8月9日(日)、8月23日(日)
9時~16時(日にちにより異なります) ※ご都合の良い日だけで構いません。
内容:昆虫採集、標本制作など児童の作業のサポート、安全管理
備考:動きやすい服装でお越しください。水、タオル、帽子等をご準備ください。
➀、➁とも、場所は、嘉麻市立織田廣喜美術館(嘉麻市上臼井767)で行われます。
関心のある方は、お気軽にお問い合わせください。
≪お問い合わせ・お申込み先≫
かまボランティア・市民活動センター ☎0948-42-0751
第2回稲築地区福祉推進員定例会
午前10時から第2回稲築地区福祉推進員定例会を開催しました。
はじめに、社会福祉協議会会員募集に関するお願いをし、資材を配布しました。
その後の日常の活動の中で感じていることなどの意見交換の中では、サロン活動がマンネリ化してきていることから、新たな取り組みを取り入れるために、他のサロンを見学したいといった意見が出されました。
他の推進員の方からは、見学をしてほかのサロンの良いところを取り入れることも大切だとは思うが、規模やこれまでの歴史、参加者の構成などの違いがある。これまで行ってきた独自色を大事にした活動を続けていくことも大切だと思うといった意見もありました。また、地域の中での孤立を防ぐ取り組みの一つとしてサロンがあることを再確認して、継続していくことが大切といった話もありました。
今後も、各地区で行われているサロンが継続できるような支援を行っていくとともに、例えばサロンに来ることができない方等へのかかわりなど、福祉推進員のみなさんと一緒に考えていきたいと思います。
菊池恵楓園に行ってきました
8月3日に開催する第5回支えあいのまちづくりサポーター養成講座(フィールドワーク)の事前打ち合わせのため、熊本県合志市の国立療養所菊池恵楓園に行ってきました。5月27日に開催した同講座で、講師としてハンセン病のことについてお話された、NPO法人ちくほう共学舎「虫の家」事務局長の髙石伸人さんが案内してくださいました。
始めて療養所に入ったのですが、まず広さに驚きました。
「一つの国」だという言葉を聞いて、「療養所」という世界での生活を強いられ、外に出ることが許されなかった現実を改めて考えさせられました。
勉強会等で、髙石さんに写真を見せてもらったことはありましたが、実際のコンクリート壁を見ました。
当時、入所者の方が逃げ出すのを防ぐために作られたこの壁は2mあったのですが、今は土等を植えられたために、当時ほどの壁の高さはないそうです。ただ、目の前にしてみると、外が全く見えないとても厚い壁で、閉ざされていたということを改めて知らされました。
旧監禁室は、療養所の規則に違反した人が収容されたそうです。
中に入ると、暗く、とても冷たい空気を感じました。
生活する所とは思えない場所で、30日以内の謹慎等が科せられたそうです。
他にも、納骨堂や、火葬場の後、いろいろな場所を見学させていただきました。
その後、所内で暮らす杉野さんご夫婦の部屋にお邪魔し、お話を伺いました。
杉野さんからは、療養所内に保育園ができたことで、今まで静かだったけど子どもの声が聞こえて嬉しいといった話がありました。開かれた場所にし、地域との交流ができるように、入り口からすぐ近くに保育園が建てられ、杉野さんも子ども達とよく話をするそうです。また、家族や親族との関係が全くないことなど辛い思いも話されました。杉野さんは、きれいな所でご飯が食べれていいねという言葉をかけられることがあるそうですが、「家もない人からすればそうかもしれないが、今までの経緯があることをちゃんと知ってもらわなければならない」ということを語られました。見学をして終わりということではなく、差別の歴史等をきちんと勉強しなければならないということを改めて感じました。
8月3日のフィールドワークや10月に予定しているサポーター講座の打ち合わせもさせていただき、市民の方と一緒に勉強したいという私たちのお願いを快く引き受けてくださいました。
最後に、歴史資料館を見学しました。
ハンセン病のことや差別のことについて写真や資料で分かりやすく説明されてあり、ガイドの方が詳しい話もしてくださいました。
8月3日のフィールドワークでは、市民のみなさんと一緒に、この場所で学び、杉野さんが講演もしてくださいます。
多くの方と一緒に勉強できればと思っていますので、ぜひご参加ください。
〈お問い合わせ先〉
嘉麻市社会福祉協議会 ☎0948-42-0751